名門アトランティック、ワーナー・ブラザーズ・レーベル等、ワーナーミュージックが誇るジャズの歴史的、大名盤のオリジナル盤を忠実に再現した高音質のLPシリーズ登場。
【仕様】
・オリジナル盤を忠実に再現したアートワーク *
・オリジナル・マスター使用
・180グラム重量盤
・カッティング&マスタリング国内(Warner Music Mastering
・プレス OPTIMAL:MEDIA(ドイツ・アルスドルフ):https://www.optimal-media.com/en/press/vinyl
・ディスクユニオン塙耕記氏 監修
・完全限定盤
*但しマーティ・ペイチの2作のアートワークはモノラル(マスターはステレオ)盤を採用しています。
■カッティング Cutting
アナログレコード最盛期にドイツ、ノイマン社で製造されたカッティング・システム。このVMS 80は約80台製造された内、1981年製でシリアル・ナンバーは79。オリジナル・パーツを限りなく保ち、現在でも当時のままの性能を発揮。
Equipment Cutting Lathe >> Neumann VMS 80
Cutting Console >> Neumann SP 79C
Cutter Amplifire >> Neumann SAL 74B
Cutter Head >> Neumann SX 74
Tape Reproducer >> Studer A-80 for cutting(1/4")、Studer A-80 (1/2")
Digital Audio Workstation >> SADiE、Pro Tools、Pyramix
Monitor Speaker >> Genelec 1234A
■<カッティング・エンジニア:北村 勝敏 Katsutoshi Kitamura>
私がJAZZのカッティングに於いて音質重視なのはもちろんですが、最も注意していることは管楽器、特に金管楽器の高域特性を損なわない事です。カッティングレベル(音量)を保ちつつ、高域を伸ばす事はアナログ・レコードというメディアでは相反する事になります。レコードを再生するエンド・ユーザーさんの再生環境を十分考慮しつつ 最良の音量と音質が得られるようにしました。しかしながら、モノ音源の場合は更にハードルが増えます。当然ながら逆相分の音成分が無いため溝の幅が一定になり、横振幅だけに限定されます。故にモノ音源の場合は針飛びなどを起こさぬよう 十分な溝幅が必要となり、結果としてレベルを上げてカッティングする事が困難になります。また、モノ音源は音像がセンターに固定されます。再生針が十分にトレース出来ない程の高いレベルでカッティングすると音像はセンターに定位しにくくなるという結果を導いてしまいます。今回のカッティングではレベル、高域と低域特性とも最大限を目指して行っています。万が一、満足いかない音が再生されてしまう事があるようでしたら、一度再生装置の調整等を試みてから 楽しんでいただける事を切に願います。
■<マスタリング・エンジニア:菊地 功 Isao Kikuchi>
本国より、デジタルアーカイブされた192Khz・24Bitのフラットマスターを使用してマスタリングしました。デジタル機器を一切使わず、アナログのEQ/COMPで処理し、カッティングすることによって、マスターの持っているサウンドが、十分生かされるようなマスタリングを心掛けました。モノ音源が多く、カッティングの際に不利に働く場合があるので、これについてもレベルの管理を含めカッティングエンジニアの北村とも、ベストを目指して作業しました。
- 第1弾リリース 9月26日発売
- 第2弾リリース 2月20日発売
- 第3弾リリース 3月20日発売
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。