Brahms Symphony No.2, weber Oberon overture : Mravinsky / Leningrad Philharmonic (1978 Vienna)(Single Layer)
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classic | 茨城県 | 不明 | 30/July/2021
指揮者もオーケストラも、彼らにとって異国の地で燃えに燃え、一回限りのライヴの熱気がスピーカーを通して伝わってきます。強さがまず際立つ演奏で、振幅の広い、繊細で冷徹なイメージだった大指揮者ムラヴィンスキーの別の一面を見る思いがします。第一楽章の、何の揺るぎもないリズムの刻みとティンパニの打ち込み、押し寄せる波がいつまでも続く中間楽章、フィナーレのこれでもかと畳みかけて来る最高のクライマックス、どの部分をとってもブラームスの2番では一番の名演です。日本でのライヴ録音もCD化されていますが、こちらの方が音質も演奏も優れているように感じられます。「オベロン」序曲は、フルトヴェングラーの名演もありますが、フルトヴェングラーの熱気に一番近いものがあります。0 people agree with this review
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森林浴 | 京都府 | 不明 | 25/June/2021
ムラヴィンスキーの2番は、楽友協会大ホールのLP(御大がオケの右後方に向け左手でキューを出しているジャケット)がまず市場に出て、その後、レニングラードの大ホールの本拠地版がCDでリリースされていた。いずれも、即時入手。確かに後者は、収音マイクの分解度・距離感はより奏者に近い。また、巡航速度は楽友協会よりも遅く、細部の描出には適している。しかし、ホール残響も合わせた演奏の総合的効果として、楽友協会ライヴはレニングラード版をはるかに凌駕する。ウイーンでBrahms、Schubertを披露するからには、この奏者たちの絶頂期といってよいのだろう。緩徐楽章の琴線の緊張感、終楽章の疲れを知らぬ硬質の推進力とコーダの突進は、まさに、戦闘態勢のムラヴィン=LPOそのものである。ロジェベンとのPROMSでのプロコフィエフ5番、ロンドン録音のチャイコフスキー後期群、ウイーン芸術週間でのオイストラフとのショスタコ協奏曲、そしてこの録音と、このオケの対外試合での異常な程の集中力と表現力にはただただ脱帽するのみである。コーダ終末でのティンパニ連打は、他のあらゆる演奏を喝破する。0 people agree with this review
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ROYCE | 神奈川県 | 不明 | 22/September/2015
1997年にビクターから出たCDを持っているが、今回のSACD化によって鮮度が高まり、ビクター盤よりも解像度が高い生々しい音で聞けるようになったのはありがたい。細部の明晰さよりも全体の溶け合いを重視した傾向がある録音だが、ビクター盤がホールの後方席で聞いているようなまろやかな音質だとすると、SACDはより舞台に近い席に移動して聞いたような印象といえようか。ベールを1枚取ったような鮮明さを感じる。0 people agree with this review
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クラシック大好き | 埼玉県 | 不明 | 02/May/2014
これほど寂寥感と透明感を持ったブラームスの2番は初めてです。 音質が良くなって感じられるようになりましたよ。最高です。1 people agree with this review
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