モーツァルト:『皇帝ティートの慈悲』
モーツァルト最後のオペラ・セリアに新たな光を当てる名演が誕生!
ローマ皇帝ティートの刎頸の友セストは、横恋慕に破れティートを逆恨みする先帝の娘ヴィッテリアに唆されティートの暗殺を企てる。その後ティートがヴィッテリアを皇妃に選ぶ決定をしたのだが、時、既に遅くセストは皇帝の宮殿に火を放つ。セストは捕らえられ難を逃れたティートに尋問される。口を割らないセストに心動かされたヴィッテリアが自らの罪を告白すると、ティートは、彼らの裏切りに苦悩しながらも、そのすべてを赦すのだった・・・
20年にも及ぶ空白の後、グラインドボーンに、クラウス・グートの演出による強靭さと美しさを備えた『ティート』が帰って来ました。均整のとれた美声でリチャード・クラフトが題名役を演じ、アンナ・ステファニーはセストの不安と後悔の念を、完璧な歌唱で歌いあげます。舞台監督のグートは一世紀のローマの物語を二階は現代のオフィス、一階は草原という意表をつく設定で、オラフ・ヴィンターの精妙な照明・プロジェクションと相まって説得力に富む舞台を作り上げました。
ロビン・ティチアーティのタクトはエイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団からモーツァルトの最晩年のスコアから緻密で陰影に富む充実した音楽を紡ぎあげます。(輸入元情報)
【収録情報】
● モーツァルト:歌劇『皇帝ティートの慈悲』全曲
皇帝ティート:リチャード・クロフト(テノール)
セスト:アンナ・ステファニー(メゾ・ソプラノ)
ヴィッテリア:アリス・コート(ソプラノ)
プブリオ:クリーヴ・バーレイ(バス)
アンニオ:ミシェル・ロジエ(ソプラノ)
セルヴィリア:ジョエル・ハーヴェイ(ソプラノ)、他
グラインドボーン合唱団
エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団
ロビン・ティチアーティ(指揮)
演出:クラウス・グート
照明・プロジェクション:オラフ・ヴィンター
収録時期:2017年8月
収録場所:イギリス、グラインドボーン歌劇場(ライヴ)
● 特典映像:「世界が分割されるとき」「キャスト・ギャラリー」
※特典映像には日本語字幕は付いていません。
収録時間:143分
画面:カラー、16:9
字幕:英・仏・独・日・韓
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。