シベリウス:交響曲第2番、シューベルト:『ロザムンデ』より
キリル・コンドラシン&コンセルトヘボウ管弦楽団
コンドラシンのシベ2はかっこいい! 辛口な語り口とズッシリ巨大な音響、これぞロシアの指揮者によるシベリウス。それでいてコンセルトヘボウの弦の美しさも良く出ており、停滞することなく大河のような音楽が滔々と流れていきます。心地よさと聴き応えの同居!
シューベルトの『ロザムンデ』は間奏曲第3番がハイライト。シベリウスでは辛口だったのにこちらは驚くほどロマンティック! あの絶品の旋律が感動的に歌われ涙を誘います。(販売元情報)
【収録情報】
1. シベリウス:交響曲第2番ニ長調 Op.43
2. シューベルト:劇音楽『ロザムンデ』 Op.26, D797より
a. 序曲『魔法の竪琴』
b. 間奏曲第3番
c. バレエ音楽第2番
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
キリル・コンドラシン(指揮)
録音時期:1979年3月1日(1)、1980年11月20日(2)
録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
録音方式:ステレオ(ライヴ)
国内プレス
日本語帯・解説付
【ALTUSの「TAHRA 復活シリーズ」について】
「TAHRA(ターラ)」はルネ・トレミヌ氏と、その夫人ミリアム・シェルヘン女史が立ち上げたフランスのレーベルです。ミリアム夫人は指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘であり、大指揮者たちとの家族ぐるみのつながりも強い人物。1992年に初のCDをリリース、その後も精力的に活動を続けますが、2014年に主宰者トレミヌ氏が惜しくも急逝。レーベルは活動縮小を余儀なくされ、現在多くのタイトルが入手困難の状態にあります。歴史的音源を正規かつオリジナルの形で音盤化することを特徴とし、ヒストリカル・ファンに大いに愛されたレーベルでした。
そんなTAHRAの残した遺産の素晴らしさを世に問うべく、国内レーベル「ALTUS(アルトゥス)」はミリアム夫人の承認のもと正式に音源のライセンスを受けた上で、新たなリマスタリングを施し発売するターラ復活シリーズを進めています。
ここに聴ける音は貴重なTAHRAオリジナルに基づくもので、他レーベルの同演奏とは一味もふた味も違う、なまなましい音像がお聴き頂けることと思います。(販売元情報)