世界に伍する見事なラージアンサンブルジャズ 挾間美帆×メトロポール・オーケストラ初共演ライヴ

Photo by Govert Driessen

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世界が注目するジャズ作曲家・挾間美帆がオランダの名門ビッグバンドと初共演したセロニアス・モンク・トリビュート・ライヴアルバム


ニューヨークを拠点に活躍、世界が注目するジャズ作曲家・挾間美帆。2枚のオリジナルアルバムを発表後、自身のオーケストラ” m_unit"を率いてのライヴ活動をはじめ、2017年5月にシエナ・ウインド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスに就任し、”ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017”に初出場。9月には“東京ジャズ2017”のジャズ生誕100周年記念ステージのプロデューサーという大役を務め、益々注目が集まっている。

そんな中、2017年10月にオランダの名門メトロポール・オーケストラのビッグバンドとの共演が実現。生誕100周年を迎えたセロニアス・モンクのトリビュートコンサートを、挾間自身の指揮でオランダ国内4都市にて敢行。

その中でアムステルダムを代表するジャズクラブ“ビムハウス”にて行われたライヴの模様をレコーディングし、その中で挾間自身がプロデュースしたセロニアス・モンク楽曲の中から7曲を収録したものが本作となる。

このライヴが実現した背景には、2011年、挾間がマンハッタン音楽院大学院1年のときに参加したメトロポール・オーケストラ主催のアレンジャー・ワークショップがあった。

以降、メトロポール・オーケストラからの依頼で、時々アレンジ作品を提供していたことがきっかけとなり実現した。挾間自身がプロデュースするプロジェクトとしては初タッグとなったこの企画はメトロポール・オーケストラから大好評で迎えられ、ライヴは大盛況となり早くも再演の声が上がっている。


Photo by Govert Driessen


今回のライヴに関して挾間は、「ありきたりなモンク・トリビュートは避けたい。なにかアレンジする意義のあるプログラムを組みたいという思いから、メトロポール・オーケストラのミュージックディレクター、ガート=ヤン・ブロム(Gert-Jan Blom)と話し合い、モンクのソロピアノ演奏のオーケストレーションをプログラムに組み入れることにしました」。

「ソロ演奏は、じっくり聴けば聴くほど、モンクがいかに色彩豊かな彼の世界を頭に浮かべた上でピアノを演奏していたのか伝わる体験でした。結果として、このプログラムは彼の作曲家としての側面により近づくことが出来たと思っています」と語っている。

日本国内に留まらず世界的な活躍を続ける挾間にとって、まさにその活躍の象徴とも言える内容の初のライヴアルバムのリリースとなる。


収録曲


01. セロニアス
02. ルビー・マイ・ディア
03. 13日の金曜日
04. ハッケンサック
05. ラウンド・ミッドナイト
06. エピストロフィー
07. クレプスキュール・ウィズ・ネリー



挾間美帆 (はざま みほ) 
国立音楽大学(クラシック作曲専攻)在学中より作編曲活動を行ない、これまでに山下洋輔、モルゴーア・クァルテット、東京フィルハーモニー交響楽団、シエナウインドオーケストラ、ヤマハ吹奏楽団、NHKドラマ「ランチのアッコちゃん」、大西順子、須川展也などに作曲作品を提供。また、坂本龍一、鷺巣詩郎、グラミー賞受賞音楽家であるヴィンス・メンドーサ、メトロポール・オーケストラ、NHK「歌謡チャリティコンサート」など多岐にわたり編曲作品を提供する。

また、テレビ朝日系「題名のない音楽会」出演や、ニューヨーク・ジャズハーモニックのアシスタント・アーティスティック・ディレクター就任など、国内外を問わず幅広く活動している。

2012年、マンハッタン音楽院大学院(ジャズ作曲専攻)への留学を経て、メジャーデビュー・アルバム『ジャーニー・トゥ・ジャーニー』(ユニバーサル)リリースによりジャズ作曲家として世界デビューを果たす。このアルバムは『ジャズ・ジャパン』誌年間アルバム大賞(新人賞)を受賞。2015年に2枚目のアルバム『タイム・リヴァー』(ユニバーサル)をリリース。

2016年には米ダウンビート誌の「未来を担う25人のジャズアーティスト」にアジア人でただ一人選出されるなど高い評価を得ている。2017年5月にシエナ・ウインド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスに就任し、”ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017”に初出場。同年9月には“東京ジャズ2017”のジャズ生誕100周年記念ステージのプロデューサーという大役を務め、益々注目が集まっている。



メトロポール・オーケストラ(Metropole Orkest)
ポップとジャズを基調とした世界で最も規模が大きい混成オーケストラ。1945年、ドルフ・ヴァン・デル・リンデンによってに創設され、 オランダ公共放送局による援助によって運営されている。

1980年までの35年間を創設者のドルフ・ヴァン・デル・リンデンが率いた後、ロジャー・ヴァン・オッテーロー、ディック・バッカー、ヴィンス・メンドーザらがオーケストラを引き継いでいった。 その中でもヴィンス・メンドーザは、オーケストラをより国際的な位置付けに引き上げ、彼は2013年8月にチーフの座をジュレス・バックレイに譲った。

メトロポール・オーケストラは、多くのTVとラジオ放送を通じてや、ノース・シー・ジャズ・フェスティバルとイヤーリー・オランダフェスティバルで定期的な演奏活動を行っている。 2005年から2013年にかけて、ヴィンス・メンドーザとオーケストラはステージ、フェスティバルでの演奏、オランダ国内と世界的なアーティスト達とのレコーディングによって、4度のグラミー賞を受賞。メトロポール・オーケストラの特徴である、ワールドミュージックとクラッシックス&ジャズの脚色がほどこされている。

1年を通じて、オーケストラはさまざまな他のアーティストの曲に取り組んでいて、今までに共演・共作した有名なアーティストには、エラ・フィッツジェラルド、ディジー・ガレスピー、アル・ジャロウ、ボノ(U2)、エルヴィス・コステロ、スナーキー・パピー、トッド・ラングレン、ベースメント・ジャックス、ローラ・マヴーラ、グレゴリー・ポーターなどが挙げられる。

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