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Review List of 音吉 

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  • 2 people agree with this review
     2012/11/07

    ご投稿のOK様へ!おっしゃる事がとてもよく理解できます。私も全くの同感です。LP時代長大な曲の途中で裏返しましたねえ。不便、嫌だと思いながらも、レコードでしか聴けない自分の宿命を呪う、のではなく「仕方ない」の哲学を独習しました(笑!)東芝EMIに対するクレームも全く同感の至り!
    この会社はクラシックファンの「ある意味」大敵ですね。ご用心です。
    下手な録音やカッティング(レコード時代の言葉?)、リマスターは時に音楽作品の持つ偉大さや演奏の素晴らしさまで<確実に>奪います。なので私は電気的なオーディオファンでは全く無いですが、電気を通さない楽器で演奏され醸し出される「音・音響」についてはかなりうるさくなりました。
    細かい事はここでは全く言えないし、表現できませんが、とにかく本物(録音に参加した演奏家や人々がそこで聴いたもの)から我々の耳へ橋渡しする責任ある立場の人達には、ほんのわずかの「手入れ?」が重大な結果をもたらすよ!といいたいですね。兎に角、演奏会場へ彼らはあしげく出掛けて本物の持つ<高域成分+中域成分の重要性>を認識し、商品に反映する努力をしてほしいです。肝心のクレンペラー翁の演奏解釈については昔からほぼ100%賛成ですので「言う事なんか無し!」です。

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  • 4 people agree with this review
     2012/03/26

    私は完全なクラシックオタクなんですが、この演奏は、昔、レコード屋さんの店頭で鳴っていたのを聴いて、恐ろしく吸引力のある、激しく人間味を感じる凄い演奏、ふぅんこれがジャズかい、と・・・。結局、いてもたってもいられず、ヴィルヘルム・バックハウスのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番の予算が宙に浮き、赤い盤を買っちゃったのでした(勿論3ヵ月後にバイト代で我が心の師バックハウスのレコードは入手しましたが・・)。J・マックリーンの恐るべきテクニックとアート・ファーマーの美音にときめきS・クラークの朴訥なブルースの独り言に耳を傾けフィリー・ジョーとチェンバースの完璧なリズム・リードに酔いしれていた頃を思い出します。いつ聴いても素晴しく感動します。後に、ウィーンに住んでた頃、アート・ファーマーさんもここに住んでいて、ジャズランドというライヴハウスでしょっちゅう聴きました。M・アレキサンダー(P)との競演は未だに耳に残っています。ファーマーさんのフリューゲルホーンもよかったなぁ。クラシックの総本山ウィーンでのジャズもよいですよ!!音楽万歳でっす。

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  • 0 people agree with this review
     2012/03/24

    19世紀の独墺ロマン派の旋律の原型(行進曲だから小さく凝縮されたような)のようなものを端々に感じる。実に美しい旋律と確固たるリズム感が支配していて気持ちよい。芸術的な演奏で実用には難しいかも知れない。
    これを聴いて、本物の軍楽隊を聴きたくなりYOUTUBEあたりで見聴きすると、何のことは無い彼らもBPOも基本(旋律線、リズム処理など)は全く完全に同じと感じた。ははぁ、これがドイツ・オーストリアの「ごくごく普通の生活にある音楽表現か」と感心。ミュンヘンのビール祭りの楽隊までが、リズムの表現がちょっと違うけどまぁそっくりだ。何もここで言う必要は無いが、ついつい比較する幼稚な精神が出てしまう。で、わが日本の自衛隊楽団の表現は同じ曲をとっても「全く異質」に聴こえる。私は自衛隊の活躍活動に関しては心からの支持と尊敬、感謝を持つ者だが音楽隊には本場の音楽根性を見習ってもらいたい(偉そうに言ってすみません!)。

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  • 1 people agree with this review
     2011/06/08

    どれもこれもヴィーンのええ匂いがプンプンとしまんな・・・。
    僕がVPのライヴを初めて聴いた頃はこんなサウンドやったなぁ(ベームの頃ね)。今はこの伝統上にありながらも結構違って聴こえるなぁ。録音もDGもので目隠しで聴いたらBPかVPか判別至難な響き(まぁ会場の響きはちゃうから別にしてね)になってきたね。世界平和の残念な裏側やねぇ。国境無き音楽団。平等サウンドは悩んでもしゃあないね、こればっかりはな。
    ケルテシュ・イシュトヴァンさんは早く、余りにも早く死にすぎ!しかも泳いでいて溺れはった(超悲しい!ほんまあほやなぁ。無理して泳ぐからや)生きてはったら、今の巨匠連の評価が違ったかもね。いずれにせよ、僕は大好きですねん。このアルバムの第25番は装飾音の扱いが大好きや!モーツァルトのこの類の装飾音(短いやつ)はこのロンバルド風の扱い方が純ヴィーン風で決まってまんな!

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  • 3 people agree with this review
     2011/01/31

    マイスタージンガーの有名な前奏曲は、中学生の時レコードで当演奏を初めて聴いて以来、他の演奏10数種を聴いて来た中で最高の演奏と思う(WPO来日の時のベームとのライヴがかなり肉薄して来るが・・)。
    はじめからワグナーが管弦楽曲として創造したのかと思わせるような説得力ある演奏です。他曲の解釈もリエンチなど理想的と思いますね。
    ジャケットのクレ翁の面構えが良いですねえ!
    <差し出がましいですが、是非良い(クラシックを聴くための)オーディオで聴かれることをお勧めします>

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  • 3 people agree with this review
     2010/10/12

    個人的見解ですが・・・この類の曲の数ある録音でも、このブーフビンダーさんのCDが最もウィーンの雰囲気(香り、色気、粋、しゃれっ気など)を良く出していると思います。技術的には、この類の曲は(パラフレーズっちゅうやつですが)もうぐちゃぐちゃのごちゃ混ぜに旋律と和声、リズムが書かれているので、どこをバランスよく取り出すかで全て決まるのでしょう。
    この人はそれが極端に上手い!ベートーヴェンの時なんかは一寸ち違うかなぁ、なんて趣味の相違を感じる時もあるけど、このCDは全くそれが無く150パーセント私には嬉しい演奏でした。
    余談ですが、音楽に国境はない等と言うのは全くのセンチメンタルで、絶対にそれはあると思っています。耳や頭では判断できても体が自然にという風な演奏は楽しい。いわゆる本場ものというのは巖と存在してますね。

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     2010/01/04

    流山のWAKEIさん。よくぞ真実(と思われる)を語ってくださいました。
    貴方の意見に200%同感です!西洋音楽(ドレミファで出来た奴)を、そこそこの西洋人奏者(ロスのオケメンバーは当時は大半がNYPあたりに比して超一流ではない、のでは)が、どう表現(各奏者の演奏の仕方も解釈も)するのか?やらねばならぬ最低線は完璧にクリアしている、という見本もいいとこ、と思いまっせ。例えば世界に冠たる名手揃いと云われる日本の超有名オケ連を聴くにしても、管楽器セクション(特に金属製)ではいつも「9割がた」泣(←感激とちゃう)かされる<ちなみに弦打関係では4割がたはある>。どう泣かされるか?はお口にチャックや。そういうもんには金返せとも言いとうなるが、このコロムビアオケには逆に金を積むなぁ。ハーモニー感もええなぁ!芸術的リズムの扱いは100点満点かもな。
    クラシック(とりあえずは芸術だよね)演奏でのプロってなんじゃい?とも思う。ところでや、このワルター爺さんはフルベンやカラヤンとは違う何かオッソロしいオーラ出てる様にも感じたで!どう?

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  • 1 people agree with this review
     2009/05/13

    なっつかしぃ〜!!いいねえ、ワタクシの幼少時代〜中学生頃までにいろんなところで聴き親しんだ旋律ですゎ。こんなん聴いてると、今時は(おじん臭い意味ではのうて)メロディ不在、ハーモニー不在、どうかするとリズムも不在なポップスばっかりやなぁ(亡国じゃ)このポップスちゅうジャンルは、とりあえずクラシックもジャズも一応進化した日本で「おっそろしく」遅れているジャンルやね(勘違いした間抜けなポップすぅばっかぁ)ばちっといけるやつないかいな・・しかし懐かしい優れモンの名曲ばっかり揃えはりましたな。難点は「高い」わ!

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     2009/05/04

    音楽の喜び(聴くほうにも演るほうにも)の原点(的)な大変優れたCDでありますよ、これは。あちらに行けばこのような演奏家たちはゴロゴロしてんのかなぁ。この国にいると回りはお魚じゃから情報が後手後手やねえ。
    それにしても500円でこれかぃ?ほとんどボランティアですな。
    ピアニスト〜っていわれたり、いったりしている人たちもお聴きになれば?
    とても勉強になるぜよ!メジューェワ氏の演じる似たようなCDもある。それも名演奏ですよ!

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  • 2 people agree with this review
     2009/05/04

    カレラスのいつもの美声、プラス、MVでのライヴがなせるワザか、普段より数段、芸術的レベルが高い。詩の持つ奥深さを体現している。言葉がわからなくても、伝わるものは凄みを持っている。共演者がまた輪を掛けて素晴らしい。フリットリの表現と美声には唸るばかり。本来は男性用の歌詞であろうがなかろうが、そんな小賢しいこたぁどーでもぃぃ!さらに弦楽アンサンブルはこの上ない表現力、というか「器楽で歌う」ということ+音楽的音程のバランスの見事さはゾクゾクする快感だ。この生を聴けた人たちがうまらやしい〜よ!トスティはいいんだね

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