クルレンツィスのチャイコフスキー「悲愴」が180グラム重量盤アナログレコードで発売


レコードストアはこちら


テオドール・クルレンツィス


ご購入はこち
ら


天才か、悪魔か……
モーツァルトのオペラで話題をさらったギリシャの鬼才が放つ憂愁のシンフォニー


モーツァルトのオペラ三部作『フィガロ』『コジ』『ドン・ジョヴァンニ』で話題をさらったギリシャの鬼才指揮者クルレンツィスの新作はなんとチャイコフスキーの『悲愴』交響曲! これまでにもショスタコーヴィチの交響曲をはじめ、ソニー・クラシカルに移籍してからもストラヴィンスキーの『春の祭典』や『結婚』、またチャイコフスキーではコパチンスカヤをソリストに迎えた『ヴァイオリン協奏曲』はあったが、交響曲レパートリーとしては移籍後初のものとなるという点でも大きな話題をさらうことは間違いないだろう。今後はマーラーの交響曲やベートーヴェンの交響曲チクルスにも取り組むとアナウンスされているが、この『悲愴』は、オーケストラ指揮者としてのクルレンツィスにさらなる注目を集める1枚になるはずだ。

チャイコフスキーはクルレンツィスにとって、モーツァルト、マーラーと並ぶ「3つの神」の一人。これまでの全ての録音で、既成概念をぶち破る、全く新しいコンセプトで構想された演奏を発表してきたクルレンツィスが、この聴きなれた交響曲からどのようなドラマや美を引き出すか、全く予断を許さない。2017年の日本クラシック界最大の話題盤となること間違いなし。



◎クルレンツィス、ソニー・クラシカルでの初の交響曲録音
モーツァルトのダ・ポンテ・オペラ三部作でソニー・クラシカル・デビューを飾り、コパチンスカヤとのチャイコフスキー、そして「春の祭典」で昨年後半の日本クラシックCD界の話題をさらったギリシャの鬼才指揮者、テオドール・クルレンツィスの新作、チャイコフスキーの「悲愴」。

◎衝撃的なザルツブルク音楽祭デビュー
クルレンツィスが今年夏のザルツブルク音楽祭にデビューし、ピーター・セラーズ演出の「皇帝ティートの慈悲」、それからモーツァルト「レクイエム」、マーラー「巨人」などを取り上げた演奏会で大きな話題を呼んだ。NHK BSではモーツァルト「レクイエム」が放映、舞台を現代に移し、同じモーツァルトの「アダージョとフーガ」、「ハ短調ミサ」のキリエ、「フリーメイソンの葬送音楽」を挿入した「ティート」もクラシカジャパンでオンエアされている。

◎「毎晩『悲愴』のマスターとともに眠っているよ」(クルレンツィス談)
この「悲愴」は、そのザルツブルク音楽祭デビューに合わせて発売するべくソニークラシカルが準備を進めていたが、何せ、チャイコフスキーはクルレンツィスにとって、モーツァルト、マーラーと並ぶ大切な作曲家。今春の音源編集中は「毎晩『悲愴』のマスターとともに眠ってるよ」と語っていたほど作品に入れ込んでいたクルレンツィスは、自分が納得いく形に仕上がるまでじっくりと時間をかけ、ようやく完成を見た。

◎ベルリンで最も静寂が保たれた「フンクハウス・ナレーパシュトラッセ・ベルリン」でのレコーデイング
録音は2015年2月にベルリンで行なわれた。会場は「フンクハウス・ナレーパシュトラッセ・ベルリン」。1950年代に建設され旧東ドイツの国営放送局があった場所で、その中にある大スタジオ(といってもコンサートホール並みに天井が高く容積も大きく5列ほどの客席もあり)は、ベルリン市内および近郊で最も静かな録音会場の一つと高く評価されている。ここでは、東ベルリンの諸オーケストラのさまざまな録音が、そして壁崩壊後はバレンボイム/ベルリン国立歌劇場によるワーグナーのオペラが、さらに2000年代に入ると、マレイ・ペライアのソロ・アルバム、パーヴォ・ヤルヴィ/ドイツ・カンマーフィルのベートーヴェンやシューマンの全集が生み出されてきた。壁も床も木張りで残響は短め、響きは温かみのある明晰さが得られる場所だ。

(メーカー・インフォメーションより)


リリース情報


■ チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 作品74「悲愴」
Tchaikovsky: Symphony No.6 “PATHETIQUE”
TEODOR CURRENTZIS/MusicAeterna
発売日:2017年12月15日
フォーマット:180グラム重量盤アナログレコード(完全生産限定)

【収録曲】
チャイコフスキー
交響曲第6番ロ短調 作品74「悲愴」
第1楽章 アダージョーアレグロ・ノン・トロッポ
第2楽章 アレグロ・コン・グラツィア
第3楽章 アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ 
第4楽章 フィナーレ:アダージョ・ラメントーソ 
【演奏】
テオドール・クルレンツィス(指揮) 
ムジカエテルナ
【録音】
2015年2月9〜15日 フンクハウス・ナレパシュトラーセ、ベルリン(セッション録音)

■来日公演決定
2019年2/13(水)19時 サントリーホール
 チャイコフスキー: 組曲第3番 ト長調 op.55
 チャイコフスキー: 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」op.32
 チャイコフスキー: 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
Kajimotoウェブサイト http://www.kajimotomusic.com/jp/news/k=2855/

5件中 1-5件を表示
50件 100件 200件
※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

チェックした商品をまとめて

チェックした商品をまとめて