このDVDリリースタイミングでBOSSさんにインタビューさせていただいた。自分の不躾な質問に対しても、真剣に言葉を選び答えてくれた。僕がそれまでに感じていた、"怖い""威圧的"といったイメージは一切なく、とても、人が好きで、笑いを大事にして、人間味にあふれた、あたたかくてでっかい男がそこにいた。そんなBOSSさんの素の部分が思う存分見れる映像作品。もちろんLIVEの凄まじいまでのストイックな緊張感もパッケージされている。
THA BLUE HERB インタビュー

自身主催の「邂逅 / KAIKOO」は、ここ数年で急激に規模を増し、HIP HOPというジャンルにこだわらず、ROCK系をまきこみ様々な拡がりを見せている。そんな中、DJ BAKUがリリースしたHIP HOPにこだわったアルバム。12人の日本の中でも極めてヤバいラッパーをフィーチャーしたラップアルバムだ。シーンが熱を持ったこのタイミングにこのリリース。BAKUにしか出来ない！！！
【HMVインタビュー】DJ BAKU

ハワイを拠点にラップ音楽を発信しているMeiso。B-BOY PARK MCバトルのチャンピオン、「外人21瞑想」として記憶しているリスナーも多いかもしれない。｢都市に生きる人の苦悩｣や、自らの内面と対峙したリリックが特徴的な極度に心に訴えかけてくるアーティストだ。09年の最後にとんでもない興奮が待っていたとは・・・
【HMVインタビュー】Meiso

今、最も刺激的な言葉を吐くラッパーの1人RUMIが3作目のアルバムをリリース。リリック、言葉はもちろん、様々な種類のサウンドを大胆に取り入れ、昇華し、果敢に攻めて行く姿勢、破壊と再生を繰り返しながら新しいモノを作ろうとするアティテュードはピリピリするほどかっこいい。全てのラッパーが未踏の場所に自ずから踏み込み、オリジナルなモノを作ってしまったという事が、ラッパーとして、音楽家として素晴らしい。
【特集】今、最も刺激的なラッパーRUMI

HIP HOPのシーンの中も外も、自由に駆け巡るラッパー環ROY。このフットワークの軽さは確実に、シーンを刺激している。このアルバムは「誰がフレッシュで誰がオリジナルか」というHIP HOPの根本的な定義に基づく、「日本語ラップシーンの現在」への解答！！タブーをヨユーで突き破るだけのセンスが気持ちいいのだ。
【HMV×CINRA 今月のイチオシ】環ROY

神門。耳の早いリスナーなら1st 『三日月』、2nd『こころ』を聴いた事があるかもしれない。アンダーグラウンドでは既に話題の神戸のラッパーだ。日常的な物事の捉え方が深く、それを言葉にする事が出来る稀有な才能。普段、僕らが言葉にする事が出来ずに霞んでしまった気持ちが、表現され、ゆえに僕らのこころの奥深くを刺激する。
【HMVインタビュー】神門

Shing02のDVDがリリースされる。03年にリリースされた『Droppin'Lyrics』をご覧の方は解るだろう。これはただのLIVE DVDでもただのドキュメンタリーでもない。そのツアーはShing02にとって新たな試みのように見えたし、その時その時の思い付きを見事に具現化してみせる、ストイックなものだった。このツアーはShing02にとってどのようなもので、その後Shing02に何をもたらしたのか？
【HMV インタビュー】Shing02

ULTIMATE MC BATTLE2008東京予選 全試合完全収録。般若のスゴさを改めて感じさせてくれる。しかも決勝はRUMIとの同門対決。こんな名勝負があっていいのか？
【特集】ULTIMATE MC BATTLE 2008

Temple ATS、Shing02、JUSWANNA等、コアなHIP HOPリスナーから指示されるアーティストの作品への客演を経て、CHIYORIがついにソロアルバムをリリースした。民族音楽や民謡までも消化したCHIYORIの独特なスタイル。2009年も半ばにしてMARY JOYより投下された強烈なインパクト。
【HMV インタビュー】CHIYORI

新進気鋭の日本人トラックメイカー、Geskia。彼の新作はFREEZ(RAMB CAMP、EL NONO)、Fake?(8th wonder)、レイト、haiiro de rosshi(SLYE RECORDS)らトリッキーな曲者ラッパーたちが、Geskiaの紡ぎ出すドラマチックなトラックメイキングにrapを載せた意欲作。合間にはさまれるインストのトラックも相変わらず素晴らしい内容で、1枚で贅沢な内容となっています。