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  • アダム・フィッシャー、ハイドンへ還る。後期交響曲の再録音、第2集!

  • ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスの番号付きの全交響曲を録音した唯一の指揮者アダム・フィッシャー。デンマーク室内管弦楽団の首席指揮者就任から25年となる記念の年に彼が世に問うのはハイドンの後期交響曲シリーズの再録音です。第2集となる今回の演奏も、オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団との旧全集録音に比べると更にシェイプアップ、テンポアップされており、ダイナミックスの切り替えやアクセントも鮮烈。まさに見通しのよいすっきりとしたハイドン像が構築されています。
     この第2集には、交響曲『奇跡』を含む第96番から第98番の3曲を収録。第96番のニックネーム「奇跡」とは初演時に会場のシャンデリアが落下するも、観客がハイドン見たさのためにステージ近くに集まっていたため、けが人が出なかったというエピソードに由来するもの(しかし近年の研究では、この出来事は102番の初演時だったということが判明しています)。他には第2楽章に弦楽器の特殊奏法である「スル・ポンティチェロ」が用いられた第97番、終楽章にチェンバロが使用されることで知られる第98番を収録。どの曲も小回りの利いたオーケストラの奏者たちの演奏技術も存分に発揮されています。
     当盤の3曲とも第3楽章にはメヌエットが置かれており、ここでも第1集と同じく、ティンパニの打撃が良いアクセントとなった、滑らかなリズムと疾走感にあふれた爽やかな音楽が楽しめます。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ハイドン:
    ● 交響曲第96番ニ長調 Hob.I:96『奇跡』(1791)
    ● 交響曲第97番ハ長調 Hob.I:97(1792)
    ● 交響曲第98番 変ロ長調 Hob.I:98(1792)

     デンマーク室内管弦楽団
     アダム・フィッシャー
    (指揮)

     録音時期:2022年9月3,4,6,7日、11月14日
     録音場所:コペンハーゲン、王立デンマーク音楽アカデミー、コンサート・ホール
     録音方式:ステレオ(デジタル)

  • アントニ・ヴィト/ペンデレツキ:中国の詩

    ペンデレツキの交響曲第6番は、バス・バリトンと小オーケストラのための作品。ハンス・ベトゲがドイツ語に翻案した「中国の詩」を用いた8楽章で構成されており、要所要所に二胡のソロが挿入されています。第6番と附番されていますが、長い間スケッチのみが知られていたものを、第8交響曲『はかなさの歌』を完成させた後の2008年に再度とりあげ、およそ9年の歳月をかけて完成させた、実質ペンデレツキ最後の交響曲となります。ベトゲの詩から想起するのはマーラーの『大地の歌』ですが、この交響曲はまさにマーラー風の響きを持つ後期ロマン派の作風に倣ったもの。哀愁を帯びた旋律が耳に残ります。2012年のヴァイオリンとヴィオラのための二重協奏曲(この演奏はチェロとヴァイオリン)と2015年のトランペット小協奏曲は新古典派風の活発な作品。
     トランペット小協奏曲でソロを吹くダヴィド・ゲリエは2003年ミュンヘン国際コンクール・トランペット部門で1位受賞。2004〜2009年フランス国立管弦楽団、2009〜2010年ルクセンブルク・フィルのソロ・ホルン奏者を務めたトランペットとホルン二刀流の名手。ここでは超絶技巧を駆使した素晴らしいトランペットを披露しています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ペンデレツキ:
    1. トランペット・コンチェルティーノ(2015)
    2. ヴァイオリンとヴィオラのための二重協奏曲(2012)
    ヴァイオリンとチェロ版
    3. 交響曲第6番『中国の歌』(2008-17)
     I. 神秘的な笛
     II. 異国にて
     III. 川の上で
     IV. 野生の白鳥
     V. 絶望
     VI. 月夜
     VII. 夜の情景
     VIII. 秋の笛の歌

     ダヴィド・ゲリエ(トランペット:1)
     アレクサンドラ・クルス(ヴァイオリン:2)
     チェ・ハヨン(チェロ:2)
     ヤロスラフ・ブレンク(バス・バリトン:3)
     シン・シャオリン(二胡:3-I, III, VI, VII)
     ノールショピング交響楽団
     アントニ・ヴィト
    (指揮)

     録音時期:2022年6月20日(1)、21日(2)、22,23日(3)
     録音場所:スウェーデン、Louis de Geer Konsert & Kongress i Norrkoping
     *二胡の演奏のみ:Bauhinia Musik Haus, Hong Kong
     録音方式:ステレイ(デジタル/セッション)

  • アルメニアの輝き〜20世紀アルメニアのヴァイオリンとピアノのための作品集

    小品ながらも芸術性に富んだ曲を集めた、ヴァイオリンとピアノのためのアルメニア作品集。アルバムの前半におかれた5作品はアルメニアの司祭、音楽学者、作曲家、歌手、聖歌隊指揮者であり、アルメニア近代音楽の擁護者として知られるコミタスの作品。どの曲にも抒情的な雰囲気がありますが、なかでも『鶴』はアルメニアの賛歌の象徴として強い存在感を放ちます。
     他にはハチャトゥリアンの『ガイーヌ』、『スパルタクス』からの音楽や、彼の作品番号1となった『舞曲 変ロ長調』、トビリシとモスクワのアルメニア文化施設で作曲を学び、アルメニアの伝承音楽の研究に力を尽くしたアブラミャンの色彩感に満ちた『スケルツォ』、現代アルメニアの音楽発展に多大なる貢献を果たし、1963年には芸術功労者(名誉芸術家)に認定されたバグダサリアンの美しい『夜想曲』など、アルメニアの優れた作曲家たちの作品を紹介。アジアの民謡にも通じる懐かしい旋律が聴き手のノスタルジックな感情を呼び起こします。(輸入元情報)

    【収録情報】
    1. コミタス[1869-1935]:あんずの木(1905-06)
    〜A.ガブリエリアンによるヴァイオリンとピアノ編
    2. コミタス:ヤマウズラの歌(1908)〜A.ガブリエリアンによるヴァイオリンとピアノ編
    3. コミタス:ヴァガルシャパトの踊り(1891)〜K.ドムバエフによるヴァイオリンとピアノ編
    4. コミタス:彼は輝き、歩いた(1902-06)〜K.ドムバエフによるヴァイオリンとピアノ編
    5. コミタス:鶴(1911)〜S.Z.アスラマジアンによるヴァイオリンとピアノ編
    6. サルキス・バルフダリアン[1887-1972]:最愛の人へ(1936)
    7. アラム・ハチャトゥリアン[1903-1978]:舞曲 変ロ長調 Op.1(1926)
    8. エドゥアルド・アブラミャン[1923-1986]:ヴァイオリンとピアノのための演奏会用スケルツォ(1954)
    9. アレクサンドル・アルチュニアン[1920-2012]:ヴァイオリンとピアノのための舞曲(1947)
    10. ハチャトゥリアン:バレエ音楽『ガイーヌ』(1942)〜第3幕のアダージョ
    〜(A.ヤンポリスキーによるヴァイオリン編
    11. ハチャトゥリアン:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番(1972)〜第1楽章:グラーヴェ
    12. ハチャトゥリアン:バレエ音楽『ガイーヌ』(1942)〜第1幕:ウズンダーラ
    〜M.フィフテンホルツによるヴァイオリン編
    13. ハチャトゥリアン:バレエ音楽『スパルタクス』(1950-54)〜第2幕:スパルタクスとフリーギアのアダージョ〜H.スムバチャンによるヴァイオリンとピアノ編
    14. エドゥアルド・バグダサリアン[1922-1987]:夜想曲 イ長調(1957)
    15. エドヴァルド・ミルゾイアン[1921-2012]:序奏と常動曲〜常動曲(1957)
    〜ヴァイオリンとピアノ版

     ニコライ・マドヤン(ヴァイオリン)
     アルミネ・グリゴリアン(ピアノ:1-9,13-15)

     録音:
     2001年6月4,5日 アルメニア、Aram Khachaturian Concert Hall(1-9)
     2003年9月8日 アルメニア、Komitas Chamber Music Hall, Yerevan(13-15)
     2018年7月17日 アルメニア、Komitas Chamber Music Hall, Yerevan(10-12)

  • シューベルト:ピアノのための舞曲集

    生粋のウィーンっ子だったシューベルト。社交界の付き合いとして、ウィーンにオープンした数多くのサロンや、彼の仲間たちの集い「シューベルティアーデ」のために多くの舞曲を作曲しました。これらは大評判となり、若きシューベルトは楽譜の出版と販売の機会を得ることができました。どれも小さいながらウィットに富んだメロディとハーモニーを持ち、時にはスイスのヨーデルの模倣さえも聴かれる、湧き上がるような自然な楽想に満ちています。また『12のエコセーズ D.299』はリンツに住み、彼と生涯にわたる友情を結んだヨーゼフ・フォン・シュパウンの妹マリーに献呈されており、ウィーン市以外で演奏されたシューベルトの初めての曲とされています。自筆譜は一部のみが現存するだけですが、ここでは、初版と筆写譜に基づいた1982年のヘンレ版を用いて演奏しています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    シューベルト:
    1. 38のワルツ、レントラーとエコセーズ Op.18, D.145(1815-21)

     ワルツ第1番〜第12番
     レントラー第1番〜第17番
     エコセーズ第1番〜第9番 - 第8番(ダ・カーポ)
    2. 12のエコセーズ D.299(1815)
    3. 20のワルツ Op.127, D.146(1815-23)(自筆譜第2稿による)
    4. 12のエコセーズ D.781〜レントラー第2番〜第12番(1823)
    5. エコセーズ ニ長調 D.782(c.1823)
    6. 12のレントラー D.681〜レントラー第5番〜第12番(c.1815)
    9. ギャロップと8つのエコセーズ Op.49, D.735(c.1822)
    10. 8つのエコセーズ D.529(1817)
    11. 6つのエコセーズ D.421(1816)
    12. ドイツ舞曲 嬰ハ短調〜エコセーズ 変ニ長調 D.643(1819)
    13. エコセーズ 変ホ長調 D.511(c.1817)
    14. エコセーズ ニ短調/ヘ長調 D.158(1815)

     ディディエ・カストル=ジャコマン
    (ピアノ)

     録音時期:2021年8月17,18日(1-5,14)、2022年4月12-15日(6-13)
     録音場所:フランス、Rouen Piano Auditorium
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
     収録時間:85分

  • リュリ:歌劇『アシとガラテー』

    フランス・バロックの作曲家、ジャン=バティスト・リュリが不慮の事故による病で他界する前年、1686年に貴族の祝宴のために作曲し、作曲家最後の完成したオペラとなった牧歌劇『アシとガラテー(アシスとガラテア)』。ルイ14世の王太子ルイ・ド・フランスがアネット城を訪問した際、彼をもてなすために書かれた作品で、フランス風序曲で荘重に始まり、数々の歌唱とバレ(舞踊)が繰り広げられ、華々しいパッサカリアで締めくくられるというリュリならではの秀作です。
     ガラテー役にはエレナ・ハルシャーニ、アシ役にはジャン=フランソワ・ロンバールと優れた若手歌手を起用、フィレンツェ五月祭管弦楽団がピリオド楽器に持ち替え、活気と古雅な味わいに満ちた演奏を繰り広げます。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● リュリ:歌劇『アシとガラテー(アシスとガラテア)』全曲
    (1686年パリ版)

     アシ…ジャン=フランソワ・ロンバール(テノール)
     ガラテー…エレナ・ハルシャーニ(ソプラノ)
     ディアナ/ナイアス2/シラ…ヴァレーリア・ラ・グロッタ(ソプラノ)
     アボンダンス/アメント/ナイアス1…フランチェスカ・ロンバルディ・マッズッリ(ソプラノ)
     コーモス/ティルシス…マルクス・ヴァン・アルスデール(テノール)
     アポロン/ユノーの祭司/テレモス…セバスティアン・モンティ(テノール)
     ポリュペモス…ルイージ・デ・ドナート(バス)
     ネプチューン…グイド・ロコンソロ(バリトン)
     ドリュアス…シルヴィア・スペッソト(ソプラノ)
     シルウァヌス…ダヴィデ・ピーヴァ(バス)
     フィレンツェ五月祭合唱団(合唱指揮:ロレンツォ・フラティーニ)
     フィレンツェ五月祭管弦楽団(古楽器使用)
     フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)

     録音時期:2022年7月9日
     録音場所:フィレンツェ五月音楽祭歌劇場(ズービン・メータ・ホール)
     録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

  • クリスマスの朝に〜クリスマス合唱曲集

    2012年に発売された「冬の光」)に続くヴァサーリ・シンガーズのクリスマス・アルバム。穏やかで伝統的なキャロルから熱烈な祈りの時まで、特別な音楽体験をする時期にふさわしい1枚です。フィンジの『地には平和を』やラターの『クリスマスの子守歌』など良く知られる作品をはじめ、多くの人々に歌われる『ディンドン空高く』などの伝承曲、ヴァサーリ・シンガーズ結成40周年を記念して2022年に委嘱されたヘレナ・ペイシュによる『クリスマスの朝に』など様々な作品が均整のとれた美しいハーモニーで歌われています。楽しいメロディが次々と現れる『ア・メリー・リトル・クリスマス』も聴きどころです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    1. ジェラルド・フィンジ[1901-1956]:地に平和を Op.39(1954)
    〜M.フォードによる2声、合唱とオルガン編
    2. 伝承曲:サセックス・キャロル『クリスマスの夜に』〜D.ウィルコックスによる合唱とオルガン編
    3. ジョン・ラター[1945-]:クリスマスの子守歌(1989)〜合唱とオルガン版
    4. ハーバート・ハウエルズ[1892-1983]:汚れなきバラ(1919)
    5. エイドリアン・ピーコック[1962-]:ヴェニーテ、ガウデーテ(2009)
    6. ヘレナ・ペイシュ[2002-]:クリスマスの朝に(2020)
    7. ラター:おやすみ、イエスよ(1999)
    8. ボブ・チルコット[1955-]:荒野の果てに(2006)
    9. 伝承曲:このすてきな香りはなんだろう?
    〜D.ウィルコックスによる声、合唱とオルガン編
    10. 伝承曲:ディンドン空高く〜S.ニコルソンによる合唱とオルガン編
    11. ラター:キャンドルライト・キャロル(1984)〜合唱とオルガン版
    12. ウィリアム・ルウェリン[1925-2023]:ロンドン・ウェイツ(1986)
    13. イアイン・ファーリントン[1977-]:ノヴァ! ノヴァ!(2022)
    14. 伝承曲:眠れ、イエスよ、眠れ
    〜R.パヌフニクによる声、合唱とピアノ編
    15. ア・メリー・リトル・クリスマス(あなたに楽しいクリスマスを メドレー)(1992)〜ウィンター・ワンダーランド〜レット・イット・スノー〜ホワイト・クリスマス〜ジングル・ベル〜G.リチャーズによる合唱とピアノ編
    16. 伝承曲:クリスマスおめでとう〜B.チルコットによる合唱とピアノ編

     ヴァサーリ・シンガーズ
     ロデリック・ウィリアムズ(バリトン:1,4,9,12)
     ジョセリン・サマービル(ソプラノ:1,6)
     エリザベス・リム(ソプラノ:14)
     マーティン・フォード(ピアノ:14-16、オルガン:1-3,7-11,13)
     ジェレミー・バックハウス(指揮)

     録音時期:2021年10月17日(1,5,9,14)、2023年2月11,12日(2-4,6-8,10-13,15,16)
     録音時期:Tonbridge School Chapel, Kent, UK
     録音方式:ステレオ(デジタル)
     世界初録音(6)

  • 民族色豊かなコダーイの名作と、トスカニーニに捧げた晩年の交響曲をカップリング
  • 20世紀ハンガリーを代表する作曲家のひとり、ゾルターン・コダーイ。彼は祖国の民俗音楽を丹念に収集・研究し、バルトークと共に民謡集の出版を行います。また音楽教育の分野でも活躍、教育用の曲を多数書き、その手法は「コダーイ・メソッド」と呼ばれるほどにハンガリー内外に重要な影響を与えました。
     彼の管弦楽作品はどれも色彩的でリズミカル。このアルバムの中心となる『ハーリ・ヤーノシュ』は彼の同名の歌劇からの管弦楽組曲で、原作はハンガリーの詩人ガライ・ヤーノシュ[1812-1853]の叙事詩。元軍人のハーリ・ヤーノシュが酒場で語る波乱万丈の冒険談が描かれています。組曲は歌劇の進行とは関係なく組まれており、第3曲と第5曲では伝統楽器ツィンバロムが使用されているのも特色です。
     『夏の夕べ』は作曲家自身が「牧歌」と呼んだ作品で、もともとはハンガリー王立音楽院の卒業作品として書かれたもの。1906年に初演されて以降は忘れられてしまったものの、1929年にアルトゥーロ・トスカニーニの勧めにより改訂が行われ、1930年にトスカニーニが指揮するニューヨーク・フィルにより演奏されました。
     交響曲はトスカニーニのすすめにより1930年代に構想されましたが、完成したのは1961年のこと。1957年に世を去ったトスカニーニの思い出に捧げられたこの曲は、1961年にフェレンツ・フリッチャイ指揮ルツェルン祝祭管弦楽団によって初演されました。急緩急の3楽章構成、演奏時間27分ほどで、ルーセルやストラヴィンスキーを思わせる新古典主義のスタイルによる作品です。明瞭な調性をもとにした晦渋さのない楽想、抒情に満ちた緩徐楽章を生気とユーモアに富んだ両端楽章がはさみ、結尾へ向けての盛り上げ方など、一聴しただけでは1960年代の作品と思えない親しみ易さの中にコダーイ晩年の境地が滲む魅力的な音楽です。
     演奏はジョアン・ファレッタが指揮するバッファロー・フィルハーモニー管弦楽団。機動力とパワーを生かした闊達な音楽が紡ぎ出されています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    コダーイ:
    1. 組曲『ハーリ・ヤーノシュ』 (1926-27)

     前奏曲、おとぎ話は始まる
     ウィーンの音楽時計
     歌
     戦争とナポレオンの敗北
     間奏曲
     皇帝と廷臣たちの入場
    2. 夏の夕べ (1906 rev./1929-30)
    3. 交響曲ハ長調 (1930's-61)

     バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
     チェスター・エングランダー
    (ツィンバロム:1)
     ジョアン・ファレッタ(指揮)

     録音時期:2022年5月12日(2,3)、11月14日(1)
     録音場所:Kleinhans Music Hall, Buffalo, New York, USA
     録音方式:ステレオ(デジタル)

  • マルシュナー:序曲と舞台音楽集 第2集

    ウェーバーとワーグナーを繋ぐドイツ・オペラの作曲家のひとり、マルシュナーの舞台音楽を発掘するシリーズ第2集。こんにちでは舞台上演に出会うことはめったにない彼の作品、ロマンティックな旋律と華麗なオーケストレーションで彩られた管弦楽曲だけでも楽しめます。ここでは初期と円熟期の作品から序曲、間奏曲、行進曲、バッロ(舞曲)を収録。この分野の第一人者サルヴィがチェコの古都フラデツ・クラーロヴェーのオーケストラを指揮してお届けします。(輸入元情報)

    【収録情報】
    マルシュナー:
    1. 劇音楽『ホンブルクの公子』(1821)より

     第1幕 間奏曲
     第2幕 間奏曲
     第3幕 間奏曲
     第4幕 間奏曲
     第4幕 終幕のシンフォニー
    2. 劇的カンタータ『東方からの響き』 Op.109(1842)〜序曲
    3. 歌劇『皇帝アドルフ・フォン・ナッサウ』 Op.130(1845)より

     第1幕 バッロ
     第2幕 行進曲
    4. 歌劇『アウスティン』(1850-51)より
     序奏
     第2幕 戴冠式行進曲
     第3幕 バッロ

     フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー
     ヴァーツラフ・ザイーツ(ヴァイオリン:4)
     ペトル・リチー(チェロ:4)
     ダリオ・サルヴィ(指揮)

     録音時期:2022年9月1-3日
     録音場所:チェコ、Koncertni sal Filharmonie Hradec Kralove
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
     全て世界初録音

  • ペロージ:ピアノ五重奏曲第3番、第4番、弦楽三重奏曲集

    プッチーニも脱帽したペロージの豊かなメロディに浸るシリーズ第2作。ペロージはピエモンテ州トルトーナに生まれミラノの音楽院で学び、ヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂の楽長を務め、オラトリオなどの宗教的な声楽作品で国際的な名声を得ました。
     そんなペロージ、1920年代には一時的に精神疾患を患い休職せざるを得ませんでしたが、回復後は職務に復帰するとともに作曲活動も再開しました。このアルバムの後半に収録された番号なしの弦楽三重奏曲は、復帰した時期に書かれた10曲の中の6曲で、どれも断片的であるものの、自身の作曲技法の更なる向上を目指すための対位法の研究や、ハーモニーの工夫が反映されています。
     2曲のピアノ五重奏曲は1931年作曲。当時もまた重病を患いながらも旺盛な創作意欲に掻き立てられていたペロージの豊かなアイデアが感じられる充実した作品です。第1番の番号が振られた弦楽三重奏曲は急-緩-急の伝統的な書法で書かれており、合唱作品を得意としたペロージらしい歌心に溢れた作品です。
     演奏は2005年に設立されたローマ・トレ・オーケストラのメンバーによるアンサンブル。ローマとラツィオで生まれた最初の大学オーケストラで、若い世代に素晴らしい音楽を広めることを目的として活動しています。ヴァイオリンの河崎日向子さんはローマ在住。いくつものアンサンブルに参加し活躍しています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ペロージ:
    1. ピアノ五重奏曲第3番イ短調(1931)
    2. ピアノ五重奏曲第4番イ長調(1931)
    3. 弦楽三重奏曲第1番ト短調(1928)
    4. 弦楽三重奏曲 ハ長調(1920s)
    5. 弦楽三重奏曲 ニ短調(1924)
    6. 弦楽三重奏曲 変ホ長調(1920s)〜A.サッケッティ版
    7. 弦楽三重奏曲 変ホ長調(1920s)
    8. 弦楽三重奏曲 ホ長調(1920s)
    9. 弦楽三重奏曲 ト短調(習作)(1920s)
    10. 弦楽三重奏曲 ハ短調『フーガ・フェナローリ』(1920s)

     マッテオ・ベヴィラクア
    (ピアノ:1,2)
     ローマ・トレ・オーケストラ・アンサンブル
      レオナルド・スピネディ(ヴァイオリン)
      河崎日向子(第2ヴァイオリン:1,2)
      ロレンツォ・ルンド(ヴィオラ)
      アンジェロ・マリア・サンティージ(チェロ)

     録音時期:2022年6月6-9日
     録音場所:ローマ、Palladium Theatre
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
     世界初録音(4,5,7-10)

  • ガーニー:ピアノ作品集

    ガーニー、アイヴァー(1890-1937)

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥2,640
    会員価格 (税込)
    ¥1,590
    発売日
    2023年10月26日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥1,590

    英国歌曲に関心のある人には『5つのエリザベス朝歌曲』の作曲家として知られるアイヴァー・ガーニーのピアノ曲を集めた珍しい1枚。ガーニーは少年時代から音楽の才能を発揮し、グロスター大聖堂の聖歌隊員を務めながらオルガンを学び、王立音楽大学に入学してスタンフォードから作曲を学びました。第1次世界大戦で従軍中に負傷し、その後遺症に悩みつつ47歳でこの世を去りました。現在では作曲家としてのみならず、詩人としても非常に高く評価されています。
     ここで聴けるピアノ曲はガーニー20代の作品で、第1次世界大戦をはさんで書かれたもの。シューマンや初期のスクリャービンを思わせる抒情的な『5つの前奏曲』で始まり、しっとりとした雰囲気を持つピアノ・ソナタ第1番、ブラームス風の内省的なソナタ第3番と続き、静かで抒情的な『秋』がアンコールのように置かれています。最後には、3楽章の作品として構想されながら作曲に難渋したソナタ第2番から、唯一完成された第2楽章で静かにプログラムを終えます。
     演奏するジョージ・ローリーは王立バーミンガム音楽院でマーク・ベッビントンに師事し、数多くのコンクールに入賞。現在チェルトナムレディースカレッジのピアノ科で教えるベテラン奏者です。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ガーニー:
    1. 5つの前奏曲(1919-20)

     第5番ニ長調
     第2番イ短調
     第4番嬰ヘ長調
     第3番変ニ長調
     第1番嬰ヘ長調
    2. ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調(1910)
    3. ピアノ・ソナタ第3番ニ短調(1919)
    4. ピアノのための2つの詩(1912)〜第1番『秋』
    5. ピアノ・ソナタ第2番ニ長調(1919)〜第2楽章:アダージョ

     ジョージ・ローリー
    (ピアノ)

     録音時期:2023年3月15,16日
     録音場所:Tythe Barn at Hellens Manor, Much Marcle, Herefordshire, UK
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
     世界初録音(2-5)

  • ドゥヴィエル主演、ピション指揮、ペリー演出の新制作『ラクメ』
    初演の地オペラ=コミック座より登場!

  • 舞台は19世紀、イギリス統治時代のインド。神官ニーラカンタは森の中に密かに信徒を集め、イギリスの植民地支配に対する叛乱を企てています。ニーラカンタの美しい娘ラクメは巫女(みこ)として人目を避けて暮らしていますが、イギリスの駐留軍人ジェラルドに見そめられ、恋心を抱きます。許されぬ恋に身を焦がす2人の前に立ちはだかるニーラカンタ。彼は、ジェラルドを巧みにおびき出し殺そうとします・・・
     バレエ『コッペリア』の作曲家として知られるレオ・ドリーブによる歌劇『ラクメ』は、1883年パリのオペラ=コミック座で初演され、当時の楽壇と聴衆の異国趣味を反映した親しみやすい音楽とドラマティックな筋立てで大好評を博しました。以来、この作品は同劇場で現在に至るまで1600回以上の公演を重ね、フランスのオペラ・コミック(セリフ入りのオペラ)の大ヒット作となっています。
     本作は、20年以上に亘って斬新な創意工夫によりオペラ演出界に新風を吹き込んで来た鬼才ロラン・ペリーの演出による、オペラ=コミック座の新制作。意表を突く無彩色を基調とした舞台美術を背景に、悲恋の物語が繰り広げられます。タイトル・ロールは、バロック音楽に始まりベルカント・オペラ、近代作品まで幅広いレパートリーを誇る歌姫サビーヌ・ドゥヴィエル。澄み渡る美声と精確な歌唱技術が、コロラトゥーラの名アリア「鐘の歌」や、侍女マリカ(アンブロワジーヌ・ブレ)と共に歌う「花の二重唱」などで輝いています。さらに、娘ラクメの掟破りと、信徒の指導者たる神官としての葛藤に苦しむニーラカンタ役のステファヌ・ドゥグーら充実の歌唱陣を起用。
     近年、その演奏活動が高い関心を集め、『マタイ受難曲』で2022年度のレコード・アカデミー賞金賞に輝いたラファエル・ピション率いる古楽アンサンブル「ピグマリオン」が、『ラクメ』の初演地であるオペラ=コミック座で鮮やかな歌唱と演奏を繰り広げています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ドリーブ:歌劇『ラクメ』全曲


     ラクメ/サビーヌ・ドゥヴィエル(ソプラノ)
     ジェラルド/フレデリック・アントゥーン(テノール)
     ニーラカンタ/ステファヌ・ドゥグー(バリトン)
     マリカ/アンブロワジーヌ・ブレ(メゾ・ソプラノ)
     フレデリック/フィリップ・エステフ(バリトン)
     エレン/エリザベート・ブドロー(ソプラノ)
     ローズ/マリルー・ジャカール(ソプラノ)
     ベントソン/ミレイユ・ドゥランシュ(ソプラノ)
     ハジ/フランソワ・ルジエ(テノール)
     中国商人/ギヨーム・グティエレス(テノール)
     占い師/フランソワ=オリヴィエ・ジャン(テノール)
     クラヴァの男/ルネ・ラモス・プルミエ(バリトン)、他
     ピグマリオン(合唱・管弦楽)
     ラファエル・ピション(指揮)

     演出&衣装:ロラン・ペリー
     美術:カミーユ・デュガ
     照明:ジョエル・アダン

     収録時期:2022年10月4,6日
     収録場所:パリ、オペラ=コミック座(ライヴ)

     共同制作:アルテ・フランス/NHK/オペラ=コミック座/フランソワ・ルシヨン・エ・アソシエ
     制作協力:フランス国立映画映像センター(CNC)
     映像監督:フランソワ・ルシヨン

     収録時間:135分
     画面:カラー、16:9
     字幕:日本語、フランス語(歌唱言語)、英語、ドイツ語、韓国語

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