リヒテル/ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、1961年パリ・ライヴ


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大注目盤
フランス国立視聴覚研究所音源提供
記念すべきリヒテルのパリ・デビューの貴重音源がついにCD化!
ロヴィツキのブラームス第4交響曲も収録。


まだソ連が「鉄のカーテン」の奥にあった頃、リヒテルというとてつもないピアニストがいると伝説が飛び交いました。1950年代に東欧諸国でコンサートを行うと、その凄さが世界の音楽界の話題となり、1960年ヘルシンキで西側にデビューします。その翌年10月6日にパリのシャイヨー宮で、ロヴィツキ指揮フランス国立放送管とブラームスのピアノ協奏曲第2番を演奏してパリ・デビューを果しますが、なんとその音源をina(フランス国立視聴覚研究所)が保存していました。スペクトラムサウンドよりLP先行でリリースされておりましたが、ついにCD化されました。
 リヒテルは当時46歳。若々しい気迫と輝かしい技巧が新鮮。さらに相当気分も乗っていたようで神がかり的な名演となっています。テンポは早目で、あまりの集中力のためあっという間に終るほどの充実感。ロヴィツキ指揮のフランス国立放送管弦楽団も味わい深いサポートで伝説のコンサートを彩っています。
 なお、当CDではボーナストラックとして1980年サル・プレイエルでのリサイタルから『革命』『雨だれ』を収録しております。
 LPではリリースされなかったブラームスの交響曲第4番も収録しております。ロヴィツキらしい速めのテンポで運びながらも、オーケストラはきちっとまとめられている好演です!
 平林直哉氏による日本語解説付き。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1

1. ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98

Disc2
2. ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
3. ショパン:練習曲 第12番ハ短調 Op.10-12『革命』
4. ショパン:練習曲 第15番変ニ長調 Op.28-15『雨だれ』

 スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ:2-4)
 フランス国立放送管弦楽団(1,2)
 ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮:1,2)

 録音時期:1961年10月6日(1,2) 1980年11月7日(3,4)
 録音場所:パリ、シャイヨー宮(1,2) サル・プレイエル(3,4)
 録音方式:モノラル(1,2) ステレオ(3,4)/ライヴ
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