30年間熟成させた濃密なファンタジー
音楽から湧き上がるファンタジーを変幻自在に具現化させる名手ジャン=マルク・ルイサダが30年間温め続けてきたこだわりのシューマン・アルバム。ショパンのみならずシューマン解釈にも定評があるルイサダは、1988年に仏ハーモニック・レコーズに『ダヴィッド同盟舞曲集』『フモレスケ』の2曲を録音し、その好評がDGとの契約と国際的な演奏活動へとつながりました。それから30年を経て、円熟の極みにある今のルイサダが、前回とは全く次元の異なる、濃密で熟成された解釈でこの因縁の2曲に回帰、シューマンの本質に迫ります。
シューマンが自らの芸術的信条を託したフロレスタンとオイゼビウスが交錯する『ダヴィッド同盟舞曲集』、様々な気分が入れ代わり立ち代わり現れ、表情を変えつつ移ろうように書かれ、ドイツ語でユーモアを意味する「Humor」から派生した言葉を題名に持つ『フモレスケ』と、いずれもシューマンの最も個性的かつファンタジー溢れるピアノ曲集2編に加え、『トロイメライ』『メロディ』『楽しい農夫』を収録。「これまでで最高の出来」とルイサダが豪語するほどの充実のアルバムです。(メーカー資料より)
【収録情報】
シューマン:
● ダヴィッド同盟舞曲集 op.6
● メロディ(子供のためのアルバム op.68、第1部、第1曲)
● トロイメライ(子供の情景 op.15、第7曲)
● 楽しい農夫(子供のためのアルバム op.68、第1部、第10曲)
● フモレスケ op.20
ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ/スタインウェイ)
録音時期:2018年1月29,30日
録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO
プロデューサー:コード・ガーベン
バランス・エンジニア:フィリップ・ネーデル(b-sharp Berlin)
エディティグ・エンジニア:マティアス・エッブ(b-sharp Berlin)
ピアノ調律:ゲルト・フィンケンシュタイン
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。