モーツァルト:コジ・ファン・トゥッテ
サヴァリッシュ&バイエルン国立歌劇場
1978年ステレオ・ライヴ
モーツァルトの『コジ・ファン・トゥッテ』は、その内容(恋人同士を交換する)のため、19世紀には不道徳なオペラと見做され、ベートーヴェンからワーグナーの時代にはほとんど演奏されることなく、この作品に正統な評価を与えたのはリヒャルト・シュトラウスとヘルマン・レヴィだとされています。
シュトラウスを敬愛し、彼の歌劇全てを演奏したサヴァリッシュですが、このモーツァルトでは、ロマン派作品とは違う、軽やかで鮮やかなドラマを表出しており「卓越したモーツァルト指揮者」としてのサヴァリッシュを讃えるにふさわしい見事な演奏を繰り広げています。1970年代後半における最高の歌手たちによる歌唱も聴きどころです。
尚、ブックレット表面には「1978年2月28日ライヴ」と記載がありますが、裏面に記載された1978年2月25日が正しい日付となります。お詫びして訂正いたします。(輸入元情報)
【収録情報】
● モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』全曲
フィオルディリージ…マーガレット・プライス(ソプラノ)
ドラベッラ…ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
フェルランド…ペーター・シュライアー(テノール)
グリエルモ…ヴォルフガンク・ブレンデル(バス)
ドン・アルフォンソ…テオ・アダム(バス)
デスピーナ…レリ・グリスト(ソプラノ)
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
ヴォルフガンク・サヴァリッシュ(指揮)
録音時期:1978年2月25日
録音場所:ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場
録音方式:ステレオ(ライヴ)
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