小学校中学年の頃、「Beat It」のPVを観た私は天と地がひっくり返ったような衝撃だった。今日まで、これ以上の衝撃を受けたことがない。それ以来、「マイケル・ジャクソン」という世紀のエンターテイナーの魅力にとりつかれ、私にとっての「ヒーロー」となった。学校で「ムーンウォーク」の練習に勤しむ毎日。1988年に東京ドームでの「BAD WORLD TOUR 1988」で生のムーンウォークを見たときは本気で脚が震えたのを鮮明に憶えている。
そんな「ヒーロー」マイケルがこの世を去って6年、2010年の「MICHAEL」以来3年半振りの新作がリリースされるというニュースが飛び込んできた。発表当初はタイトル、リリース日、キービジュアル、収録曲数、一部のプロデューサー陣のみというほとんどが謎に包まれたアルバムだったが、遂に発売日を迎えた!
幕開けは「OFF THE WALL」期を彷彿とさせる「Love Never Felt So Good」から始まり、生前マイケルが残した未発表音源を「コンテンポライズ」したマイケルの”今”が全8曲収録されている。同時発売となる「デラックス・エディション」にはそれらのオリジナル・ヴァージョンが収録されており、マイケルの“過去”も堪能できる内容になっている。どちらのマイケルが好きかは個人の自由だが、どちらも「マイケル・ジャクソン」であることに間違いはない。
(音楽・映像統括部 児野)