
日本の“音”が新次元への扉を開き始めた激動の10年
60年代に猛威を振るった「グループサウンズ(GS)」だが、70年代になると、今まで以上に海外からの影響をよりダイレクトに受け、より自立したアイデンティティの模索がアーティストたちによってなされていった。彼らは海外のブルース、ジャズ、カントリー、サイケデリック、ハード・ロック、プログレッシヴ・ロックに多大なる影響を受けながらも、独自の和製ロックを生み出し、自立した音楽シーンが誕生する。かつてないほどにライヴハウスが持て囃され、日比谷野音などで自主コンサートが企画され、ロックをやるなら日本語か英語か?といった論争が白熱したのも、この時代ならではだろう。英語詞の代表格は、フラワー・トラヴェリン・バンド。彼らはアメリカのアトランティックと契約し、カナダではチャートにも入り、幻に終わった1973年のローリング・ストーンズの前座を行う予定だった。日本語詞の代表格は、今なおフォロワーも多く存在するアーティスト集団はっぴいえんど。さらに、頭脳警察、遠藤賢司、村八分、四人囃子、ハルヲフォン、フォークからロック色をあらわにしたRCサクセションなど、日本語のROCKはその足で自立し、歩みはじめる。
70年代後半には、今なお高い人気を誇るYMOやサザン・オールスターズがデビュー。短期間で知名度を上げ、チャート上位を飾った。この時期、海外では軽いジャズ、クロスオーバー、フュージョン、ソウル、ディスコが流行し、日本のアーティス トたちもそこからエッセンスを摂取。音楽シーンはそれまで以上に多彩な趣を見せていく。
そして、パンク。ロンドン、ニューヨークでのパンク・ムーブメントの勃興に伴い、日本でもその音楽とファッションに影響を受けたロックが登場し、若者の支持を集めた。今回の名盤にも選定されているINU、FRICTIONは日本のパンク史を語る際、必ず 出てくる名前である。その熱く尖ったサウンドが80年代にも様々な後続を生み出していくことになる。
(ローソンHMVエンタテイメント 店舗バイイング部 栗田直樹)
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