ニッティ・グリティ・ダート・バンド結成50周年コンサートがCD化。不変のアメリカン・ルーツ・ミュージック愛で彩られた最高のステージを

1966年にカリフォルニア州ロングビーチでジェフ・ハンナ（g,vo）を中心に結成されたニッティ・グリティ・ダート・バンドは、カントリーロックや純正カントリ・ミュージック〜ブルーグラス、ジャグバンド、ケイジャン、ラグタイムといった古き良きアメリカン・ルーツ・ミュージックの真髄を探究しながら、同時代のオールマン・ブラザーズ・バンド、ジャクソン・ブラウン（最初期メンバー）、ケニー・ロギンス、リンダ・ロンシュタット、ブルース・スプリングスティーン、さらには現行のジャムバンドやアコースティック・グルーヴ勢などにも刺激や影響を与え、今も現役で活動を続けるベテラン・バンド。

1970年には、「Mr. Bojangles」や「House at Pooh Corner（プー横町の家）」といった名曲を含む彼らの最高傑作との誉れ高い『Uncle Charlie（アンクル・チャーリーと愛犬テディ）』を発表。多くのロック・ファンをアメリカン・ルーツ・ミュージックの桃源郷とも言える、味わい深く、そして陽気で楽しいごった煮の音楽世界にいざなってくれた。

本作は、2015年9月14日、ナッシュビルにあるカントリー・ミュージックの総本山ライマン・オーディトリアムで行われた彼らの結成50周年を祝した記念コンサートの模様を収録。現メンバーは、ジェフ・ハンナ、ジミー・ファッデン、ジョン・ マッキューエン、ボブ・カーペンターの4人。ゲストに、ジャクソン・ブラウン、ジェリー・ジェフ・ウォーカー、ヴィンス・ギル、ジョン・プライン、アリソン・クラウスら盟友たちを迎え、「Mr. Bojangles」から、「Long Hard Road」、「Catfish John」、「An American Dream」、そしてバンド最大のヒット曲「Will the Circle Be Unbroken（永遠の絆）」まで、50年という歴史の重みと今も変わらないバンドのルーツ・ミュージック愛を感じさせる素晴らしいステージが繰り広げられている。

収録曲

01． You Ain't Goin' nowhere
02． Grandpa was a Carpenter
03． Paradise
04． Walking Shoes
05． Tennessee Stud
06． Nine Pound Hammer
07． These Days
08． Keep on the Sunny Side
09． Catfish John
10． An American Dream
11． Long Hard Road
12． Mr. Bojangles
13． Fishin' in the Dark
14． Bayou Jubilee/Sally Goodin'
15． Jambalaya
16． Will the Circle Be Unbroken