コメダ「ローズマリーの赤ちゃん」を含む前作『Zagrajcie Swoja Muzyke』が話題となった新進気鋭のポーランド俊英ピアニスト、ヴィトルト・ヤニアク率いるトリオの第2作。流麗なピアニズムがピンと張りつめた空気を震わせ、甘美で哀愁たっぷりのメロディが心に染み入る。

Witold Janiak (p) / Rafal Rozalski (b) / Kamil Miszewski (ds)

ポーランドの新世代トランペッター、ヴォイチェフ・ヤフナ率いるカルテットのデビュー作。ピアニスト、ヤネク・チホツキの透明感溢れるプレイにも注目。

Wojciech Jachna (tp,flh) / Jacek Cichocki (p) / Mateusz Krawczyk (ds) / Pawel Urowski (b)

ポーランド北部のグダニスク地方から飛び出した若手ジャズクインテット、アルゴリズムのデビュー作。変拍子を多用したポストバップ・スタイルに伝統と革新の交差を感じさせる。

Emil Miszk (tp) / Piotr Chccki (ts) / Szymon Burnos (p) / Krzysztof Slomkowski (b) / Slawek Koryzno (ds)

ポーランドのピアニスト、ヴォイチェフ・マイェフスキーが2管クインテットで2001年に吹き込んだ入手困難盤が再発。主役のリリカルなピアノ、そして父ロベルトとトマシュ・シュカルスキの2管フロントラインによる熱気溢れ、ときに哀愁漂うプレイが彼の地らならではのメランコリックなムードを運ぶ。

Wojciech Majewski (p) / Robert Majewski (tp) / Tomasz Szukalski (ts) / Marcina Jahr (ds) / Pawel Pantak (b)
2001年作品