Georges Pretre : The Symphonic Recordings (17CD)
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音楽大好き | 東京都 | 不明 | 10/January/2021
プレートルは知名度はあったが、個人としては関心がなかったので、持っていたCDはカラス主演のオペラ、カルメン(EMI盤)のみでした。今回初めて聴いてみようかなと思ったのは、まずは17CD3090円とコストパフォーマンスがすばらしいこと、また興味をそそる演目だったからでした。実際聴いてみるととてもいい演奏がたくさんあります。フランスの作曲家といえば、サンサーンス、フォーレ、ドビュッシー、ラベル等が有名ですが、プーランクやミヨー 、ダンディといった知名度はあっても聴く機会の少ない作曲家のいい作品に出合えたのはうれしい限りです。サンサーンスの交響曲も第1番、第2番は初めて聴きましたが、18歳で作曲したという第1番はなかなかいいです。それとフランスの名ヴァイオリニスト、クリスティアン・フェラスとのベルクのヴァイオリン協奏曲と室内協奏曲のCDもいいですね。ただ、エラートは録音がちょっと不満なんですけど。2 people agree with this review
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京都のタケさん | 京都府 | 不明 | 05/January/2017
先ごろ亡くなったプレートルのお買い得ボックスセット。 ’60〜’70年代のEM Iへの録音と、その後の、エラート、ワーナーへの録音が収録されています。 オーケストラは、フランスは中心でも、独墺系、ロシア、チェコ、アメリカの作曲家のものも収録され、それぞれ、完成度が高く、壮年期から、第一級の指揮者だったことが、うかがえます。 作曲家から、お気に入りに指名された、プーランクを含むフランス近代は、さすがの高水準。 「フランスのエスプリ」シリーズで、リリースされたカスティヨンのピアノ協奏曲などというレアな曲もあり、プレートルの魅力をてっとり早く知るのには格好のセットでしょう。 ただ、音質は、普通の、デジタル・マスタリングなので、単売のアルバムの方が、いい音のものがあります。8 people agree with this review
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saitaman | 埼玉県 | 不明 | 12/November/2016
プレートルは昔、パリ管の来日公演に行って聴いたことがある。このボックスには、プーランク、ミョー、デュティユー近現代のフランスものを中心に、ガーシュウィン、チャイコフスキーダンディ、ボロディン、ドボルザークの新世界、ベルクと、多彩な作品の演奏が収められている。表情豊かで物語性のある演奏が多い。カスティヨンの曲は初めて聴いたが、親しみやすくて掘り出しものだった。ランドスキもこのボックスで初めて聞いたが、交響曲第4番など悪くない。サン=サーンスのオルガン付きは1960年代と90年代の2つの録音があるが、どちらも特徴があって良かった。最後のフランス小品集も悪くない。11 people agree with this review
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