ベルリオーズ:『ベンヴェヌート・チェッリーニ』
テリー・ギリアム演出、マーク・エルダー&オランダ国立歌劇場
若きベルリオーズがオペラ史上に刻んだ空前絶後のどたばたコメディー・オペラ
日本語字幕付き!
放蕩者、しかし腕は良い彫刻家チェッリーニには、相思相愛の若き恋人テレーザがいます。しかし恋敵フィエラモスカとのいざこざで、ついには殺人と誘拐の罪を犯してしまい、どうにも立場が悪くなってしまいました。その上、教皇から依頼されている彫刻は完成しておらず絶体絶命。一日だけ猶予をもらった彼がとった行動は・・・。
16世紀に実在した彫刻家ベンヴェヌート・チェッリーニの芸術と自由奔放な生き方に共感したベルリオーズは、一気にこの大規模な初めてのオペラを完成させました。ベルリオーズは後年「このような活気に満ち勢いに富んだ数々のアイディアを再現することは不可能だ」と語ったと伝えられます。
多彩なエピソードが盛り込まれた喜劇ですが、この上演はテリー・ギリアムの色彩豊かでメリハリの利いた演出によりロマンスあり、活劇あり、コメディありのスペクタクルな舞台となりました。題名役のジョン・オズボーン、ヒロイン、テレーザを歌うマリアンジェラ・シチリア、フィエラモスカ役のローラン・ナウリが優れた歌唱とともに、熟練の演技で作品を盛り上げます。(輸入元情報)
【収録情報】
● ベルリオーズ:歌劇『ベンヴェヌート・チェッリーニ』全曲
ベンヴェヌート・チェッリーニ:ジョン・オズボーン(テノール)
ジャコモ・バルドゥッチ:マウリツィオ・ムラーロ(バス)
フィエラモスカ:ローラン・ナウリ(バリトン)
教皇クレメンス7世:オルラン・アナスタソフ(バス)
フランチェスコ:ニッキー・スペンス(テノール)
ベルナルディーノ:スコット・コナー(バス)
ポンペオ:アンドレ・モルシュ(バリトン)
居酒屋の主人:マルセル・ビークマン(テノール)
テレーザ:マリアンジェラ・シチリア(ソプラノ)
アスカニオ:ミシェル・ロジエ(ソプラノ)
オランダ国立歌劇場合唱団
チン=リエン・ウー(合唱指揮)
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
マーク・エルダー(指揮)
舞台監督:テリー・ギリアム
副舞台監督、振付:レア・ハウスマン
舞台美術:テリー・ギリアム、アーロン・マースデン
衣装:カトリーナ・リンゼイ
録音時期:2015年5月15,18日
録音場所:アムステルダム、オランダ国立歌劇場(ライヴ)
撮影監督:フランソワ・ルシオン
収録時間:180分
画面:カラー、16:9
字幕:日本語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。