オーストリアの人気歌姫シモーネ・コップマイヤー待望の新録 お得意のロック、ポップス名曲カヴァーを織り交ぜたジャンルレスな1枚に

枠にとらわれない自由な表現力とナチュラル＆ソウルフルな歌声で魅了するオーストリアの女性シンガー、シモーネ・コップマイヤー。

昨年リリースされた自主制作盤『Soulmates』（2015年録音）では、ボブ・ディラン、ジョン・レノン、マーヴィン・ゲイ、ローリング・ストーンズ、トム・ウェイツ、シンディ・ローパーらの名曲を採り上げていましたが、こちらの最新作でも、ニール・ヤング、ビージーズ、ヴァン・モリソン、CCR、スタイリスティックス、マルーン5といったロック、ポップス、ソウルなどの有名曲をジャジーポップにカヴァー。

ジャンルを問わない現代のスタンダードを歌い込んだ点でも、以前にタイのHitman Jazzに吹き込んだ『Nothing's Gonna Change』を思い起こす人も多いことでしょう。また同作にも参加していたジャマラディーン・タクマ(b)、さらにはジャン＝ポール・ブレリー(g)という、かつてファンク〜フリージャズ界隈で一世を風靡した”ブラザーゾーン”コンビを迎えているのもポイントです。

『Soulmates』と同様に、様々なジャンルの音楽に挑戦してきたシモーネの集大成とも言える1枚となっています。

収録曲

01． Till There Was You (3:55)
02． Lost in Love (4:18)
03． Reality (4:36)
04． Heart of Gold (3:08)
05． That's Why You Go Away (3:22)
06． First of May (4:23)
07． You're My Everything (5:07)
08． Have I Told You Lately (5:36)
09． Have You Ever Seen The Rain (3:37)
10． Lost Stars (4:19)
11． The Morning Sun (4:23)

Simone Kopmajer (vo)
Jean-Paul Bourelly (g)
Paul Urbanek (p,key)
Jamaaladeen Tacuma (b)
Reinhardt Winkler (ds)
Margarethe Deppe (cello)