チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル、ブリギッテ・ファスベンダー/R.シュトラウス:死と浄化、マーラー:亡き子をしのぶ歌


R.シュトラウス:死と浄化、マーラー:亡き子をしのぶ歌
セルジウ・チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル、ブリギッテ・ファスベンダー


ミュンヘン・フィル所蔵の、オリジナルのアナログ・マスターテープより新たなマスタリングを行い、初の正規盤の登場!
 ミュンヘン・フィルとチェリビダッケによる素晴らしい遺産、ミュンヘン・フィル・レーベルより正規盤発売第2弾となります。彼は1979年6月に首席指揮者に就任し、17年間この地位を維持しました。 今日のミュンヘン・フィルの世界的な名声を築いた、オーケストラを作る上で不可欠な要素でした。そして、今日ミュンヘン・フィルは国際的に高く評価されるオーケストラとなっています。
 ミュンヘン・フィル・レーベルは、現音楽監督ワレリー・ゲルギエフとの近年のライヴ録音をCDとして発売。2017年3月には、クリスティアーン・ティーレマンとのライヴ録音のデジタル配信を開始しています。
 この伝説的なチェリビダッケによる演奏は、彼とオーケストラの本質を形成した伝説的なコンサートでもあり、今日まで絶賛されているものです。
 今回のアルバムの『亡き子をしのぶ歌』は、マーラー作品をほとんど演奏しなかったチェリビダッケの貴重な音源。「わたしはマーラーを指揮したことは一度もないし、今後もないだろう。マーラーは音楽史の中でもっとも痛ましい現象のひとつだ」「マーラーなんかいなくってもまったく気にならない」(『私が独裁者? モーツァルトこそ! チェリビダッケ音楽語録』より)と語っていたチェリビダッケ。「マーラーには始まりはあるが終わりはない」交響曲を常に批判し、生涯に一度も演奏しませんでしたが、この『亡き子をしのぶ歌』のみは、例外的に歌詞に意味があるとして演奏されたといわれています。ファスベンダーの素晴らしい歌唱とともに、チェリビダッケが最晩年のスタイルに移行する直前のスタイルで、驚くほど豊かな色彩を明らかにした演奏です。『死と浄化(変容)』は、ドラマ性を劇的に描くことに卓越しているチェリビダッケが、若いころから数多く演奏に取り上げた曲のひとつ。まさにチェリビダッケならではのすさまじい演奏で、演奏時間は30分11秒。圧倒的なスケールによる緻密で刺激的な演奏です。
 この発売のために、ミュンヘン・フィル所蔵のオリジナルのアナログ・マスターテープより新たなマスタリングを行っています。最近、ECMの監修の下で新マスタリングを担当し、キース・ジャレットの諸作にかかわってきたエンジニア、クリストフ・スティッケル氏がマスタリングを担当し、ライヴの緊迫感ある演奏が甦っています。(輸入元情報)

【収録情報】
1. マーラー:歌曲集『亡き子をしのぶ歌』
2. リヒャルト・シュトラウス:交響詩『死と浄化(変容)』 op.24


 ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ:1)
 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

 録音時期:1983年6月30日(1)、1979年2月17日(2)
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 ※両曲とも演奏後拍手入り
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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