現代アコースティックジャズの王道を往くダニー・グリセットSAVANT移籍第1弾


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ヴィセンテ・アーチャー(b)、ビル・スチュワート(ds)、デイナ・スティーヴンス(sax)参加 現代アコースティックジャズの王道を往くダニー・グリセットSAVANT移籍第1弾


2006年、ヴィセンテ・アーチャー、ケンドリック・スコットとのトリオによる『Promise』でCRISS CROSSからデビュー。力強く、疾走感にもあふれたモーダルなソロと、歌心あふれるメロディアスな演奏で、存在感を示したダニー・グリセットの最新作が登場。

この10年の間にはCRISS CROSSから5枚のリーダー作を出し、トム・ハレルのレギュラーピアニストとしても確固たる地位を築き、ウォーター・スミスIII世、ジェレミー・ペルトといったアーティストのバンドでも活躍。本作は名門SAVANTからのレーベル移籍第1弾作品になります。

1975年LA生まれ。この10年以上NYを活動の拠点にしてきたグリセットにとっては待望とも言える、本国NYのレーベルからのリリース。しかもベースには朋友ヴィセンテ、ドラムには10年ほど先輩にあたり、パット・メセニー・グループほか数多くのグループですばらしいドラミングを見せてきたビル・スチュワート。そしてフロントには、今NYで最も注目を集めるサックス奏者デイナ・スティーブンス。まさに最高の布陣と言えるでしょう。

作品の魅力を一言でいえば「ジャズの伝統と現代性の美しい融合」。00年代に頭角を現してきたグリセットには、コンテンポラリーなイメージも強いかもしれませんが、各作品では毎回、アメリカン・ソングブック/ジャズスタンダード、また巨匠が残した名曲を演奏。オリジナルと織り交ぜるのがグリセット流でした。





今回も基本路線は変わらず、1曲目は「Woody'n You」からスタート。ビル・スチュワートが繰り出すアグレッシヴかつ、繊細でツボを抑えたドラミングに、スティーブンスのテナーも、グリセットのピアノも快調に繰り出される演奏には、NYのアコースティック・コンテンポラリージャズの理想型があります。

一方、ワルツに編曲された「Prelude To A Kiss」は、グリセットのこれ以上なく美しいピアノが響き渡り、モンクの「Gallop's Gallop」のような曲では、コロコロとしたスウィング感と不協和音が心地よい演奏も。どの曲もこのメンバーならではのスタンダード解釈を楽しむことができます。

そんな中に織り込まれるオリジナルは、言わずもがなのグリセットの個性を活かしたもの。ローズの音がミステリアスな雰囲気をたたえる曲あり、トリスターノの流れを汲んだブルックリン派の音と、マーク・ターナーあたりの先鋭性が加わったようなサックスをフィーチャーし、ピアノソロがテンション高く渦を巻くように繰り出されるM8「Digital Big Foot」のようなナンバーはまさにテン年代の先鋭性を感じさせる演奏となっています。

またバラード演奏にも注目。ローズをフィーチャーした楽曲の後に、配置された6曲目のピアノイントロは、ハービー・ハンコックが見せるロマンティシズムに通じる美しさ。そしてラスト曲「Detour Ahead」はビリー・ホリディの歌唱あり、またビル・エヴァンスの『ワルツ・フォー・デビー』でも演奏された楽曲としてジャズファンの記憶に残る名曲ですが、この珠玉の1曲をトリオで演奏。

訥々とした風合いと流麗なフレーズが絶妙に相まったピアノソロは本当に絶品。最高のラストナンバーとして余韻を残しながらアルバムは幕を閉じます。伝統的なスウィングから、モード、バラード演奏、現代性が混然一体となった全9曲。才能あふれる現代のアーティストによる最高のアコースティックジャズがここにあります。


収録曲


01. Woody'n You
02. Lament for Bobby
03. Prelude To A Kiss
04. Gallop's Gallop
05. Renatus
06. Just Enough
07. A Friend Indeed
08. Digital Big Foot
09. Detour Ahead

Danny Grissett (p, fender rhodes on M5)
Dayna Stephens (sax)
Vicente Archer (b)
Bill Stewart (ds)



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