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Review List of とねりこ 

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     2024/02/25

    フランソワだってこれくらいの量の録音を残しても当然であろう。何を驚くことがあるのか。さてこのBOXだが、この度は廃盤になる前に思い切って購入した。最近、BOXもののリリースもネタ切れと見えて、どうしても欲しいものが出てこなくなった。フランソワといえば、すでに彼のドビュッシー、ラヴェル、ショパンの演奏を持っているが、作曲家別にまとめられた小さな箱ものは便利なので、ダブっても手持ちのCDは処分しないことにした。演奏が破綻しているとか、技術的にどうとか言われるフランソワだが、そんな声があるにも拘わらず、今もこうして根強い人気を保っているのはなぜだろうか。クラシック・ファンは往年の名演奏家に加え、ポリーニ、アルゲリッチといった天才的才能に並ぶ、または超える演奏家を長く待望したが、結局現れなかった。若手・新人のピアニストはそこそこ技術は持っていても、聴く者を魅き付けうならせる「何か」をまったく持ち合わせていない。フランソワが今も愛されるのは、技術的に問題があってもその演奏に明確な人間性というか、聴く者を引きつける説明のつかない魅力を持っているからであろう。今の若手・新人にそんなものを持ち合わせている演奏家は一人もおらず、これからも出てこないだろう。待つだけムダである。もはやわれわれは過去の巨匠・名演奏家の録音を聴くことでしか、感動は得られないことは明らかになった。ついでに言うと現在は、大指揮者の不在、輝く才能を持つ演奏家の不在、ピリオド楽器による貧弱で観賞価値のないオケ演奏の流行、安易にピアソラなんぞに走る堕落した演奏家たち。まったく嘆かわしい。かつて「ジャズは死んだか」という論争があったが、それになぞらえば今や「クラシックは死んだ」と言わざるを得ない。

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     2024/02/01

    オリジナル・アルバム11枚をセットにした彼のBOXを入手したが、ボーナストラックなどもなく、物足りなく感じていた。この3枚組ESSENTIALは、70年代中期のシングル曲 Love Is All, After The Lovin’が入っているので、BOXを補うために購入した。これらの曲は日本編集のベスト盤にも入っていないので、この3枚組はとてもありがたい。また、同じ3枚組ベストでも、Columbia/Sony系列のアーティストのベスト盤シリーズ(GOLD)は、同じ三つ折りの紙スリーヴの3枚組だが、CDの出し入れがしづらいのに比べこのESSENTIALは、CDがポケット式で入っているので、出し入れがしやすい。あえて不満を挙げるなら、収録曲数が少ないことか(15曲+15曲+14曲)。(Andy WilliamsのGOLDは20曲×3枚) また、シングル曲 Eternalyが入っていないことも残念。それでも日本編集のベスト盤よりはずっといい。おすすめです。

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     2024/01/18

    多くの人が得意げに語るHalf Moon だが、実はどうでもいい。このアルバムの一番の聴き所はジョン・ホールとラリー・ホッペンによる
    ツイン・リード・ギターの妙味である。それがわかっていない聴き手があまりに多すぎる。かっこいいフレーズが次々と繰り出され、Wonderlust においてはリードの掛け合いがもう
    最高!ギターの心得がある者なら、ギターを抱えて一種に飛び入り参加したくなるような魅力に満ちたアルバムである。エフェクターを最小限に抑え、一聴してわかるフェンダー・ギター
    の”木の音”を生かしたサウンドの心地よさも特筆すべきところだ。さらに効果的なピアノも随所に使われ、抜群のコーラス・ハーモニーと素晴らしいアンサンブル。捨て曲なしの
    文句なしの内容。こういうのを名盤と呼ぶのだろう。
    ファーストアルバムらしいシンプルで素朴な風味を持ちながらも、確かな腕の良さを感じる最高のファーストアルバムである。
    アマチュアがバンドを組んで音楽を始めるなら、演奏・歌・アンサンブルにおいて、こういう完成度を目指すべきお手本のようなアルバムではないだろうか。個人的な思い出を語れば、オーリアンズがアサイラムから再デビユーし、Dance With Me をヒットさせた頃、輸入レコード店で
    このファーストアルバムを見つけたときは、まさに小躍りして喜んだものだった。そして家に帰り、レコードに針をおろしてこの素晴らしい内容
    にさらに感激に浸ったものだ。このときのLPは今も自分の家宝の1枚である。こうして紙ジャケットで復刻されて感慨ひとしおだ。

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     2023/09/19

    タイトルに「ビートルズ」の名が入っているだけで大騒ぎする軽薄な聴き手もいるだろうが、はっきり言ってビートルズなどどうでもよい。作曲家・シンガーとしてのジャッキー・デシャノンは、正当にしっかりと評価されなければならない重要なアーティストである。これは彼女のセカンドアルバムであるが、こうして楽に入手できるようになったのはうれしい限りである。ボーナストラック8曲が追加されて20曲の仕様になっているが、注意が必要。2005年に英RPMから出た同アルバムも20曲の仕様だったが、ボーナストラックの内容が大きく異なっている。RPMのCDを持っている方は要チェック。このことはレコードコレクター誌23年10月号にも書かれていない。

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     2023/09/11

    T.REXのベストといえば「グレイト・ヒッツ」だった。あのトラの剥製に腰かけているジャケットのアルバムで。ボラン存命時の唯一の公式ベスト盤だ。契約の都合でGET IT ONが入っていないが、当時シングルでヒットした曲を網羅しており、人気が落ち目になった後の曲は一つも入っていない。なので、内容は最高だった。当時中学生でLPを持っていたが一度手放した後、紙ジャケCDが出たときに再入手。T.REXはもういいやと思っていた。この3枚組は9曲ほど「グレイト・ヒッツ」と重複するがGET IT ONが入っているし、朝焼けの〜」以降落ち目になった時代の曲もたっぷり入っていて、価格も安いしお得感がある。だが個人的には内容的に絶頂期の14曲を収めた「グレイト・ヒッツ」をお勧めする。さて、この3枚組は紙製スリーヴにCDが裸で入っていると文句を言っている者がいるが、筋違いもいいところだ。そもそも輸入CDなどほぼすべてこういう仕様の商品であり、日本の紙ジャケCDのようにご丁寧に半透明の袋に入っているなどありえない。傷がつくとかいうがまったくそんなことはない。私はクラシックのBOXも含め、450を超える輸入盤のBOXセットを持っているが、CDが裸で神のスリーヴに入っていても傷がついて困ったことなどただの一度もない。そんなことを心配する日本人の感覚がそもそも間違っている。クラシックでさえCDは裸で紙スリーヴに入っているのが当たり前なのだ。ロックやポップスならなおのことだろう。CDが裸で紙のスリーヴに入っているのが嫌なら、輸入CDを買うのはやめればよい。いらぬ心配をする神経質な者には輸入CDという商品は合わないだろう。

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     2023/05/27

    その昔2枚組LPでベスト盤を持っていたが、ジャケットにメンバーの写真など一切なく、遠巻きでサーフィンをしている男性の写真が使われていた。レーベルはキャピトルで東芝EMIからの発売だし、音源は間違いなくビーチ・ボーイズのものだったが、なんとなくなじみがなくて間もなく手放してしまった。CDの時代になったが、ビーチ・ボーイズってオリジナル・アルバムを集めるに値するグループだろうかという疑問もあって放置。おかげで「ペット・サウンド」BOXで世間が盛り上がっていた時もスルーしたものだ。このたび、LPよりも安い価格で30曲も入ったベストCDが簡単に手に入ったのは、なんとも時代を感じてしまう。個人的に気になるのは、ディスコ全盛期に彼らがリリースした「L.A.アルバム」からの、ディスコ版 ”Here Comes The Night” だ。このベスト盤CDはキャピトルの音源なのでその曲は入っていないのが惜しまれる。別途単独で入手するしかないんだろうなぁ。

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     2022/08/29

    最近この手の放送音源のCDが大量にリリースされているが、LP時代の、いわば「海賊盤」である。音質は決してよくない。IN THE BEGINNINGとうたっているが、70年代の音源はなく、1980年、1987年、1994年の3種類のライブ音源からなる。しかも6枚のディスクはどれも35分前後しか入っておらず、昨今のCD技術ならそれぞれ1枚に収録してしまえば3枚組で済んだはずなのに、なぜこのような仕様にしたのか理解に苦しむ。収録時間等の内容から見て、3枚組¥1500前後が適正だと思う。1994年のライブはステレオでサウンドボード録音らしいが、オーディエンス録音らしき音源である。
    1980年と87年はモノである。また、どれも1曲ごとにブツ切りで収録されていて、メドレー曲では興がそがれる。80年のBarefootinなど、未スタジオ収録曲も聴けるが、あとはアルバムでおなじみの曲ばかり。新鮮さはない。
    商品としては熱心なファン向けだが、それほど多くない彼らのライヴなので、それなりに貴重なのだろうか。
    とはいえ、ファンとしてはやはり70年代の熱いライヴを聴いてみたいところだ。
    本国では70年代から5,6万人が入るスタジアムをどこも満席にするほどの大人気を誇り、多くのプラチナアルバムを持つZZ TOPだが、日本ではレコード会社、音楽雑誌、放送局、音楽評論家などが彼らにサザン・ロックのレッテルを貼り、正当な評価をしてこなかった。2021年7月にダスティ・ヒル(b)を病気で失うまで、約50年にわたり不動のトリオとして活動してきた、スーパーバンドである。サザン・ロックではなく、ブルースやブギを基調とした正統アメリカン・ロック・バンドとして評価されなければならない。
    トリオ編成というと英国のクリームがあげられるが、彼らは確かに革新的であったが、それは当時の時代背景の助けも大きく影響しているし、E.クラプトンがいわゆるロックスター扱いされるなど、いびつなバンドだったと思う。高評価の反面、メンバー間の軋轢がひどく、活動歴も短いし、録音も少ない。それらを考えると個人的な見解だが、やはり最高のロック・トリオはZZ TOPである。基本のブルース・ロックを維持しながら、時代に合わせて見事に生き残り続けた彼らの50年余りは、決して順風満帆ではなかったかもしれないが、同一メンバーでスーパーバンドの地位に君臨し続けたことは驚嘆と尊敬に値する。

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     2022/08/29

    とてもいい企画。3枚組60曲のベスト盤で1000円以下、折り畳み紙スリーヴで収納も良い。白を基調にしたデザインもグッドだ。アンディと言えば、中学1年のころに「見果てぬ夢」のシングル盤を買った(今も持ってる)。B面はG.オサリヴァンでおなじみの名曲「アローン・アゲイン」。今回購入したこの3枚組に、なんとこの両方の曲が入っており、このたびなんと50数年ぶり(!)に聞くことができた。
    自分はあまり”懐かしい”という感情を持たない人間である。ああ、こういう曲だったなぁ〜という思いと同時に、自分の中ではしばらく聞いていなかっただけで、半世紀たった今でもリアルタイムと同じように感激して聴けた。中学生当時の自分の耳と感性と選択が間違っていなかったことに、今更自分自身で驚き、感謝すら覚える。ただ、その後はアンディその人にほれ込む暇もなく、ロックとジャズに夢中になっていったので、いつしか過去の人になっていったのは事実。全米TOP40もなくなり、90年代以降は新人アーティストに対する興味もなくなり、ジャズやロックのおいしいところはほとんど集めつくした。シナトラやT.ベネットも、BOXその他でほぼすべてのアルバムを集めてしまった今、この年になってアンディ・ウィリアムスもいいかも?、なんて思い始めたところ。この3枚組ベストには、当然彼の大ヒットである「ムーン・リバー」「恋はリズムにのせて」「ある愛の詩」などもしっかり入っている。音源はオリジナル音源で60年代初頭の録音でも、驚くほど音がいい。中古レコード店で傷だらけのレコードを探す必要はない。どうせならシナトラやベネットのように、オリジナル・アルバムすべてを紙スリーヴのBOXででも出してくれればいいのだが、Clumbia/Legacy(Sony)でも、一世を風靡したアンディ・ウィリアムスであってもそこまでやってくれないというところか。かつては、その歌声ひとつでお茶の間(死語か?)の人気をさらった名歌手がいたことを、彼を知らない若い人にも知ってもらえたらうれしいのだが。

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     2021/11/28

    この4枚組に収録の8アルバムのうち、”We Three”,”Cracklin’”,”Cymbalism”を国内盤単品で持っているので、その他の
    アルバム目的で購入。ついでなので、この商品と単品CDをとっかえひっかえして音質を比べてみた。
    残念ながらこの商品より、単品国内盤のほうが明らかに音がいい。とはいえ、あくまで同時に比較再生したからわかる程度であり、この商品を普通に再生したときに不満に思うほど音が悪いわけではない。単品でこれらのアルバムをそろえる手間と費用を考えると、断然この商品はお得だ。特に1951年と54年に出た25センチ盤2枚の音源が聴けるのはありがたい。このシリーズ全般に言えるが、ブックレットには曲目が羅列されて載っているが、アルバムごとのパーソネルは載っていないので、ネット等を駆使して調べなければならない点が不便だ。

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     2021/11/16

    何度か再発されているので今更感もあるが、ボートラが2曲だけというのはなぜ?自分の手持ちのCDは1995年にSUNDAZEDから出たもの。追加されている4曲のボーナストラックはシングル曲で、この商品と同じ”The City Never〜”が含まれている。だが、この商品の”For Some”は含まれていない。世間にナンシーの熱狂的マニアがいるかどうか知らないが、参考になればと。自分はボートラ1曲違いのためにまたこのアルバムを買うのもどうかと思うので買わないだろう。昨今の状況から、どうせならリプリーズ時代の全曲を網羅したBOXでも出してくれれば、こんなわずらわしいリリースに振り回されることはなくなると思うのだが。この思い、ナンシー嬢には届くまい。

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     2021/09/24

    ビミョーな買い物?。ここに入っているアルバム4枚分はすでにCDで持っているもので、”That Hamilton Man” というアルバムだけが未知のものだったので、この商品を購入。ところが手持ちの Fresh Sound のCD ”Chico Hamilton Quintet featuring Eric Dolphy”(FSCD-1004)と
    同内容であることが判明。ま、しかたない。このFresh Sound盤は1991年のリリースで、まだ復刻LPがメインだった Fresh Sound がCDリリースを手掛けだした初期のころの商品。盤もスイス製だし。ジャケも観たことないデザインだし、Pacific Jazz のカタログにもない怪しいタイトルだなと思っていたが、こういうことだったのだ。というわけで、今回はダブリ買いもいいとこなのだが、なんと24ページの厚手のオールカラー・ブックレット付き!(海外では表紙も1ページに数える)。さらに、CD3には1958年のニューポート・ジャズ祭のライヴ音源が7曲もボーナスとして入っている!映画「真夏の夜のJAZZ」では、ハミルトンのグループで動くドルフィーが見られたものの、演奏はほんの数分しか見られず。こうして音だけでも7曲も聞けるのは意外な収穫。これはありがたかった。個人的なことに終始したが、ドルフィーの熱心なファンなら入手すべき3枚組である。現在これらのアルバムを単独でそろえることは、LPはもとより、CDでも困難になってしまったのだから。

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     2021/07/29

    リン・ブレッシングの名前は、ティム・ワイズバーグの何枚かのアルバムでその名を見つけてから記憶していた。
    ティム・ワイズバーグと言えば、故ダン・フォーゲルバーグと1978年に TWIN SONS FROM DIFFERENT MOTHERS というアルバムを共作しヒットさせたのが、その名を広く知られるきっかけになった人だ。私もそのアルバムをきっかけに、この個性的なフルート奏者のリーダーアルバムをいくつも買い進めていった。そのうちに、サポートメンバーの中にリン・ブレッシングの名を何度か見出したのだ。さらに調べると、過去にどうやらソロ・アルバムを1枚出しているらしいということがわかり、がぜん聞いてみたくなった。だが時の流れはCDの時代になり、自分にとってはこのアルバムは幻のものとなっていた。一度海外でCD化されたのだが、すでに入手困難になっていた。今こうして無事入手できたことには感慨を覚える。(高価な紙ジャケでなくてもよかったのだが)
    リン・ブレッシングはミュージシャンとしては地味な人で、裏で堅実に支えるような仕事をする人なので、よほどのマニアにしかおすすめしないが、
    こういう、B級でもレアなアルバムなら多少退屈でも楽しめる、という人にはおすすめである。さらに、名ペダル・スティール奏者のスニーキー・ピート・クレイナウが参加しているのもこのアルバムの聴き所か。
    さて、レヴューついでに愚痴を言えば、ティム・ワイズバーグのA&MとMCA時代のリーダー・アルバムもなんとかCD化してほしいものである。
    特にMCA時代の作品は、どれもリラックスできる極上のフュージョン・アルバムばかりなのに、実にもったいない。
    昨今は配信やダウンロードで音楽を聴くのが主流のようだが、配信で音のみを聞くだけでは、このように人脈をたどって新しい音楽、未知のミュージシャンにたどりつくことにより、音楽を聴く楽しみが増えるという聞き方はできない。
    私が配信やダウンロードに頼る方法が嫌いなのは、人脈をたどって未知の新しい音楽に出会うという聞き方ができないからだ。そういう意味では今の若い人たちは不幸だなと思う。

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     2021/06/28

    文句なしの大名作なので内容に関しては省略。全4巻の単品商品でそろえた自分としては、それぞれのパッケージデザインがとても可愛い絵柄だったので、今更このようなBOXには正直惹かれない。(でも☆満点です)値段が安くなった分、購入する人が増えるならいいことではあるが。
    映像特典だが、単品に収録されていた、4人の声優さんによる観測船体験の実写映像は含まれていないらしい。もっとも、実写映像の特典はあまり喜ばれない傾向にあるので、そもそも必要なかったかも。一方、単品商品には早見沙織さんの歌う劇中歌などが入った特典CDがついていたが、このBOXには付属していないので注意。
    ともあれ、未見の方がいれば、一人でも多くの方にこの名作を見てほしい。
    この作品のファンとして今後の希望になるが、20分程度の話1本でいいからOVAでも出してくれたらうれしいと思う。

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     2021/04/13

    なぜかこれまでバラ売りばかりされてきたグリュミオーのPhilips録音が、ようやく一つのBOXとなって発売。今までの場当たり的な売り方はなんだったんだろうと、若干の怒りもあるがとにかくよかった。BOXのタテ・ヨコは少し前に発売されたカール・リヒターのDG録音BOXと同じ大きさである(大きくて重い)。各CDは統一されたデザインの紙スリーブに入っており、オリジナルジャケットの写真はブックレットで拝むことができる。これはうれしい配慮。ちなみにブックレット本文は各国語が載っているが、なんと日本語も載っている。うれしいような畏れ多いような。まだ未聴だが録音内容は文句なしなので特筆することもないだろう。ひとつ難を言えば、録音データが年月までしか載っていないこと。手持ちのバラ売りPhilipsCDでは、年月日までちゃんと記載されているものがあるのだから、このBOXでも、判明しているものはきちんと年月日まで記載してほしかった。ジャズとクラシックにおいて録音年月日のデータは、オリジナル・ジャケットと同様に重要な要素なのだから。とまれ、これで巨匠グリュミオーの主要録音が一気に入手できたわけで、一安心である。人生の残りの時間を充実させてくれるアイテムがまたひとつ増えた。大指揮者、巨匠、名演奏家が不在の今現在において、何の感動ももたらさない若手・新人演奏家なんて聞く必要も価値もない。グリュミオーをはじめとした過去の巨匠、名演奏家たちの至芸の数々こそが、クラシック界の宝である。

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     2021/02/27

    なんとも物足りない「グレート」である。ウィーン・フィルの優雅さの資質が裏目に出てしまい、迫力に乏しい演奏に終わっている。メリハリもなく、平面的。願わくば、ショルティなら手兵のシカゴ響でこの曲を録音してほしかった。久々にハズレを引いた気分である。

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