人気2テナー・チーム、アル＆ズートがニューヨークの名門ジャズ・クラブ「ハーフノート」で録音した傑作ライヴ盤。「恋人よ我に帰れ」「イット・ハッド・トゥ・ビー・ユー」などおなじみのスタンダードでスインギーな演奏を聴かせる。後半2曲には人気アルト奏者フィル・ウッズも参加している。

実力派白人ピアニスト、アル・ヘイグが70年代に復活して、イギリスのスポットライト・レーベルに残したピアノ・トリオの大傑作。オープニングを飾るシダー・ウォルトン作の「ホリーランド」ほか記憶に残る名演揃い。ジャズ・ファン必携の一枚。

自己のブルーノート名義のアルバムでも知られるラテン・パーカッショニスト、サブーを大フィーチュアしたブレイキー＆メッセンジャーズのジュビリー盤。フロントを努めるビル・ハードマン、ジョニー・グリフィンのエキサイティングなプレイも聴き応え充分。

3管編成ジャズ・メッセンジャーズによるハリウッドのライヴ盤。モード的なアレンジを取り入れたサウンドが、新しい時代を予感させる。オリジナル未収録の2曲をボーナス・トラックとして収録。

ミュージカル「ゴールデン・ボーイ」を題材に、リー・モーガン、フレディ・ハバード、ウェイン・ショーターらが参加した超豪華な11人編成のアルバム。ブレイキーの柔道着のジャケは、一度見たら忘れられないインパクトがある。原盤は、今まで紹介されることが少なかった珍しいコルピックス盤。

大スタンダードがズラリと並んだ人気盤。「モーニン」は、作者ボビー・ティモンズ他、リー・モーガン、ベニー・ゴルソンとオリジナル・メンバーが3人参加しているが、トランペット・ソロはリーダーのファーマー。ブルーノートのリーのソロと聴き比べてみるのも面白い。「ファイヴ・スポット・アフター・ダーク」は有名なサヴォイのカーティス・フラー盤の1週間前の録音でこちらが初演。他にもハード・バップを代表する錚々たるメンバーが参加しており、ゴルソンを中心した当時のミュージシャンの相関関係が伺える。

50年代にアート・ファーマーが残した大傑作。盟友ベニー・ゴルソンの参加とアレンジを得て、ファーマーがファンキーでソウルフルなプレイを繰り広げます。加えてもうひとつの聴きどころがビル・エヴァンスとの共演。このようなファンキー・セッションに彼が顔を出した例はほかにありません。いつものリリカルなプレイを強調しつつ、ブルージーなタッチを響かせるところが興味深いし、貴重なセッションを記録。

オメガ・テープに残された天才アルト・サックス奏者の幻の録音。アート・ペッパーは50年代の半ばに数多くの名アルバムを残していますが、これらの演奏はオリジナルの形ではオープンリールのテープで発売になった珍しいもの。豊かな成熟とともに、ひらめきに満ちたペッパーのフレージングのなかに、彼の天才性をみることができます。「ビギン・ザ・ビギン」「そよ風と私」などの明るさと、そのなかに垣間見ることのできる一抹の哀感がたまらない。若きペッパーが達した、ひとつの頂点の記録でもあります。

アート・ペッパー生涯最高のソロを繰り広げます。ラス・フリーマンを中心にしたレギュラー・リズム・セクションをバックに従えての壮絶でクリエイティヴなプレイは、ジャズ史を彩る永遠の名演。アルト・サックスの巨人アート・ペッパーの最高傑作といわれるアルバム。白人アルトの最高峰アート・ペッパーの代表作は1950年代に集中している。その中でも、ウエスト・コースト・ジャズの名手を従え、ワン・ホーン・カルテットで録音されたこのアルバムは、ペッパーのアドリブ芸術の頂点を記録した作品として名高い。ここでは天才と呼ぶに値する、ひらめきにあふれたメロディアスな美しいアドリブの名演がくり広げられています。

白人アルト・サックスの最高峰アート・ペッパーが全盛時代に録音した傑作。絶頂期にあった1956年の作品。気心知れたジャック・シェルドンとの2管クインテット、寛いだ雰囲気の中にもスリリングなプレイ。ペッパーならではのスタイルで演奏されたお馴染みのスタンダードも出色。ペッパーは破滅型の天才芸術家で、再三ドラッグ中毒により療養所に入退所をくり返しました。1956年6月に退所後、このアルバムを皮切りに生涯に残る名作を次々に録音。トランペットのジャック・シェルドンをはじめ、ウエスト・コースト・ジャズを代表するジャズメンと共演したクインテット編成で、ペッパーが天才のひらめきを遺憾なく発揮した名演集。

リー・モーガン、ベニー・ゴルソン、フィリー・ジョー・ジョーンズらが集合したハードバップの大名盤。今回はコレクターズ・アイテムである激レア・ジャケットで発売。さらにゴルソン、ボビー・ティモンズが参加した「モーニン」他貴重なヨーロッパ録音4曲を追加収録。

スイングの王様が絶頂期に往年のヒット・チューンを再録音した“ハイ・ファイ”セッションの全貌がここに。バンド・テーマ「レッツ・ダンス」を始め、「サヴォイでストンプ」「エア・メイル・スペシャル」などの名曲がコンボとビッグ・バンドで収められています。

同名映画サントラ曲をクリアなスタジオ録音でキャッチしたBGの決定盤。選曲はまさにスウィング黄金時代のヒット・メドレー。ハリウッド産ジャズ映画の中でも評判の高かった一作が、テレビの人気キャスターとして知られるスティーヴ・アレンを主役にした『ベニー・グッドマン物語』でした。その映画で使われたグッドマンのヒット曲を、本人がキャピトルのスタジオでベスト・メンバーを集めて再録音したのがこの作品。往年の名曲がよりよいサウンドで生まれ変わったことから発売当時も大反響を呼びました。

ボブ・ブルックマイヤーは、本来バルブ・トロンボーン奏者ですが、ピアノもなかなか。そんなブルックマイヤーが、ビル・エヴァンスと楽しいピアノ・デュオを繰りひろげるという、異色の企画盤。豊かな音楽性をもっているふたりのプレイは、まさに一心同体。2台のピアノが融け合った美しい響きを耳にすることができると同時に、お互いが主張するところは主張しあい、息の合った楽しい演奏が展開されてゆきます。

クールなリリシズム、そして最高のインタープレイで独特の表現、奥深いまでの演奏。これこそジャズ最上のセッション、まさに最高傑作。ピアノとギターのデュオによる傑作。ジャズの数あるデュオ・アルバムの中でも最も有名なアルバム。同世代のアーティストであるピアニストのビル・エヴァンスとギタリストのジム・ホール。彼らはそれぞれの楽器の革新者であり、すでに名を成していた両者が繊細で重厚なデュオ演奏をくり広げました。「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」をはじめとする名曲を取りあげ、バラードを主体としながらも、スリリングなインタープレイが展開。

共にレスター・ヤングの影響を受けた白人テナー・サックスの両雄が残した名バトル・セッション。二人の共演はパシフィック・ジャズの『ジャスト・フレンズ』でもおなじみだが、ここでも息がぴったり合った演奏を繰り広げている。オープニングの「コットン・テイル」のスリリングな応酬は素晴らしい。

都会的で洗練された味を持つ白人トランペッター、ボビー・ハケットが名トロンボーン奏者“ビッグT”ことジャック・ティーガーデンと組んだトラッド・ジャズの名盤。「ザッツ・ア・プレンティ」のユーモア溢れる掛け合いが素晴らしい。

ブッカー・アーヴィンがパシフィック・ジャズ・レーベルに残したもう1つの傑作。フレディ・ハバード、チャールズ・トリヴァーらが参加したブラス・アンサンブルをバックに「ハーレム・ノクターン」「想い出のサンフランシスコ」などを朗々と演奏する。

ミンガス・バンドで活躍した骨太テナー、ブッカー・アーヴィンの傑作。チャールズ・トリヴァー、ジョン・ヒックスが参加。オリジナル・アルバム未収録の4曲を追加収録。

23歳の若さで亡くなった天才トランペッターの初リーダー・アルバム。当時在籍したマックス・ローチ・クインテットとのセッション。リトルは熱気溢れる溌剌たるソロを聴かせている。

モダン・ジャズ・ピアノのトビラを開いた歴史的な傑作。“ピアノのチャーリー・パーカー”と呼ばれたバド・パウエルは、モダン・ジャズ・ピアノの開祖。モダン・ジャズのピアノ・トリオ・スタイルを築いた作品がこれ。ベースのジョージ・デュヴィヴィエとカーリー・ラッセル、ドラムのアート・テイラーを従えた2つのレコーディングを収録。ほとばしるジャズ・スピリットと驚異的なテクニックが合致した至極の名演が聴けます。

ビートルズ『マジカル・ミステリー・ツアー』の発売に合わせて企画された、西海岸の名手の60年代後期ロック〜ポップ・ヒット集。『マジカル〜』からのナンバーをA面（CD前半）に、バート・バカラック、アソシエーション、モンキーズらの個性的なヒット曲をB面（CD後半）に収録。

西海岸のアルト・サックス（及びフルート）の名手が60年代に残した最初のポップス・ヒット・カバー集!同僚のスター・トランペッター、チェット・ベイカーも参加。発売されたばかりのビートルズ『ラバー・ソウル』の2大バラッド、「ミッシェル」「ガール」他、ストーンズ、バーズ、ラヴィン・スプーンフルらの大ヒット曲など超魅力的な選曲。

『ミッシェル』と対をなすバド・シャンク〜チェット・ベイカーの60年代ポップス・ヒット・カバー集第2弾。ママス＆パパスのタイトル曲以下、ハーマンズ・ハーミッツ、ピーター＆ゴードン、ラヴィン・スプーンフルらの超魅力的な大ヒット曲に加えてビートルズ『ノルウェーの森』も収録。

西海岸の人気サックス／フルート奏者、バド・シャンクによる映画音楽の巨匠ミシェル・ルグランの作品集。ルグラン自身がアレンジ／ピアノを担当している。「ロシフォールの恋人たち」「シェルブールの雨傘」が素晴らしい。

超絶技巧のドラムの神様が率いる重量級ビッグ・バンドのバディ・リッチ・ビッグ・バンド華麗なる代表作。ビートルズの「ノルウェーの森」のカヴァーも大人気。

超絶技巧のドラムの神様のファンキーでスリリングなビッグ・バンド・アルバム。冒頭の「マーシー・マーシー」から迫力あるサウンドが堪能できる。アート・ペッパーの参加にも注目。

エドゥアルド・デル・バリオ(key)、カルロス・ヴェガ(ds)、スティーヴ・タバローニ(sax)などを中心としたサウンド・クリエイター集団の77年作品。アース・ウインド＆ファイアのラリー・ダンがプロデュースを手がけ、ラテンのリズムとファンキーなグルーヴが合体したサウンドは絶品。タイトル曲にはダイアン・リーヴス(vo)が参加。

ファンキー・ジャズの代表的アルト奏者キャノンボール・アダレイが、『ライヴ!』と同じくデヴィッド・アクセルロッドのプロデュースで録音した熱気溢れるライヴ盤。現在も強い人気を誇る「ウォーク・トール」「74マイルズ・アウェイ」などの名曲を含む。

キャノンボール・アダレイがボサ・リオ・セクステットと共演した、貴重な演奏。ジャズ・ボッサの最高傑作！あえてブラジルのナンバーばかりを選び、ふだんのソウル・ジャズとはひと味違う、リリカルなメロディストとしての一面をみせる。セルメン以下の本場プレイヤーによる、クールなサポートも印象に残る。ハード・バップ、そしてファンキー・アルトの巨人キャノンボール・アダレイが、ボサノヴァ・ブームの最中にレコーディングしたジャズ・ボッサの名作。若き日のセルジオ・メンデス率いるボサ・リオ・セクステットとの共演。アントニオ・カルロス・ジョビン作曲の「コルコヴァード」「ワンス・アイ・ラヴド」、参加メンバーのオリジナルなどを収録。当時録音された数多くのジャズメンのボサノヴァ作品の中でも、人気の高い作品。

ナット・アダレイ、チャールズ・ロイドらレギュラー・クインテットによるLAの“シェリーズ・マン・ホール”でのライヴ盤。大ヒット・ナンバー「ワーク・ソング」のエキサイティングなライヴ・ヴァージョンを収録。プロデュサーはデヴィッド・アクセルロッド。

おなじみのミュージカルを題材に歌心あるソロを聴かせるキャノンボール充実期の作品。チャールス・ロイドのロマンティックなフルートと絡んだ「ナウ・アイ・ハヴ・エヴリシング」の美しいバラッド・プレイは聴きもの。キュートなジャケットも印象的。

キャノンボールが残したもう１つの「枯葉」。他にも「黒いオルフェ」「星影のステラ」などのラヴ・ソングをゴージャスなストリングスをバックに美しい音色で歌い上げる。ナット・アダレイ、ジョー・ザヴィヌルも参加。

ジョー・ザビヌルを擁したキャノンボール・アダレイ最強クインテットによる大ヒット・ファンキー・アルバム。大ヒットしたファンキー・チューン「マーシー・マーシー・マーシー」の決定版が聴ける傑作ライヴ。アルト・サックスの巨人キャノンボール・アダレイは、弟のコルネット奏者ナット・アダレイを迎えた自己のクインテットを率い、ハード・バップからソウル・ジャズへ移るジャズ・シーンをリードした。ソウル・ジャズの全盛期に生まれた大人気作がこれで、当時はタイトル曲を作曲したジョー・ザビヌルがレギュラー・ピアニスト。

マイルス･デイヴィス・バンド在籍中に録音したワン・ホーンの傑作。ウィントン･ケリー他、マイルス・バンドのリズム・セクションがバックを務めている。スタンダードが多い選曲は、聴いていて楽しい。この収録の前日、キャノンボールはマイルスの名作『カインド・オブ・ブルー』のレコーディングに参加している。

キャノンボールはマイルス・デイヴィス･グループから独立後、弟ナット・アダレイとレギュラー・バンドを復活し、ファンキー時代を代表する名作を残している。中でもこのアルバムはナットが作曲した「ワーク・ソング」、ピアニスト、ボビー・ティモンズによる「ダット・デア」という二大ヒット曲を含む大人気盤。

ホレス・シルヴァーの名作『ソング・フォー・マイ・ファーザー』にも参加しているトランペッター、カーメル・ジョーンズの魅力的なデビュー・アルバム。彼は端正で美しいフレージングの持ち主で“クリフォード・ブラウンの再来”と言われていた。じっくりとワン･ホーンで歌い上げている「降っても晴れても」が素晴らしい。

ジャズ・ピアノの鬼才が残したあまりに衝撃的なデビュー作。フリー・ジャズはここから始まった。ジャズ・ピアノの鬼才セシル・テイラーが1955年に残したこのデビュー作はあまりに衝撃的。現代音楽から触発された音楽性を駆使して、ここでの彼は極めて先進的な演奏を披露。スティーヴ・レイシーを含むカルテットは、従来のジャズが有していた概念を無視するかのように独自の手法で斬新なプレイを重ねていきます。まさにタイトル通り、ジャズを大きく前進させる一枚。

ミンガスがリーダーを務めている唯一のピアノ・トリオ・アルバム。偉大なる武闘派ベーシストとハードバップの人気ピアニストの意外な出会いが最大の聴きどころ。この曲にしては珍しくミディアム・テンポでスインギーに演奏される「イエスタデイズ」が光っています。

パーカー絶頂期の姿をとらえたダイアル・レコーディング。パーカーの西海岸での足跡をたどれる作品ビ・バップ・ムーブメントの中心をなす存在だったチャーリー・パーカー。その短かった生涯のなかで、最高のプレイが記録されているのが、ダイアル・レーベルである。若きマイルス・デイヴィスを従えた1946年の吹き込みから、朦朧とした意識のなかでプレイされた、有名な“ラヴァー・マン”セッション。半年の入院をはさんで、見事なカムバックをとげた47年2月の録音まで、この時代のパーカーの西海岸での足跡を忠実にたどることができます。

パーカー絶頂期をとらえたダイアル・レコーディング。NYへ戻ってからの名演が堪能できます。チャーリー・パーカーの絶頂期の姿がとらえられているダイアル・レコーディング。1947年4月、西海岸からニューヨークへもどっておこなわれたセッションの数々はレギュラー・コンボを中心にしていることもあって、パーカーのサックス・プレイはもとより、バンドとしてのまとまりもよく感じさせるものになっています。「エンブレイサブル・ユー」「マイ・オールド・フレーム」をはじめとするバラード・ナンバーも、いずれも超名演と呼べるもの。

チェット・ベイカー最大のヒット作。シンガーとして魅力あるチェットが残したヴォーカル・アルバムの傑作。中性的でアンニュイなムードが絶妙。最も有名なジャズ・ヴォーカル・アルバムのひとつ。大人気ラヴ・ソング「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」の決定版が収録されていることで有名です。ウエスト・コースト・ジャズ全盛時代の作品で、トランペット奏者/シンガーのチェット・ベイカーは当時ウエスト・コーストのヒーローでした。録音にはピアノのラス・フリーマンなどベイカー・カルテットのメンバーが参加。チェットのクール＆ロマンティックな歌と演奏が収録されています。

チェットの決定的代表作。絶妙なリリシズム、哀愁漂うヴォーカル・スタイル。歌心溢れるトランペット・プレイ。ウエスト・コースト・ジャズの頂点を記録した作品。ウエスト・コースト・ジャズのヒーロー、チェット・ベイカーの『チェット・ベイカー・シングス』に続く人気アルバムが、この『チェット・ベイカー・シングス＆プレイズ』。チェットは1953、54年にダウンビート誌人気投票のトランペット部門でポール・ウィナーを獲得。その絶頂期の55年に録音。ストリングス・オーケストラ入りとカルテットの2つのセッションを収録。クールなヴォーカル＆トランペットの名唱名演が聴けます。

現代を代表する名ジャズ・ピアニスト＝チック・コリア若き日の名作。ミロスラフ・ヴィトゥスにロイ・ヘインズという強力なリズム・セクションを得て新時代のトリオ・ジャズに挑む姿が眩しい。ビル・エヴァンスもモード手法やインタープレイをさらに進化させた「マトリックス」は、この時代にチックが残した最高傑作。激しいタッチと無機質的なフレージングはフリーをも視野に入れたもので、それでいて心安らぐところに味があります。

60年代に登場したエヴァンス派ピアニストの代表格、クレア・フッシャー初期の傑作。オープニング・トラックの「ナイジェリアン・ウォーク」の名演も名高い。共演のゲイリー・ピーコックも強力。

エヴァンス派のピアニストが奏でるメロウでリリカルな美しいボサノバ。数々の有名ミュージシャンにカヴァーされた名曲「ペンサティヴァ」の本人リーダーによる初録音も収録。

エヴァンス派ピアニスト、クレア・フィッシャーがスインギー＆ソウルフルなソロを聴かせる名盤。エリントンの「昔はよかったね」や哀愁あふれる「ウェイ・ダウン・イースト」が素晴らしい。

31歳の若さで亡くなったエディ・コスタの追悼コンサートの実況録音盤。クラーク・テリー・カルテットとコールマン・ホーキンス・セクステットによる演奏が収められている。ホーキンスのバンドにソニー・クラークが参加していることでも貴重。

天才クリフォード・ブラウンがパシフィック・ジャズに残した傑作アルバム。クリフォード・ブラウンがマックス・ローチとクインテットをLAで結成したのは1954年春のこと。どちらもニューヨーク派のミュージシャンでした、彼らはしばらく同地で活動を継続していきます。そんな時期にブラウンを中心にしてレコーディングされたのがこの作品。ウエスト・コーストを代表するミュージシャンとの共演ということで、ここでのブラウンはローチとのバンド以上に張り切ったプレイを披瀝。

“ジャズ・テナーの父”ホーキンスが、ストリングスをバックにリラックスした演奏を聴かせるキャピトルの隠れた秀作。シャンソンの名曲「枯葉」、ＣＭでも知られている名曲「ストレンジャー・イン・パラダイス」など、どのナンバーにおいても暖かい音色に包まれたホークの素晴らしいソロが味わえる。しみじみとしたバラードがお好きな人にもオススメ。

世界最高峰のビッグ・バンド＝カウント・ベイシー楽団の超人気アルバム。カウント・ベイシー楽団が全盛期を迎えたのはレスター・ヤングを擁した1930年代後半ですが、それに続いて充実していたのがこの作品を吹き込んだ1950年代後半。人気と実力を兼ね備えたメンバーに囲まれて、ここではベイシーがいつも以上にスインギーな演奏を現出してみせます。これはまさに“原爆級”のベイシー・サウンド。「リル・ダーリン」を始め、ニール・ヘフティの作編曲で固めたレパートリーもご機嫌。

「007のテーマ」がカウント・ベイシー楽団によってカッコよく変身。おなじみの「ジェームス・ボンドのテーマ」「ロシアより愛をこめて」などのカヴァーがスインギーに演奏される。ジャケも雰囲気抜群。

リー・モーガン、ハンク・モブレー、フラーのフロントにトミフラ、チェンバース、エルヴィンのリズムという、ハードバップ・オールスターズによる傑作。編曲はベニー・ゴルソンとジジ・グライス。この二人の素晴らしいアレンジによって、ファンキーでかつ、知的で繊細な雰囲気を持つ名盤となった。このアルバムもモダン・ジャズ・ファンは要チェックの一枚。

ビッグバンド・ファンのみならず全ジャズ・ファン必聴！ 変拍子の神様エリスが野望を実現した奇跡のビッグ・バンドのデビュー・ステージを記録した大傑作ライヴ・アルバム。壮絶なオープニング曲はなんと19拍子。この難解な変拍子の曲を、スインギーに演奏しているのが素晴らしい。リーダーの表現力豊かなトランペット・ソロも聴きもの。

50年代から活躍する人気トランペッターが幻のレーベルに残したワン・ホーンの名盤。トランジションにドナルド・バードが残した2作目。今回はワン・ホーン・カルテットということもあって、グループ・サウンドよりもバードのプレイに前作以上のスポットライトが当てられています。お馴染みのバラードを中心に選曲されているところも、彼の魅力を一層際立たせます。クリフォード・ブラウンの後継者として注目を集め始めていたバードが、その実力をハード・バピッシュなプレイの中で遺憾なく発揮した快作。

夭折の天才ベーシスト、ダグ・ワトキンスが幻の名レーベル＝トランジションに残した稀少なリーダー作。ドナルド・バード、ハンク・モブレーら当時の新鋭も顔を揃え素晴らしい演奏を繰り広げている。ワトキンスはジャズ・メッセンジャーズの初代ベーシストであり、名盤『サキソフォン・コロッサス』にも参加しているが、27歳の若さで自動車事故によりこの世を去った。

ジャズ界を代表する3人によるピアノ・トリオの決定盤。ジャズ・オーケストラ界の最高峰デューク・エリントンが、モダン・ジャズ界のベースのチャールス・ミンガス、ドラムのマックス・ローチと共演した傑作アルバム。意外な共演が実現したドリーミーな作品で、ビッグ・ネーム同士の重量感あふれるスリリングな演奏がくり広げられます。エリントンはミンガスのアイドルだした。エリントンがピアニストとしての秘めたる実力をいかんなく発揮したピアノ・トリオ・ジャズの超名盤でもあります。

夭折の天才ピアニスト／ヴァイブ奏者、エディ・コスタが残した傑作。低中音域を生かしたソロが素晴らしい「イエスタデイズ」は名演。タル・ファーロウ・グループの盟友ヴィニー・バークの好演も見逃せない。

超絶技巧のトロンボニストと西海岸の名手が最高のプレイを披露した傑作。ウエスト・コーストならではのアンサンブルの妙と各人の卓越したソロが満喫できる。ケントン・プレゼンツ・シリーズの一枚。

スタイリッシュでクールな雰囲気が人気のピアニスト、ジョージ・シアリングのボサノバ・アルバム。「ワン・ノート・サンバ」「デサフィナード」といったおなじみの曲の他、このアルバムのアレンジを手掛けたクレア・フィッシャーの名曲「ペンサティヴァ」を収録。

まさに西海岸ジャズを確立した記念碑的な名盤。人気トランペッター＝チェット・ベイカーとの絶妙なコンビネーションも最高。10インチ盤で発売されたパシフィック・ジャズの2枚を中心としたオリジナル・ジェリー・マリガン・カルテットによる初期演奏集。このグループの成功が西海岸ジャズを決定付けたと言っても過言ではないほど。10インチ中心だった音源が集められた点でもファンにとって非常に有り難い。マリガンとベイカーのコンビネーションが、当時の東海岸におけるサックス＆トランペットのコンビネーションとまったく違う響きになっている点にも要注目。

ジジ・グライスとドナルド・バードの2人が中心となって結成されたグループ、“ジャズ・ラブ”（ジャズ・ラボラトリー）。短期間の活動でアルバムの数も少ないためコレクターにとっては垂涎の作品となっている。1曲目はエディ・コスタの名演でも知られるグライスのオリジナル「ブルー・ライツ」。リラックスした演奏が楽しい。

サッチモ、ガレスピー、パーカー、モンクらの名曲がギル・エヴァンスのクールなアレンジで魅力的に甦る。大フィーチュアされたキャノンボール・アダレイの好演も光る。

ガーシュウィンによる有名なフォーク・オペラ「ポーギーとベス」をジャズ化したアルバムというのは数多いけれども、それらの中にあってハンク・ジョーンズのアルバムは、もっとも気軽に楽しむことのできる1枚といえるでしょう。おなじみの「サマータイム」をはじめとする名曲の数々を、いずれも彼なりのセンスで小粋にスイングさせてゆきます。ハンクの弟にあたるエルヴィン・ジョーンズも的確なリズム・サポートを聴かせています。

ジャズ・フルートの人気者ハービー・マンが、お得意のブラジルをテーマに吹き込んだラテン・ジャズの快作。おなじみの「ワン・ノート・サンバ」「ミーニャ・サウダージ」他、魅力的な楽曲が並んでいる。メンバーもデイヴ・パイク、ウィリー・ボボと役者が揃っている。

ジャズ・フルートの人気者ハービー・マンが、お得意のブラジルをテーマに吹き込んだラテン・ジャズの快作。おなじみの「ワン・ノート・サンバ」「ミーニャ・サウダージ」他、魅力的な楽曲が並んでいる。メンバーもデイヴ・パイク、ウィリー・ボボと役者が揃っている。

ハリウッドのファースト・コールのギタリスト、ハワード・ロバーツがおなじみの映画音楽やポップ曲をカヴァーしたゴキゲンなアルバム。肩の凝らない気軽に楽しめる作品でラウンジ系ファンにも人気。オルガンはあの巨匠デイヴ・グルーシン！おススメは７曲目の「恋はリズムに乗って」。グルーヴィで快調なギターとオルガンのコラボが最高！ジャケもいい。

LAの名門ライヴハウス「ライトハウス」の音楽監督ハワード・ラムゼイが率いる西海岸オールスターズが、同地を訪れたディジー・ガレスピー・バンドのピックアップ・メンバーと白熱したセッションを展開。リー・モーガン、ベニー・ゴルソン、ウィントン・ケリーなど豪華メンバーも勢揃いした人気盤。

名アルト奏者ジャッキー・マクリーンの初リーダー作で、通称“ネコのマクリーン”と呼ばれている人気盤。愛娘の名前を付けた「リトル・メロネエ」は初期の代表的オリジナル。後に名作『レフト・アローン』を共作するマル・ウォルドロンと初セッションの記録。

人気のスーパー・グループが’62年に西海岸の名門ジャズ・クラブ、ライトハウスで録音したファンキーなライヴ盤。ブルーノート盤で名高いジャッキー・マクリーンの「アポイントメント・イン・ガーナ」のカヴァーは必聴。

老舗スーパー・グループ若き日のデビュー・アルバム。ジョー･サンプルによるタイトル・ナンバーはファンキーでソウルフルな初期クルセダーズの名曲。

西海岸一の人気を博したパシフィック・ジャズ時代中期の代表作。メンバーのオリジナルも、クールで洗練されていて魅力的。アルバムの最後を飾る「ワッツ・ハプニング」はスリリングなソロが続いて聴き応えたっぷり。

4つの名画をモチーフにしたクールなジャケットで知られる名手ジェローム・リチャードソンの傑作映画音楽集。特に1曲目の「ノー・プロブレム」はクラブ・シーンにも人気のトラック。

現代ジャズ・ギターの巨匠ジム・ホールの記念すべき初リーダー作。すでにジャズ・ギター界に新風を起こす革新的なギター奏法を身に付けていたジム・ホールが、カール・パーキンス、レッド・ミッチェルというウエスト・コースト・ジャズの名手とギター・トリオ編成で録音。後年ラリー・バンカーのドラムがオーバーダブされた。ジム・ホールらしいシンプルで洗練された演奏の中、ジャズ・ギターの可能性を広げた巧技が光ります。

クラブ・シーンの人気者ジミー・マクグリフによるオルガン・ファンク・ジャズの傑作。「ザ・ワーム」「キープ・ルース」「ブルー・ジュース」「シンク」など、どの曲もグルーヴィーでゴキゲンな内容。

いぶし銀のような玄人好みのピアニストの職人芸が味わえる一枚。彼がリバティーに残した唯一の作品。多くの女性歌手の名伴奏者として知られるアーティストらしく、軽やかでスインギーなプレイが楽しい。

デイヴ・ブルーベックの「テイク・ファイヴ」のドラマー、ジョー・モレロの初リーダー・アルバム。5曲にアート・ペッパーが参加していることでも知られている。名盤「モダン・アート」と同じくオリジナルが超貴重なイントロ・レーベルの作品。

ジャズ・ギターの“バーチュオーゾ”として名声を博したジョー・パスが、敬愛するジャンゴ・ラインハルトへ捧げた傑作アルバム。欧州の伝説的な存在のギタリスト、ラインハルトゆかりのナンバー「ジャンゴ」「雲」などを演奏した。遅咲きの大器としてデビューしたジョー・パスの初期の作品で、すでに超絶技巧を身に付けていました。リズム・ギターを含むシンプルな編成で、ジョー・パスは歌心豊かなスインギーな妙技をみせてくれます。

人気のローリング・ストーンズ集『ストーンズ・ジャズ』の前年に、ジャズ・ギターの達人が同じくアレンジャーのボブ・フローレンスと組んで残したポップス・ヒット集で、こちらにはチェット・ベイカーも参加。ビートルズの大ヒット「ノーホエア・マン」他、ジョビン、バカラックなど趣味のよい選曲。

ジャズ・ギターの神様ジョー・パスが、シンプルな編成で存分にソロを披露する珠玉のアルバム。繊細なギターが／ソフト・ジャズやボサノバを軽やかに演奏する。鮮やかな緑のジャケットも印象的な癒し系の一枚。

ジャズ・ギターの神様の最高にカッコいいローリング・ストーンズ・カヴァー集。「サティスファクション」「黒く塗れ！」「19回目の神経衰弱」などの名曲も入っています。オープニング・トラック「プレイ・ウィズ・ファイアー」もノリノリ。

クールなスタイルの白人ギタリスト、ジョー・ピューマの稀少盤でコレクターズ・アイテムとしても知られる。ビル・エヴァンス、エディ・コスタの参加が魅力。

コルトレーン〜セシル・テイラー〜ケニー・ドーハムという異色の組み合わせによる傑作。もともとはピアニスト、セシル・テイラーをリーダーとする『ハード・ドライヴィング・ジャズ』としてリリースされたアルバムの再発盤。コードを基にした即興プレイの頂点を極めんとするコルトレーンに対して、フリーな奏法を追求するテイラー、典型的なハード・バッパーであるケニー・ドーハムと、3者3様の個性が絡み合い、触発し合ったスリリングなプレイが耳にできます。異質のメンバーたちが絶妙のバランスを保って繰りひろげるプレイが実に面白い。

西海岸、東海岸を代表するミュージシャンによる貴重な共演の記録。MJQのジョン・ルイスとパーシー・ヒースが西海岸を代表するミュージシャンと共演した“イースト・ミーツ・ウエスト”的作品。ルイスは東海岸で活躍するピアニストながら、アンサンブルを重視する音楽性に特徴がありました。それだけにウエスト・コースト・ジャズとも相性が良かったことをこの作品は実証しています。取り上げたのはいずれもスタンダードで、それを素材に独自のサウンドを追求したのがこのアルバム。

ジョニー・スミスはベンチャーズでお馴染みの「ウォーク・ドント・ラン」の作者。このアルバムは本人によるオリジナル演奏が収録されていることでも有名。他にもおなじみのスタンダード・ナンバーばかり採り上げている。洗練された美しいギター・サウントが心地よい。

キャブ・キャロウェイのバンドでも活躍したトランペッター、ジョナ・ジョーンズ。このアルバムはブロードウェイの名作を取り上げた親しみやすい内容。金髪美人のバック・ショットを捉えたセクシーなジャケットも人気。

セシル･テイラーとの共演でも知られるアルト＆フルート奏者、ケン・マッキンタイヤーが60年代に残した傑作。ドルフィー好きには絶対見逃せないアルバム。オープニングの「セイ・ホワット」は哀愁のメロディを持つ5拍子の名曲でマッキンタイヤーのオリジナル。バックのピアノのジャッキー・バイアード、ベースのロン・カーターの演奏も素晴らしい。

スパニッシュ・ムード溢れるドーハム＝マクリーン双頭バンドの快作。中でもオープニングのエキゾティックな5拍子の「エル・マタドール」が素晴らしい。ブルーノートの『アフロ・キューバン』でドーハムに出会ったクラブ・ファンも必聴のキラー・トラック。

ケニー・ドーハム、ズート・シムズ、ハービー・マンら豪華メンバーが参加したブラジル公演のライヴ盤。「枯葉」「イッツ・オールライト・ウィズ・ミー」といった有名曲も収録。著名なウード奏者アーマッド・アブドゥル・マリクの共演が興味深い。

巨星エリック・ドルフィーが、ラテン・ジャズ・クインテットと共演した知られざる快作。ドルフィーの独特の音色がクールなサウンドと溶け合って心地良い。「アイ・ガット・リズム」「チュニジアの夜」他、スタンダードも多く収録。

ボサノバの先駆者ローリンド・アルメイダのとびきりクールな大人気ボサノバ・アルバム。ジャック・マーシャルの涼しげな口笛が印象的な「イパネマの娘」、ハーモニカをフィーチュアした「黒いオルフェ」など心地良いサウンドが並ぶ極上のイージー・リスニング・ジャズ。

ボサノバ・ブームの立役者ローリンド・アルメイダが、バカラックなどのポップス・カヴァーを洗練されたサウンドで仕上げた極上のイージー・リスニング・ジャズ。

ボサノバ・ブームの立役者ローリンド・アルメイダが、バカラックなどのポップス・カヴァーを洗練されたサウンドで仕上げた極上のイージー・リスニング・ジャズ。

ブラジリアン・ギタリスト、ローリンド・アルメイダが豪華ジャズメンを従えて製作したボサノバ・ジャズの傑作！ボサノバの先駆者である人気ギタリストが、西海岸の豪華メンバーと組んだ“脱力系”ボサノバ・アルバムの決定盤。収録曲はボサノバの名曲の他、映画音楽、有名スタンダードなどバラエティに富んだ楽しい内容。

グルーヴィでソウルフルなピアノが堪能できる『イン・サンフランシスコ』と並ぶもう一つの傑作ライヴ盤。NYヴィレッジ･ゲイトでスタンリー・タレンタイン、ブルー・ミッチェルらのメンバーらと熱気溢れるプレイを展開する。この数日後、交換にレスはブルーノートの看板サックス奏者スタンリーのアルバム『ザッツ・ホエア・イッツ・アット』に参加した。

レス・マッキャンとジャズ・クルセイダーズの共演盤。タイトル通り「ジターバッグ・ワルツ」「オール・ブルース」「ジス・ヒア」など全曲がワルツ・タイム。

若き日の帝王マイルス・デイヴィス不滅の名作。クール・ジャズの礎を築いたジャズ史上名高い傑作。クール・ジャズを打ち立てた歴史的名盤。マイルス・デイヴィスは1940年代の後半にチャーリー・パーカー・グループで活躍。独立後、マイルスはギル・エヴァンスらをアレンジャーに迎え、9人編成のグループを率いて、パーカーのビバップとは対照的な音楽性を志向。それがアレンジとグループ表現を重視するクール・ジャズ。ここで確立されたクールな音楽性は、その後のマイルスのジャズの基本となり、大きな影響を与えました。

MJQのヴァイブ奏者ミルト・ジャクソンが残した傑作リーダー・アルバム。アート･ファーマー、トミー・フラナガン、ポール・チェンバースらオールスターが勢揃い。ベニー・ゴルソンの名曲「クリフォードの想い出」「ウィスパー・ノット」の端正な名演が心に染みる。

ジャマイカ出身の人気ピアニストのファンキー＆グルーヴィなセカンド・アルバム。アルバム・タイトルは本人のニックネームでもある。エキサイティングでラテン･フレイバー溢れるノリノリのプレイは聴いていて最高に楽しい。

ハードバップ最高のベーシストが、マイルス・バンドの同僚だったコルトレーンをフィーチュアして吹き込んだ初リーダー作。チェンバースは当時まだ二十歳だが、すでに一流ミュージシャンに引っ張りだこの存在だった。この演奏を録音したジャズ・ウェストは短期間しか活動を行わなかった超幻のレーベル。