Hi-STANDARDの復活を決定づけるカバー集「Vintage & New,Gift Shits」の発売が決定した。97年に7インチ(レコード)でリリースされていたシンディ・ローパー「MONEY CHANGES EVERYTHING」、同じくドイツのパンクバンドWIZOとのスプリットシングルに収録されていたジョン・レノン「HAPPY XMAS (WAR IS OVER)」が約20年!!の時を経て待望のCD化。アナログ盤からのデジタルリマスタリングとなっている。そこにビーチボーイズ「I GET AROUND」、ザ・シュプリームス「YOU CAN'T HURRY LOVE」の2曲(こちらは新録)を収録した4曲入りカバー集となっている。前後半の楽曲で時代の変化を色濃く感じ られる音の違いも聴き所のひとつと言えよう。10月5日発売の「ANOTHER STARTING LINE」と今作のリリースにともない待望のショートツアーも決定している。

Hi-STANDARDが実に16年振りの新曲を完成させた。 キャッチーなギターリフときざみでオープニングを飾るロックンロールナンバー「TOUCH YOU」。高速ビートにマイナーなメロディが絡み合う「NOTHING TO LOSE」。そしてタイトルナンバーでもある「ANOTHER STARTING LINE」では新章の幕開けを歌い上げる。 2011年に電撃復活、2年連続のAIR JAM開催、その模様を収録した2枚のDVDをリリースし、昨年は3本のイベントに参加。メンバー個々にバンドを持つ彼等はマイペースに活動する事を宣言しながらも、復活からはや5年。これ以上の活動には音源のリリース、つまり「新曲」が必要と考えた。決して過去のバンドでは無く、現在進行形であることの証明と、これからの活動の狼煙である。全てのパンク・ロックファン感動と興奮の全４曲。

ハイスタの超名盤！
ここまで来るには、いろんなことがありました。トイズというメジャーを離れ、自分たちの原点、『PIZZA OF DEATH』レーベルからの自主制作で、何から何まで自分たちでこなして行かなきゃならない。もちろんオカネのことも。面倒な事、山ほどあるはずなのに、敢えて茨の道を選んだ彼ら。それは純粋に「音楽」にこだわり続けたいから。何から何まで自分たちで責任持って、DIY精神でやっていく。遡る事10数年前、ＮＨＫで「インディーズの襲来」という特番が組まれた事があった。その時取り上げられていたのはラフィン・ノーズ、ウィラード、有頂天、パパイヤ・パラノイア…といった面々。みんな自分たちがやりたい音楽をやりたいようにやるために、多少の苦労はあっても、手かせ足かせのないインディーズでやっていくんだ！と息巻いていた。やりたいことが出来ればインディーズもメジャーも関係ない、とも言っていた。そしてその後メジャーで活躍しているウィラードのようなバンドもある。恐らくレコード会社と理解し合えてのことなんだろう。それはそれで素敵じゃないか。

こんな風にヤル方も本気なら、聴くほうも本気で行こう。本当に音楽を好きで聴こう！ハイスタの今回の潔さを見て、改めてそう思い直した。スピード感のあるナンバーばかりではなく、いろんな音楽スタイルを採り入れている所なんかは、向こうのパーティーバンドなんかの影響も受けているのかも知れない。ハードコアもあればドゥーワップもある。ブラック・サバスのカバーもあり。そして得意の「泣き」が入るのはＭ6「Stay Gold」だろう。そしてM9「Please，Please，Please」というラブソングもあり。まだ聴いていない人、遅くはないよ。ぜひ体験しておこう。このモンスター・アルバムを！

シングルからの曲とカヴァー曲等を含めて全１４曲。すごく音がシャープに録れているのでは？勿論捨て曲なんてものはない！ハイスタにそんなものはないのだっ！ このアルバムは、メロディ重視で作られたそうで、健くんお楽しみのリフがあんまり聴けないのが残念。そのかわり超号泣の最っ高のメロディが詰め込まれたナンバーが満載。メロディアス、スピーディ、スウィート、ポップ。そしてコーラのようにスカッと爽やか頭から最後までかなり気持ちよく聴ける。本当に捨て曲なんてありえない！素直に体で感じよう。マジで頭がハネるよ。今作でのカヴァーはＣＣＲとノーランズ！パワー全開！ラスト「Sound Of Secret Minds」は必聴！もう、なんてキッズ泣かせな奴らなんだ！

プロデューサーはＮＯＦＸのＦＡＴ　ＭＩＫＥだ。これはメジャーのトイズ・ファクトリーからとなる。内容的には、インディーズ時代のシングルや、ベイシティ・ローラーズのカヴァー、ママス＆パパスのカヴァー等を含む全１５曲。もう、どれをとってもメロディーよし、歌詞よし、スピードあり、のハイスタ・ワールドで、これ聴かなきゃ始まりませんぜ、旦那（お嬢さん）。

94年7月にリリースされたHi-STANDARDデビューミニアルバム。初期ならではの荒々しさ、パンクスピリットが溢れ出た1枚。自作レーベル“PIZZA OF DEATH RECORDS”からのリリース。「Who'll Be The Next Hero」「Sunny Day」は、後の『Growing Up』でもアレンジされて収録されている、ハイスタにとっては重要な位置を占める曲です。彼らの特徴であるいいメロディーと、スピード感いっぱい。最初ジャケットにLegoブロックを使用していて、それが問題になり、後にダイヤ・ブロックになったそう。だからLegoは今となってはかなりレア。

ハイ・スタンダードは、ポップスとしても親しめるキャッチーな曲を、パンクとしても楽しめるシンプルかつハードなサウンドで、ハードコアとしても通用するぐらい速くプレイするトリオである。まあ、結局のところロックなのだ。そんな彼らのこのシングルは、ザ・フーのカヴァー。ハマりすぎて怖いくらい。あとの2曲も、気持ちのいいところを突きまくるメロディと歯切れのいいサウンド。日本のオルタナ・シーンでの人気、実力ともに最高峰と評された彼らの魅力が凝縮された一枚！

ハイスタのシングル。ライヴの定番「初めてのチュ−」が収録。そして初めての日本語も一部で聴くことができます！！「This Is Love」はフツウに聴くとクサイ歌詞でも彼らが演るとなぜが胸キュンしてしまう、ナンバー。ほんと、イイ曲です。歌詞もイイ。「Catch A Wave」では彼ららしい潔くハジけたナンバー。おもいきり頭を振って聴こう。 M-4は「Can't Help Falling In Love 」の珠玉なカヴァーを収録。シングルながらも内容の濃い作品。基本です。

2012年9月15日〜16日の2日間にわたって、東北で主催した『AIR JAM 2012』が待望の映像作品（DVD）としてリリースされる事となった。2012年2月に発表されたDVD『Live at AIR JAM 2011』の続編であると共に東日本大震災の被害地のみならず日本中を勇気づけた復活劇のひとつの完結編ともいえる本作には、2デイズ両日のトリを務めた彼らのステージを完全収録。「AIR JAM持ってきたぜ、東北！」（横山健）との第一声から、「TURNING BACK」「GROWING UP」「STAY GOLD」など東北に希望そのものとして鳴り響いた名曲たち（全28曲）が余すところなくパッケージされた。

「9.18 ハイスタンダード AIR JAM。届け!!」
3月11日の東日本大震災直後、「日本を元気づけたい」その想い1つで11年の歳月を経て再始動を決めたHi-STANDARD。興奮と歓喜に満ちた9/18「AIR JAM 2011＠横浜スタジアム」Hi-STANDARD のライブを完全収録！！

4 月26 日正午に突如「9.18 ハイスタンダード AIR JAM。届け！！！」というツイートが、難波章浩・横山健・恒岡章、個々のTwiiter で同時に投稿された。このつぶやきが瞬く間に人から人へと伝聞され、類を見ないBUZZとなり、Yahoo!のトップニュースにまで駆け上った。3月11日の東日本大震災後、日本を元気づける為に何をするか。「震災で生活様式も仕事の環境も一変してしまった方、そうでなくても傷ついた方、ふさぎ込んでいる、暗い気持ちになっている方はいっぱいいる。そんな人々が喜んでくれるなら」「おじいさんおばあさんは俺達には救う事はできないが、Hi-STANDARD を必要としている人は救える。」「音楽にケツを蹴り上げられて、熱い気持ちになった人が行動して、そうして世界が変わっていけば良い」そう3人で話し合った結果、11年の歳月を経て再始動を決めた。その舞台は、2000 年以降日本に定着した音楽フェスティバルの1 つのひな形になったといっても過言ではないHi-STANDARD 主催の伝説のフェスティバル「AIR JAM」。彼らにとって最強にして最高の再始動の舞台だ。チケットも3万人収容の横浜スタジアムのチケットが秒殺でソールドアウトになるなど、期待度の高さも尋常ではない。そして迎えた当日、大きな人のパワーが横浜スタジアムを包み込んだ。演者も観客も想いは1つだと確信出来る雰囲気。まさに彼らの想いがしっかり伝わり「音」と「存在」で、ケツを強く蹴り上げられた事は間違いない。その想いを当日会場に来る事の出来なかった、より多くの人達にも届けたい。そんな想いからHi-STANDARD のライブを完全収録したDVDのリリースが決定した。そして、彼等が震災後、最も実現させたかった東北での「AIR JAM」がいよいよ来年開催される。この想い、東北へ「届け！！！」