アリアージュ・クインテット／ロスト・イン・テンプテーション

「混合」を意味する「アリアージュ」を名に冠したアリアージュ・クインテットは、すでにソニー・クラシカルから3枚のアルバムをリリースしている、ロンデックス門下のダニエル・ゴーティエ率いるサクソフォン五重奏団（4人のサクソフォンとピアノ）です。これまでのアルバムも「5人だけのアンサンブルとは思えない・・・まるでオーケストラを思わせるような充実したサウンド」と高く評価されるなど、独創的な編曲でこれまで知られていた作品に新たな光を当てる音楽活動は大きく注目されています。今回はレスピーギ「古風な舞曲とアリア」、サン＝サーンス「バッカナール」、パーセル「妖精の女王」組曲などを組み合わせ、テクニックだけでなく絶妙な音色や繊細さによって、リスナーを誘惑するかのようなサウンドが聞きものです。（Foto: Ira Weinrauch - Weinrauch Fotografie）（輸入元情報）

【収録情報】
● サン＝サーンス：歌劇『サムソンとデリラ』より「バッカナール」（S.ポットマイアー編）
● レスピーギ：リュートのための古風な舞曲とアリア第1組曲（W.ファン・クラヴェレン編）
● ハチャトゥリアン：組曲『仮面舞踏会』より「ワルツ」（M.ウリクハンヤン編）
● ハチャトゥリアン：組曲『スパルタクス』より「エギナとバッカナリアのヴァリアシオン」（M.ウリクハンヤン編）
● ホルスト：7つのスコットランド旋律より第1曲（アリアージュ五重奏団編）
● ヴァイル：『三文オペラ』より「5つの歌」（S.マルツェフ編）
● ブラームス：子守歌 Op.49-4（B.ヴィルデン編）
● パーセル：『妖精の女王』より9つの小品（アリアージュ五重奏団編）

　アリアージュ・クインテット
　　Daniel Gauthier, Hayrapet Arakelyan, Simon Hanrath, Sebastian Pottmeier, Jang Eun Bae

　録音時期：2017年10月
　録音場所：ドイチュランド放送、室内楽ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）