作曲者自作自演を彷彿させる凄まじさ、
ボジャノフのショスタコーヴィチ!
2010年に行われた第16回ショパン国際コンクールで、アルゲリッチに激賞されたエフゲニ・ボジャノフ、久々の新譜は協奏曲。ボジャノフの協奏曲録音といえば、ショパン・コンクール本選のライヴのみだったので、大歓迎のリリースと申せましょう。それもロマン派作品ではなく、ショスタコーヴィチとモーツァルトという新境地を披露してくれます。
驚くべきはショスタコーヴィチ。指さばきや技巧はすさまじいものの皮肉さや軽快さはなく、ショスタコーヴィチ自身が残した録音を彷彿とさせるどす黒い闇をひきずっていて緊張感たっぷり。こんな凄い演奏はめったに聴くことができません。超オススメ。(輸入元情報)
【収録情報】
1. ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35
2. モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
エフゲニ・ボジャノフ(ピアノ)
ハンネス・ロイビン(トランペット:1)
バイエルン放送室内管弦楽団
ラドスワフ・シュルツ(指揮)
録音時期:2016年6月5日
録音場所:ミュンヘン、プリンツレーゲンテン劇場
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
4件中
1-4件を表示
※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。