1988年にセシル・マクビー(b)、フェローン・アクラフ(ds)と結成して以来一度もメンバー交代することなく、日本国内はもちろん世界各地で意欲的に演奏活動を続けてきた山下洋輔ニューヨーク・トリオの結成25周年記念アルバム。今年2月にニューヨークでレコーディングした本作は、25周年を記念する新曲を多数収録。ライナーノーツはモダン・ジャズ評論の第一人者であり、山下洋輔とも交流が深い相倉久人氏が執筆。11月には山下洋輔ニューヨーク・トリオ結成25周年記念コンサート・ツアーを実施！

1988年7月、スイート・ベイジルでライヴ録音された、レギュラー・トリオの記念すべき1stアルバム。

強力なリズム・セクションと熱い山下ジャズの真髄が堪能できる、1989年録音のトリオ編成での2nd。スタンダードをフォービートからフリーフォームまで縦横無尽に変幻する演奏で聴かせる傑作。

「さくらさくら」や「ゆりかごの唄」といった日本の古謡やわらべ唄をジャズに昇華させた意欲作品。ヴァーヴ移籍第1弾の1989年録音盤。懐かしいわらべ唄をジャズ・スタイルで新鮮に聴かせる。

ジャズ・ディスク大賞日本ジャズ賞を受賞した1992年録音作。注目のテナー・サックス奏者ジョー・ロヴァーノをゲストに迎え、全曲オリジナル楽曲を収録。タイトル曲ほか、名曲ぞろいの一枚。

北米、ヨーロッパ・ツアーを盛況のうちに終えたニューヨーク・トリオの、結成8年目の1995年に発表された作品。穏急自在のまさに阿吽のプレイが素晴らしい、グループの新境地的一枚。