作曲者シュタットフェルトがバッハと融合するニュー・アルバム。
21世紀のバッハ弾きマルティン・シュタットフェルト。美しいタッチ、みずみずしい感性で演奏されるバッハで「21世紀のグールド」と称される彼は、2004年の『ゴルトベルク変奏曲』でデビューして以来、バッハのみならずベートーヴェン、シューマン、シューベルト、ワーグナー作品をリリースしています。シュタットフェルトの成功はバッハの音楽と密接に関連しており、この新しいアルバムはそのバッハへのオマージュとなっています。
1曲目の有名な『シャコンヌ』は、様々な作曲家やピアニストらが編曲を行っていますが、これはシュタットフェルト独自の編曲。2曲目は、彼がバッハの作品に基づいて即興的な作品を作り上げました。『ゴルトベルク変奏曲』『音楽の捧げもの』『フーガの技法』などのバッハの作曲技法を取り入れ、『平均律クラヴィーア曲集』のように音階が半音ずつ上がりながら全ての調が演奏なされるように作られています。
このオマージュは、バッハにつながる発見の航海であり、バッハから離れ、再び彼に戻ってきたことが確認できるものであり、アーティストとしての内面的変化が投影されたような、シュタットフェルトしかできないアルバムといえましょう。(輸入元情報)(写真 輸入元提供)
【収録情報】
● J.S.バッハ/シュタットフェルト編:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番〜シャコンヌ
● シュタットフェルト:バッハへのオマージュ(ピアノのための12の小品)
1. 前奏曲 ハ長調
2. コラール 変ニ長調
3. B-A-C-Hによるカノン風変奏曲ニ長調
4. 2つの主題によるコラール前奏曲とカノン 変ホ長調
5. メヌエット ホ長調
6. パストラーレ ヘ長調
7. エコー 嬰ヘ長調
8. シチリアーノ ト長調
9. 前奏曲とフーガ 変イ長調
10. リチェルカーレ イ長調
11. フーガ 変ロ長調
12. コラール ロ長調
マルティン・シュタットフェルト(ピアノ)
録音時期:2018年3月6-9日
録音場所:カイザースラウテルン、南西ドイツ放送スタジオ「Emmerich-Smola-Saal」
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。