ショパン音楽の深奥をアンスネスで聴く醍醐味。
ノルウェーの名ピアニスト、レイフ・オヴェ・アンスネスのソニー・クラシカル第5弾。2012年から2014年にかけての「ベートーヴェンへの旅」(ピアノ協奏曲全曲の演奏とレコーディング)、そして北欧の音楽家ならではの素敵なシベリウスのソロ・アルバムに続き、アンスネス四半世紀ぶりのショパン・アルバムです。
アンスネスはデビュー当初の1992年にピアノ・ソナタ全集を含む2枚組のショパン・アルバムを発売していますが、フル・アルバムとしてショパン作品に取り組むのはそれ以来のことで、まさに36年ぶりのこと。しかもバラード全曲を夜想曲4曲と組み合わせるというまさに王道のプログラム。
「この10年でショパンの音楽が以前よりもぐっと身近に感じられるようになった。それがちょうど4つのバラードの中で『聖なるグラール』としてこれまで弾いてこなかった、技巧的にもっとも複雑な第4番に挑戦する時期と重なった」と語るアンスネス。第2番と第4番のバラードは2016年の来日公演でも取り上げられ、絶賛を博した演目です。風格と深みとを兼ね備えた名手ならではのショパン・アルバムの登場です。
レイフ・オヴェ・アンスネスは1970年、ノルウェーのカルモイ生まれ。ベルゲン音楽院で学び、1987年、オスロでデビュー。現在コペンハーゲンとベルゲン在住。「ノルウェー王国聖オラフ勲章」「ペール・ギュント賞」受賞。バッハから現代まで及ぶレパートリーを持ち、ヴァージン・クラシックスとEMIに録音後、2012年からソニー・クラシカルと専属録音契約を結んでいます。(輸入元情報)(写真 輸入元提供)
【収録情報】
ショパン:
1. バラード 第1番ト短調 Op.23
2. 夜想曲 第4番ヘ長調 Op.15-1
3. バラード 第2番へ長調 Op.38
4. 夜想曲 第13番ハ短調 Op.48-1
5. バラード 第3番変イ長調 Op.47
6. 夜想曲 第17番ホ長調 Op.61-1
7. バラード 第4番ヘ短調 Op.52
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
録音時期:2018年1月7-12日
録音場所:ブレーメン放送、ゼンデザール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
レコーディング・プロデューサー:ジョン・フレイザー
レコーディング・エンジニア:アーン・アクセルバーグ
エディター:ユリア・トーマス
2016年の来日公演で演奏された曲(2,3,7)
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。