ニコラ・アンゲリッシュ/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番、第4番


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ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、第4番
ニコラ・アンゲリッシュ、ロランス・エキルベイ&インスラ・オーケストラ


1970年アメリカに生まれ、7歳で演奏会デビュー。13歳の時にパリ国立高等音楽院に入学し、アルド・チッコリーニ、イヴォンヌ・ロリオ、ミシェル・ベロフ、マリー・フランソワーズ・ビュケに師事、一等賞を獲得し卒業したニコラ・アンゲリッシュ。世界中の有名オーケストラと共演し、日本にもたびたび来日、その完璧な音楽性で聴衆を魅了しています。
 ブラームス、リストなどロマン派作品を得意とするアンゲリッシュですが、今回はベートーヴェンの名作、ピアノ協奏曲第4番と第5番の演奏を熱演しています。何といっても注目したいのは、あえて彼が使用したのは1892年製のプレイエルの楽器。「ベートーヴェンがこの世を去って65年後、1892年に製作されたコンサート・グランドピアノは、ベートーヴェンの時代の響きと精神を尊重した、現代的な音色も持っている」とアンゲリッシュは語っています。アンゲリッシュが求める「新しいもの」を具現化するにふさわしい音色をもった楽器だったのです。そして、優美な第4番、壮麗な第5番と、作品の持つ雰囲気は違いますが、そのどちらも的確に表現できる性能も備えています。
 このアルバムは、パリ郊外にある新しい複合文化施設「ラ・セーヌ・ミュジカル」でライヴ収録され、共演のエキルベイ率いる注目のピリオド楽器を使用した「インスラ・オーケストラ」の磨き抜かれた響きも作品に華を添えています。(輸入元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:
1. ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
2. ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』


 ニコラ・アンゲリッシュ(1892年製プレイエル)
 インスラ・オーケストラ(ピリオド楽器使用)
 ロランス・エキルベイ(指揮)

 録音時期:2018年3月11,12日
 録音場所:ブローニュ=ビヤンクール、セガン島、ラ・セーヌ・ミュジカル
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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