アカ・セカ、待望の最新作!
カブサッキ、フラノフらアルゼンチン音響派以降の新しい潮流としてここ数年注目されているブエノスアイレス界隈のフォルクロリック・シーン。古くからヨーロッパをはじめとする多彩な国々の文化が港を介して伝わり、またさらりと受け入れる寛容な土壌にて生まれたこの流れは、伝統音楽であるフォルクローレを踏襲したアコースティック・サウンドを基調としながらも、ヨーロッパの音楽、ジャズ、ロック、ポップス、ブラジル音楽などが融合して洗練性を増し、通好みの大人はもちろん地元の若者にも熱い支持を得ています。ソフトロックやボサノヴァ・ファンにもたまらない美メロ感、ヨーロピアン・ジャズのような気品、ブラジルのミナス・サウンドやパット・メセニーの作品にも通じる浮遊感とサウダーヂ・・・
そのコンテンポラリーなフォルクロリック・ジャズ・シーンの中核的グループといえるのがこのアカ・セカ・トリオ。
昨今のメンバーのソロワークや他のアーティストの好サポートなどが世界的にもじわじわ評価されつつある中、遂に2009年最新作でメジャー・リリースが決定。しかも仕様はスタジオ・レコーディングCDに加え、ライブ&セッションDVDが付いた豪華セットでの嬉しいリリースです!
最新作のタイトルは『Ventanas』(“窓”の意)。プロデュースはプログレ〜ジャズ・フュージョンと豊富なセッションを経て信頼を得る天才鍵盤奏者リト・ヴィターレ。
パンパの大地を想起する豊かな楽曲、ヨーロピアン・ジャズの洒脱さ、ミナスにも通じる透明感、そして洗練された都会派アルヘンチーナのセンス・・・これまでの作品も実に滋味溢れた、オーガニックな感触の素晴らしいものでしたが、ここへ来てひとりひとりの持ち味が見事に結実、アカ・セカ・サウンドの極み・深みを見せています。
ゲスト・ヴォーカルとしてリリアーナ・エレーロ(CD-M9)、タチアーナ・パラ(CD-M12)の名唱も好アクセント。
そして“動くアカ・セカ”をなかなか見る機会がない私たちにとって、付属DVDのコンテンツも嬉しい限り。
2006年ブエノス・アイレスでのライブ(M1〜16)、以降は2007-2008年の未発表セッション映像。かのペドロ・アスナール、そしてモノ・フォンタナとの共演を収録した感動的パフォーマンスは必見。アカ・セカの音楽を耳で、そして眼で楽しむことのできる注目タイトルです。
【Disc CD】
01. Paloma
02. La Manana
03. Maria
04. Ventanas
05. Pobre Mi Negra
06. Distancia
07. Chiquita
08. Pasan
09. Cancion De Las Cantinas
10. Esa Tristeza
11. Solitario
12. Casa
【Disc DVD】
01. La Musica Y La Palabra
02. Maricon
03. Ultimas Palabras De Aliento
04. Clavelito Blanco
05. Hurry
06. Preludio
07. Huayno Del Diablo
08. Monte Maiz
09. Pasarero
10. Adolorido
11. Florcita De Carbon
12. Agarrao
13. A Pique
14. Coplas Del Agua
15. Comadre Dora
16. Vidala De Las Estellas
17. Carcara
18. Morro Dois Irmaos
19. Paloma
20. Panambi Jovhe
21. Pobre Mi Negra
22. Marili : con JUAN CARLOS "MONO" FONTANA
23. Mula Alma : con JUAN CARLOS "MONO" FONTANA
24. Mas Alla : con PEDRO AZNAR
25. Al Dolor De Mi Gente : con PEDRO AZNAR
※付属DVDはNTSC / リージョン・フリーです。
Official Site
Myspace
- アカ・セカ2009年新作!関連作品 & アルゼンチン周辺ディスク・ガイド
- 2010年 春のオーガニック・サウンド特集
- アルゼンチン周辺音楽特集 【2010年 初夏】
- アルゼンチン周辺音楽特集 【2010年 夏】
23件中
1-23件を表示
※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。