女性ジャズ・ピアニストの先がけ 大西順子が復活!
6年ぶりの新作&旧作SHM-CD再発が同時リリース
日本のジャズの牽引者として活躍し、近年の女性ジャズ・ミュージシャン・ブームの先駆け的存在として、人気実力ともに日本ジャズ・シーンのトップに君臨しつづけてきたジャズ・ピアニスト 大西順子。突然の引退宣言から3年、昨年の東京Jazzで復活。6年ぶりとなる大西順子のソロアルバムが登場します。今回は王道モダンジャズの大西のピアノを菊地成孔が調理、今までにないアシッド感とモダンジャズとの共演が実現した。■ SA-CDハイブリッド仕様
収録曲
01. Tea Time 2
02. Blackberry
03. Tea Time 1
04. Chromatic Universe
05. GL/JM
06. The Intersection
07. Callorine Champtier
08. Malcolm Vibraphone X feat. N/K OMSB
09. U Know feat. OMSB JUMA 矢幅歩 吉田沙良
10. Fetish
また、この新作『Tea Time』がリリースされるにあたり、旧譜の全10タイトルを、1タイトルを除いて初のSHM-CD仕様にて再発。
大西順子
1967年4月16日、京都生まれ。東京に育つ。
1989 年、ボストン、バークリー音楽大学を首席で卒業、ニューヨークを中心にプロとしての活動を開始し、ベティ・カーター(vo)、ジョー・ヘンダーソン(ts)、ジャッキー・マクリーン(as)、ミンガス・ビッグ・バンド、ミンガス・ダイナスティらと共演する。1993年1月、デビュー・アルバム『ワウ(WOW)』を発表。大ベストセラーとなり、同年のスイングジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞日本ジャズ賞を受賞。
94年4月、セカンド・アルバム「クルージン」が米国ブルーノートより発売される。5月、NY の名門ジャズ・クラブ”ビレッジ・バンガード”に日本人として初めて自己のグループを率いて出演し、1 週間公演を行う。同公演を収録した、『ビレッジ・バンガードの大西順子』は、スイングジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞銀賞、出光音楽賞を受賞。 95年のスイングジャーナル誌読者投票では、<ジャズマン・オブ・ジ・イヤー>をはじめ、<アルバム・オブ・ジ・イヤー><コンボ><ピアノ>の4 部門を受賞。人気実力ともに日本ジャズ・シーンのトップに昇りつめる。
その後日本のジャズの牽引者として縦横無尽の活躍を果たし、近年の本格的な女性ジャズ・ミュージシャン・ブームの先駆けともなるが、2000年3月の大阪公演を最後に突然の長期休養宣言。 そして2007年、多くを語らず活動再開。かつての力強く、グルーヴ感あふれるプレイに加えて、繊細さも兼ね備えたダイナミズムあふれる演奏は、大きな話題を呼ぶ。
2009年7月、実に11年ぶりのアルバム『楽興の時/Musical Moments』よりリリース。11 月にはベルリン・ジャズ・フェスティヴァルに自己のトリオで出演。
2010年2月、『楽興の時』がフランスにてリリース。3月には、ユニバーサル移籍第一弾となる新作を、かつてプロとしてのキャリアをスタートさせたニューヨークでレコーディング。同世代のファーストコールのミュージシャンをずらりと揃え、ダイナミックでリッチなアコースティック・ジャズ・サウンドを存分に披露。7月28日に日本先行発売されるこの新作は、まさに大西順子の新たなフェイズの始まりを十分に感じさせるものであり、今後その活躍は日本国内のみならず、海外でも大いに期待される。
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。