雀百まで踊り忘れず！ローリング・ストーンズ11年ぶりの最新アルバムは自らのルーツに立ち返ったブルース・アルバム。その名もリトル・ウォルター古典を冠した『ブルー＆ロンサム』！

2005年の『ア・ビガー・バン』以来実に11年ぶりとなるストーンズの新作は原点回帰のブルース・アルバム。50年をかけて構想、たったの3日でレコーディング、さらに全曲オーバーダブなし、というまさしく永遠のブルース小僧を地で行く転石ロードの集大成！

彼らのハート＆ソウルでもあるブルースというルーツそして情熱に回帰した、実に11年振りとなるスタジオ・アルバム『ブルー＆ロンサム』。レコーディングされたのは昨年12月のたった3日間。若かりしストーンズがブルース・バンドとしてのキャリアをスタートさせたロンドン西部にあるブリティッシュ・グローヴ・スタジオにて、全曲オーバーダブなしに生演奏された衝動的な作品。




リトル・ウォルター、ハウリン・ウルフといった、若き日のチェス・スタジオ表敬訪問の思い出もよみがえる4人の永遠のアイドルの古典曲から、ジミー・リード、ライトニン・スリムらダウンホーム・ブルース勢の秀逸泥曲、マジック・サム、オーティス・ラッシュらモダンブルース・ギター巨人の白熱の一席まで、エル・モカンボ〜シカゴ・チェッカーボード飛び入りギグ、さらには東芝EMIセッションなど数々の伝説群を淘汰してあまりある、バラエティに富んだブルースとの大相撲が楽しめる一枚に。

また偶然にも隣のスタジオでアルバムをレコーディングしていた旧友のエリック・クラプトンが2曲にゲスト参加。プロデュースは、90〜00年代の転石作品、その指標を首尾よく示した（今やブルーノートCEOの座に坐る）ドン・ウォズとわれらがグリマー・ツインズ。





国内盤はSHM-CD仕様で、アルバムのメイキングについての英文解説付き72ページ・ハードカバー・ブックレット＋バンド・ポストカード5枚が入った豪華ボックス仕様のデラックス・エディションとレギュラー・エディションの2形態、輸入盤は同2形態と180g重量盤アナログLPでのリリースとなる。

収録曲

01． ジャスト・ユア・フール (オリジナル：1960年 リトル・ウォルター)
02． コミット・ア・クライム (オリジナル：1966 年 ハウリン・ウルフ)
03． ブルー・アンド・ロンサム (オリジナル：1959年 リトル・ウォルター)
04． オール・オブ・ユア・ラヴ (オリジナル：1967年 マジック・サム)
05． アイ・ガッタ・ゴー (オリジナル：1955年 リトル・ウォルター)
06． エヴリバディ・ノウズ・アバウト・マイ・グッド・シング with エリック・クラプトン (オリジナル：1971年 リトル・ジョニー・テイラー)
07． ライド・エム・オン・ダウン (オリジナル：1955年 エディ・テイラー)
08． ヘイト・トゥ・シー・ユー・ゴー　(オリジナル：1955年 リトル・ウォルター)
09． フー・ドゥー・ブルース (オリジナル：1958年 ライトニン・スリム)
10． リトル・レイン (オリジナル：1957年 ジミー・リード)
11． ジャスト・ライク・アイ・トリート・ユー (オリジナル：1961年 ハウリン・ウルフ)
12． アイ・キャント・クイット・ユー・ベイビー with エリック・クラプトン (オリジナル：1956年 オーティス・ラッシュ)

ミック・ジャガー： ヴォーカル＆ハープ
キース・リチャーズ： ギター
チャーリー・ワッツ： ドラムス
ロニー・ウッド： ギター

ダリル・ジョーンズ： ベース
チャック・リーヴェル： キーボード
マット・クリフォード： キーボード

Guests:
エリック・クラプトン： ギター（M6,12）
ジム・ケルトナー： パーカッション　(M9)

Hate To See You Go

Just Your Fool (Snippet + 360 Album Cover)