シリル・ユヴェ/ショパン:スケルツォとバラード


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シリル・ユヴェ/ショパン:スケルツォとバラード

クラウディオ・アラウの弟子で、師から「最高の継承者のひとり」と見なされていたシリル・ユヴェ。ジェルジ・シフラからも薫陶を受けています。ピアノ音楽の幅広いレパートリーを持っていますが、現代ピアノでの演奏法に、歴史的奏法の概念を取り入れることが、彼の演奏の特徴といえましょう。1970年代おわりから1980年代はじめにかけて、国営ラジオ局フランス・ミュージックにて、「ヴィエイーユ・シール(古い蝋管)」と題した、往年の音楽家の演奏を集めたアーカイブ番組を創設。さらに、アルク・エ・スナンとクリュニーで音楽祭を立ち上げています。
 このアルバムではショパンの名曲を、1800年代に製作(1991年に復元)されたフォルテピアノで演奏。プレイエルとエラールの2種類の楽器を弾き分け、19世紀初めのパリの雰囲気を再現しています。最近、ショパン作品におけるピリオド楽器使用の演奏が盛んになっていますが、この演奏は発売当時旧EMIの古楽シリーズ「Reflexe」より発売されていたもので、まさに「時代を先取り」をしていたものとして話題となったものでした。演奏自体もなかなか挑戦的であり、楽器の限界に挑むかのような激しい表現も魅力的で、彼が歴史的ピアノ奏者として有名となるきっかけとなった1枚でもあります。(輸入元情報)

【収録情報】
ショパン:
1. スケルツォ第1番ロ短調 Op.20
2. バラード第1番ト短調 Op.23
3. スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
4. バラード第2番ヘ長調 Op.38
5. スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
6. バラード第3番変イ長調 Op.47
7. バラード第4番ヘ短調 Op.52
8. スケルツォ第4番ホ長調 Op.54


 シリル・ユヴェ(フォルテピアノ)

 使用楽器:
 1-4:1828/9年製プレイエル(1991年、Alain Moysan氏による復元)
 4-5:1838年製エラール(1991年Patrice Sauvageot 氏による復元)

 録音時期:1991年7月
 録音場所:フランス、オータン、ヘクサゴン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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