歌劇『イオランタ』とバレエ『くるみ割り人形』を融合した意欲作!
盲目のイオランタ姫は、自分の目が見えないことを知らずに父ルネ王の庇護のもとに育てられています。そこに姫の目を治療できるというムーア人の医師、さらにイオランタ姫を一目見て恋に落ちた求愛者ヴォーデモンと、その友人でイオランタの許婚ロベルトを巻きこんで…
チャイコフスキーの最後のオペラとなった一幕の歌劇『イオランタ』が『くるみ割り人形』の舞台となるマリーの誕生日に居間で行われる劇中劇として上演され、その終演がバレエ『くるみ割り人形』の始まりにつながるという独創的な演出です。
『くるみ割り人形』は3人の優れたコンテンポラリー・ダンスの振付家(アーサー・ピタ、エドゥワール・ロック、シディ・ラルビ・シェルカウイ)が、伝統的なプティパの振付に拠らず、それぞれの場面を大胆に読み替えた振付を施します。 チェルニアコフの演出はオペラでイオランタに求愛するヴォーデモンは、そのまま「くるみ割り人形」の世界で主人公マリーにも心を寄せるなど、共通するプロットで、全体をまとめ上げています。
オペラの題名役はブルガリア出身の話題のソプラノ、ソーニャ・ヨンチェヴァがつとめ、バレエではパリ・オペラ座のエトワール、ステファーヌ・ブリヨン、アリス・ルナヴァンらが見事な踊りを披露します。(輸入元情報)(写真 輸入元提供)
【収録情報】
● チャイコフスキー:歌劇『イオランタ』全曲 (1892)
イオランタ…ソーニャ・ヨンチェヴァ(ソプラノ)
ルネ王…アレクサンドル・ツィムバリュク(バス)
ヴォーデモン伯爵…アルノルト・ルトコフスキ(テノール)
ロベルト…アンドレイ・ジリホフスキ(バリトン)
エブン=ハキア…ヴィート・プリアンテ(バリトン)、他
● チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』 (1892)
マリー…マリオン・バルボー
ヴォーデモン…ステファーヌ・ブリヨン(ダンスール・エトワール)
ドロッセルマイヤー…ニコラ・ポール
マリーの父…オーレリアン・ウェット
マリーの母…アリス・ルナヴァン(ダンスーズ・エトワール)
パリ・オペラ座合唱団、児童合唱団
パリ・オペラ座管弦楽団
アラン・アルティノグリュ(指揮)
演出・装置:ドミトリー・チェルニアコフ
振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ
振付:エドゥアール・ロック
振付:アーサー・ピタ
衣装:エレナ・ザイツェヴァ
照明:グレブ・フィルシティンスキ
映像:アンドレイ・ツェルニン
収録時期:2016年3月
収録場所:パリ、ガルニエ宮(ライヴ)
収録監督:アンディ・ゾマー
● 特典映像:イオランタとくるみ割り人形の舞台裏から(字幕:フランス語、英語)
収録時間:本編190分、特典映像53分
画面:カラー、16:9
字幕:英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語、韓国語
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。