フリッツ・レーマン(指揮:第1-4部)、ギュンター・アルント(指揮:第5,6部)、ベルリン・フィル、ベルリン・モテット合唱団(3CD)/バッハ:『クリスマス・オラトリオ』全曲
レーマンによる未完の『クリスマス・オラトリオ』の全曲盤
バッハのリバイバル録音の先駆者による最後の録音が、最新リマスタリングによりCD化されます。バッハの専門家ニコラス・アンダーソンが『クリスマス・オラトリオ』の背景と詳細、フリッツ・レーマンの経歴、録音プロジェクトについて新たに寄稿しています(欧文のみ)。
1956年3月20日、ミュンヘンで伝統的な聖金曜日のバッハ『マタイ受難曲』演奏中、フリッツ・レーマンは心臓発作によって突然世を去ることとなり、その前年の8月第1週に第4部までのカンタータを録音していた『クリスマス・オラトリオ』は未完成のままになってしまいました。
レーマンのバッハはその時代の「規範」でした。規模を小さくしたベルリン・フィルハーモニーはオーボエ・ダ・カッチャのような古楽器の最新型の複製を組み入れ、ギュンター・アルントによって1950年に設立されたばかりのベルリン・モテット合唱団の素晴らしく磨かれ、専門的に熟練した声の伴奏を務めました。
DGは残り2部のカンタータの録音をギュンター・アルントの指揮で1956年6月と9月に行い、全曲を完成させました。(輸入元情報)
【収録情報】
● J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248
ヘルムート・クレプス(福音史家:テノール)
グントヒルト・ウェーバー(天使:ソプラノ)
ジークリンデ・ワーグナー(コントラルト)
ハインツ・レーフス(ヘロデ王:バス)
ベルリン・モテット合唱団
RIAS室内合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ギュンター・アルント(指揮:第5,6部)
フリッツ・レーマン(指揮:第1-4部)
録音時期:1955年8月3-10日(第1-4部)、1956年6月22,24,25日&9月15日(第5,6部)
録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
録音方式:モノラル(セッション)
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。