2011年に発表したミクステ『XXX』が各メディアで年間ベストを総なめにしたデトロイトの奇才MC、ダニー･ブラウンの新作！SIDE A[OLD]とSIDE B[DOPE SONG]の二部構成からなる本作はエレクトロニックで、グライムから影響を受けた内容からJ・ディラ(J Dilla)やウータン・クランからの影響を受けたサンプリング・ベースの従来どおりのスタイルまで網羅。 Pitchforkで8.7と高得点獲得！

故J・ディラの実弟、イラ・Jと盟友フランク･ニッティから成るユニット、ヤンシー･ボーイズのブランニュー・シットがDelicious Vinylから登場。今回も前作同様、J・ディラのビートを起用。ゲストにコモン、タリブ･クウェリ、デ・ラ・ソウルのポス、ファーサイドのスリムキッド･トレ、ギルティ･シンプソン、エリック・ロバーソンが参加。さらにJ.ロックとDJレットマティックがスクラッチで参加。ディスク2にはインスト収録。

デトロイト・アンダーグラウンド・シーンを担う存在となった鬼才プロデューサー/MC、ブラック・ミルクの久々のソロ・アルバム。ザ・ルーツのブラック・ソート、ドゥウェレ、ロバート・グラスパーら、ヒップホップ枠を越えた重要アーティスト達をフィーチャー。自らのラップ、プロダクション双方とも更なら高みへと昇華させた、ブラック・ミルク流の先鋭ヒップホップ・アルバム。

デトロイトのニューカマー、ボルディ・ジェームスが名門Deconから遂にデビュー！あのアルケミストが全面プロデュースを担当。ゲストにオッド・フューチャーの面々やアクション・ブロンソンら話題の新人も多数参加。

デトロイトのBreakfast Clubや、ダニー･ブラウン、ロック・マルシアーノらとも繋がるデトロイトのプロデューサー/MCのクヴェレ・クリスがMello Musicからサード・アルバムをドロップ。ゲストにアルケミスト、ギルティ・シンプソン、ハウス･シューズ、ブラック･ミルクらこだわりの面々が参加。

南部ラップのコア・リスナーには知られた存在、後期UGKと縁の深いプロデューサー/MC、コーリー･モー待望のデビューアルバム！先輩格たるバン・Bは勿論、幾度とコラボした盟友であるタリブ・クウェリ、ビッグ・クリット、スヌープ・ライオン、カミリオネア、デヴィン・ザ・デュード、ダズ・ディリンジャーなどなど超強力ラッパー勢、R&B サイドからはラヒーム・デヴォーンとマイア、更にナインス・ワンダーやビートニク＆K・サラームによるトラック提供など、参加陣営も激アツ。

オーストラリア出身のフィメール・ラッパーでモデルとしても活躍。白いニッキー・ミナージュ、ラップを歌うグウェン・ステファニーと呼ばれるイギー・アザリアのT.I.をフィーチャーした最新シングル。来年リリース予定のフル・アルバムの前哨戦的作品としても注目。

デトロイト出身で、ヒューストン育ち、現在ミネアポリスで活動しているフィメール・ラッパー/シンガーのLizzoがミネアポリスのインディ･レーベル、TGNPからフルアルバムをリリース。ダイナミックでパワフルな歌声で滑らかに且つめまぐるしくヴァースをスピットする彼女のラップスタイルに圧倒されること必至。オルタナ感覚溢れるビートとの相性も良し。

NYはクイーンズ・レペゼンのフィメール・ラッパー、ダイナスティのデビューアルバムがドイツのインディレーベル、Jakarta Recordsからリリース。ヘッズの間でも話題になったDJプレミアがプロデュースした「Street Music」、ウェンディ・レネの同名曲と「Impeach The President」の合わせ技サンプリングの「After Laughter」等収録。ゲストにタリブ･クウェリ、スカイズーらが参加。

ラッパー/シンガー/ソングライター/ミュージシャンとマルチな才能を持つ弱冠20歳のアーティスト、ジェイク・ミラーのフル･アルバム。リード･シングルはFliptones（ジェイソン･デルーロ、ブリトニー･スピアーズ、アイス･キューブ）がプロデュースしたEDMチューン「Collide」。その甘いルックスとキャッチーでポップなビートを取り入れたスタイルが魅力的。新たなスターの誕生を予感させる1枚。

マサチューセッツ出身で、プエリトリカンの血を引く実力派ラッパーで、スタティック･セレクターとのユニット、1982でも知られるターマノロジーの新作は盟友、Shortfyuzが全曲プロデュースを担当。N.O.R.E.、シーク･ロウチ、アクション･ブロンソン、インスペクター・デックら参加！タイトル曲のSkitには黄金期3大プロデューサーと言われたあの3人とM.O.P.のリル･フェイムがクレジット！

Low End Theoryでメキメキ頭角を表し、LAシーンの次世代を担う逸材と言われる若きビートメイカー/ラッパー、ジョンウェインがStones Throwからリリース。繊細且つダイナミックなドープ・トラック群に圧倒的な存在感で魅せるジョンウェインのラップ！「蘇ったビギー」との異名も納得！

アンダーグラウンド界を代表するプロデューサーとして根強い人気を誇るRJD2の3年ぶり、5作目のアルバム。ゲストにフォーリン･エクスチェンジのフォンテ、RJD2とのユニット、アイスバードのメンバーのアーロン･リヴィングストン、ブループリントらが参加。かつてのようなスリリングさは無いが、緻密な計算の元、制作された次元の異なる多彩なビート群はさすがの一言。

Grap Luva & Rob-O(InI)をフィーチャーしたシングルが話題となったKalhexのプロデューサー、Lexによるソロプロジェクト最新作がCD化。90年代初頭のヒップホップを彷彿とさせる力強いビートに、繊細に紡がれるメロディーは程よい心地よさ。Shing02がゲスト参加。

90年代初頭からアンダーグラウンドで活躍、自虐的且つユーモラスなライムと巧みなラップ･スキルで支持を得ているベテラン白人MC、Cage（ケイジ）の4年ぶりの新作は、盟友DJマイティ・ミーとタッグを組んだストレートなヒップホップ･アルバム。リリースは古巣のEastern Conferenceから。

ヒップホップという枠に収まりきらない独自の世界観を持つブルー･スカイ･ブラック・デスがこれまでにない実験的な意欲作を完成。生楽器とサンプリングを組みあわせた過去の作品の延長線上にありつつ、これまでになくドラマティックで深遠な仕上がり。収録曲がどれも10分越えの大作。

アンダーグラウンド･レーベル、Mello Musicの看板アーティスト/プロデューサー、オディッシーの新作はインスト・アルバム。先行でリリースされた「Lonely Planet」でも表現される荘厳さ、清々しさ、切なさを兼ね備えた、サンプリング+ライブ演奏の渾身トラックは、大人のリスニング作としてもクオリティ十分。

味わい深く、とぼけた雰囲気もあわせ持つヒューストンのスモーキンなMC、デヴィン・ザ・デュードの8thアルバムがEnt. Oneからリリース。RumやDNA、Rob Quest、Jugg Muggなどのデヴィン自身が所属するコーヒー･ブラザーズのメンバーや、同郷のR&Bシンガー、Shun Wardや女性シンガーのAngela Williamsがゲスト参加！

アトランタのラッパー、ヤング・ドローのセカンド・アルバム。盟友T.I.、ベイエリアの若手プロブレム等を迎えた「Bad Bitch」、ワカフロッカ調の「Djuan & Spodee」、女性シンガーのナターシャ・モズレーをフィーチャーしたメロウ・チューン「Take You There」等、重たい派手なビートが好きなサウス・ファンにはたまらないヘヴィで濃密な1枚。

ニューアルバムのリリースも噂されているボーン・サグスン・ハーモニーのメンバーでも問題児？扱いされながらそのメロウネスで人気の高いビジー・ボーンがこれまでのコラボレーション曲をコンパイル。持ち前のエモーショナルでソウルフルなフロウを武器にウェッサイからダウンサウス、R&Bシーンにまで人気を誇る彼のまさに近年のベスト盤とも言える超絶な内容！

チカーノ帝国、Hi Powerのドン、Mr.Capone-Eの人気プロジェクト、オールディーズものの作品が3年ぶりに登場。バウンシーなウェッサイナンバーから超爽快サマー・アンセム、思わずとろけるメロウチューンまでクラシックミュージックを絶妙にアレンジした最高のナンバーが勢ぞろい！まさに「古き良きアメリカ」を今に伝える最高のお手本。

コンプトン出身のラッパー、ショーティー・バンの3rdアルバムが日本上陸。重たいビートとBPM早めながら漂うレイドバック感覚溢れるメロウネスはやはりニューウェストならではで、男臭いショーティーのラップもGスタファンにはたまらないはず。ゲストにあのケンドリック・ラマーが参加しているのも注目。

サクラメントのベテラン・ラッパー、T-Nuttyのニューアルバム。息もつかないアグレッシヴなファスト・ラップは健在。ベイエリアらしいビートから男性ヴォーカルをフィーチャーしたメロウ･チューン、サウスマナーなトラックまで、意外に（失礼！）捨て曲無しの充実作！

かつてはAkonのKonvict Muzikと契約していたこともあるサンフランシスコのラッパーでSan Quinnの従兄弟でもある、Ya Boyの待望のニューアルバム。Trae The Truth、Clyde Carson、Lil Al B Sure（！）らがゲスト参加。

『In Ya Mellow Tone』シリーズで有名なGoon TraxからLAのラッパー、Nieveのニューアルバム。SoulChefがプロデュースしたレイドバックなサマー・アンセム「California feat. Tunji」、ジャジーなウワモノとキャッチーなフックが印象的な「Troubles of the Past」等収録。

UKグライム･シーンを代表するアーティスト、マーキー･エースの新作！エネルギッシュでハイテンションなラップとぶ厚くてヘヴィなビートのパワーで脳天かち割りまくり。グライム一辺倒ではなく、USシーンの影響も大いに感じさせるトラックも多く充実度200％！

ビートルズやオアシス、レディオヘッドを「ただのバンド！」と一蹴した「Thou Shalt Always Kill」」でブレイクしたヒップホップ・ユニット、ダン・ル・サック・Vs・スクルービアス・ピップが4年振りにカムバック。ヒップホップ、エレクトロニカを融合したダンお得意のプロダクションは更に研ぎ澄まされ、頭脳明晰なリリックをたたみかけるスクルービアス・ピップのライムも過去最高のキレキレ具合！

ユニバーサルミュージックのカタログから厳選した「ココロ踊るドラマティックシーンをアナタへ...」をコンセプトにしたコンピレーション。大切な人と過ごす時間、一人でお酒を飲む時間、くやしさで涙する時間、旅をする時間、そんなちょっとした日常をドラマティックな別世界へと誘う、ヒップホップ、R&B、ジャズ等、最高に心地良いブラック･ミュージックを収録。