1972年ニューヨークでの”天上ライヴ”至福の全1曲51分 ジャイルス・ピーターソンも「サン・ラー史上五指に入る逸品」と太鼓判を押す超弩級盤

ジャイルス・ピーターソンも「サン・ラー史上五指に入る逸品」と太鼓判を押すほどの超弩級盤。1972年ニューヨークでの天上ライヴ 至福の全1曲51分！

これぞ近年のサン・ラー発掘音源の中でも最上級の逸品！ 72年7月にニューヨークのジャズクラブ「Slug's Saloon」で行なわれたソーラー・アーケストラ名義でのライヴ音源で、録音されたまま長らく未発表となっていた代物だ。

2015年にデジタル配信のみで世界初リリースされ、その内容の素晴らしさにファンが狂喜した本レコーディングは、これまで長きに渡ってサン・ラーの公認リイシューを精力的に手掛けてきた英Art Yard社が2016年末にアナログリリース。晴れて正式なサン・ラー・ディスコグラフィに加わった。今回それをここ日本のみでCD化できる喜びを遥か土星のラーにも届けたい！

マーシャル・アレン(as) やジョン・ギルモア(ts)、ダニー・レイ・トンプソン(bs) といったおなじみのメンバーで構成された総勢17名の絢爛たるアーケストラに、ここではジューン・タイソンのヴォーカルを大フィーチャー。50分以上にわたってゆったりとスウィンギーに反復される心地よいバックの上を伸びやかに舞うジューンの歌声とサン・ラーの高らかなアジテーションは、星々の瞬く広大で深淵な宇宙を想起させる。

“難解じゃないサン・ラー”を記録した美しき名演である本作を、ジャイルス・ピーターソンは「僕が聴いたサン・ラー作品の中でもベストの曲であり、アルバムのひとつ」と絶賛し、あの『Space Is The Place』や『Lanquidity』と共に“サン・ラーのTOP5アルバム”に選んだ。それも納得の内容。聴けばすべてがわかる！

■日本限定CD化
■紙ジャケット仕様

収録曲

01. I Roam The Cosmos (51:18)

Danny Davis (as,cl)
Marshall Allen (as,fl,piccolo fl)
Ronnie Boykins (b)
Eloe Omoe (b-cl)
Danny Ray Thompson (b-sax)
Harry Richards (ds)
Lex Humphries (ds)
Robert Underwood (ds)
Tommy Hunter (ds)
Sun Ra (key)
James Jacson (oboe)
Alzo Wright (per)
Atakatune (per)
Odun (per)
John Gilmore (ts)
Akh Tal Ebah (tp)
Kwame Hadi (tp)
June Tyson (vo)