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Mozart (1756-1791)

CD Symphonies Nos.32, 35, 39 : Jeffrey Tate / English Chamber Orchestra

Symphonies Nos.32, 35, 39 : Jeffrey Tate / English Chamber Orchestra

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  04/August/2011

    テイトと言えば内田光子とのモーツァルト・ピアノ協奏曲集の収録のバックを実に素直な透明性溢れる演奏で務めてモーツァルトとの相性の良さを定着させたのがすぐ思い出されます。本盤はそのモーツァルトの交響曲を全曲ECOを振って演奏収録したものの一つで第32番(タイム@3’18A3’53B2’12)、第35番(同@6’20A7(09B3’20C4’21)、第39番(同@11’46A9’44B4’11C7’50)の三曲を1984年、テイトが41歳の時の録音であります。先の協奏曲バックサポートから交響曲指揮の前面に替わっての印象は少し私には違っていました。勿論演奏自体は穏やかな自然体で派手な処は一切なく透き通る様な内声部にもちょっとした知性を感じさせてくれます。軽めの曲である第32番では中間楽章の情緒と最終楽章の〆辺りのスローダウンが印象的です。第35番の第1楽章は大層な構えをせずゆっくりしたペース。中ほどはロマンチックな面を見せ〆はテイト常套的にスピードを落します。このアプローチは最終楽章でも同様でこの二つの楽章からでももう少し「勢い」も欲しいとは思いました。大曲第39番でも第1楽章の滑らかさが特徴的・・・スケール感とかダイナミックさは他の演奏に求めるべきなのでしょう。その代わりその美しさ・・・特に弦の美しさは第3楽章で満喫出来ましょう。とにかく全体ハッタリのない演奏各曲で聴き飽きはしないでしょう。体にハンディを抱えながら活動して来た努力の人・テイトももうすぐ70歳なのですね・・・・。大事にしておきたい素晴らしい演奏には違いありません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  24/March/2010

    テイトの音楽は暗くなく、徹頭徹尾「健康な魅力」にあふれている。これは実際健康そのものなアーティストであれば成し得なかった偉業かもしれないが、明るいばかりでは芸術的深みに欠けるという欠点も禁じえないのが皮肉だ。そういう意味で、私はテイトの音楽を好んで聴くことはまずない。 しかし、ここに聴ける3曲は、音楽そのものに深みが無く、曲想そのものがテイトの芸風にピッタリ一致しているという点で、私が★5つと評せる唯一のテイトCDとなっている。

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