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Beethoven (1770-1827)

SACD Missa Solemnis : Klemperer / New Philharmonia (1965, 1967)(Hybrid)

Missa Solemnis : Klemperer / New Philharmonia (1965, 1967)(Hybrid)

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  • ★★★★★ 

    LFA  |  千葉県  |  不明  |  02/March/2021

    昨年のベートーベン250周年のTV番組で、好きな曲ベスト10に入らなかった曲ですが、私はベートーベンの最高傑作であると思っています。フルトヴェングラーが若い時に何回か演奏し、後の演奏を断念した曲です。クレンペラーのこの演奏は、他の追随を得ない演奏で、SACD化されちょっと音質が向上したと思います。願わくは再リマスタリングをお願いしたいと思います。

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  • ★★★☆☆ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  20/July/2020

    世評は高い演奏なのですが、この時期のEMI録音のレベルはDG・DECCAと比べると残念ながら、、、、と言ったところが本音の感想でした。 それでも、緊張感・充実感は十分楽しめるCDです。20世紀半ばのドイツ・オーストリアの伝統演奏様式を聴くにはベーム・ウイーン(録音では、晴かにこのCDを凌駕しています)に次ぐものだと思います。

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  • ★★★★☆ 

    HQ  |  愛知県  |  不明  |  07/October/2017

    必聴の一枚です。 欲を言えば、合唱にもう少しクリアさを求めたいアルバムです。 しかし、演奏の完成度の高さは十分に伝わってきます。特にソリスト4人による合唱が美しいこと、「Sanctus」でのバイオリンソロが比較的しっかりしていて歌声とのバランスが良いことです。荘厳ミサ曲のなかで一、二番を争う演奏だと思います。この演奏を聴いて、荘厳ミサ曲がベートーヴェンの最高傑作であることを確信しました。 以上、『荘厳ミサ クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団&合唱団』(Warner Original Jackets No:2435675462 2015年04月21日発売)について記しておきます

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  • ★★★☆☆ 

    ROYCE  |  神奈川県  |  不明  |  10/September/2016

    SACD盤の音質は残念ながら期待外れだった。ピーク時の歪がそのまま残っているし、音源の古さは通常のCDと大差ない印象を受ける。EMI音源に関してはSACDによる恩恵はあまり期待しない方がよさそうだ。

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  • ★★★★★ 

    o.k.  |  東京都  |  不明  |  03/August/2014

    7月5日、初台のホールで渋谷混声合唱団のコンサートを聴いた。 恥ずかしながら、ミサソレムニス初めての生演奏体験。 素晴らしかった。 ミサソレムニスは難解で、CDでも名演は少ないと言う人が少なくない。 合唱団のメンバー(アマチュア)もご苦労があっただろう。 コンサートを聴いてあらためて強く感じたのは、音楽は上手い下手ではない、大切なのは気持ちであるということ。 「心より出て、心に入らんことを」 クレンペラーは、過度の演出や音の(一般的な)美しさに対する拘りが極めて少ない と実演を聴いた評論家や一緒に仕事をしたレッグに言われていた。 特に、本曲はその側面が現れるのではないか。 名演のCDが少ないとすれば、本質を衝かず、余計なことに囚われてしまうからではないか。 と、考えてしまう。 渋谷混声合唱団の指導者の水野氏は、合唱団のメンバーに対して、コンサートの1年前からクレンペラーのCDを聴くように勧めていたらしい。 「心より出て、心に入らんことを」 本曲はこの意味に真正面から対峙する必要に迫られる。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  25/April/2014

    クレンペラ―、フィルハーモニア管が、今もイギリスで熱く語られ、高い評価を受ける一時代を築いた事を、如実に物語る1枚。「第九」、数々のベートーヴェンも凄いが、これ程に、圧倒され、理も情念、籠められた演奏は、希。テンシュテットが亡くなって以降、ロンドンのオーケストラが、こんなに迫真、壮大重厚な演奏をする事は、悲しい事に、もう、あり得ないのではないか、とさえ、思ってしまう。ジュリーニの暖かい歌のある演奏も懐かしくなってしまった。サロネンに、期待はするが、全く違うものになるだろう。時代が、こんな演奏を許さない、求められない。スマート なものに、なってしまうだろう。いっそ、ミサなら、ロックもブルースも、コミュニティ、役者も必要なバーンスタインの作品の方が、似合うのか。オルソップが、ロンドンで取り上げ、ボルティモア響と録音した20世紀の大作、ネゼ・セガンは、’15年、フィラデルフィアで、取り上げる。

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  • ★★★★★ 

    mayamaya  |  兵庫県  |  不明  |  11/March/2013

    これを書いている2013年3月11日は、東日本大震災の2年目と なる。 震災でお亡くなりになられた方々の、御冥福を心からお祈り致します。 僕自身も阪神大震災で家が倒壊し、親族を亡くし、2ヶ月以上小学校 の体育館で避難生活を余儀なくされた経験があるので・・・ 僕は、大災害のあった日は、必ずレクイエムを聴く。哀悼の気持ちを 込めて・・・ ベートーヴェンのミサ・ソレムニスは名曲なのに録音が少ない曲だ。 その少ない録音の中にあって、クレンペラーは最高の演奏だ。 決して美しい演奏でもないし、技巧的にも上手な演奏ともいえない かもしれないが、聴き終えた後の感動は絶大である。 これはクレンペラー自身が、何度も死を乗り越えてきたからこそ、 達し得る境地なのかもしれない。 感動とともに、将来への希望を与えてくれる演奏である。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  03/January/2013

    ミサ・ソレムニスは交響曲第9番と並ぶベートーヴェンの最高傑作であるが、交響曲第9番には若干の親しみやすさがあるのに対して、晦渋な箇所も多く、容易には聴き手を寄せ付けないような峻厳さがあると言えるだろう。したがって、生半可な指揮では、名演など到底望むべくもないと考えられる。同曲には、クレンペラーのほか、ワルターやトスカニーニ、そしてカラヤンやバーンスタインなどの名演も存在しているが、クレンペラーによる本演奏こそは、同曲のあらゆる名演に冠絶する至高の超名演と高く評価したい。なお、クレンペラーは、その芸風が同曲と符号しているせいか、同曲の録音を本演奏のほか、ウィーン響(1951年)、ケルン放送響(1955年ライヴ)及びフィルハーモニア管(1963年ライヴ)との演奏の4種類遺しているが、音質面などを総合的に考慮すれば、本演奏の優位は動かないものと考える。クレンペラーは悠揚迫らぬテンポを基調にして、曲想を精緻に真摯に、そして重厚に描き出している。そして、ここぞと言うときの強靭な迫力は、我々聴き手の度肝を抜くのに十分な圧倒的な迫力を誇っていると言える。演奏全体の様相としては、奇を衒うことは薬にしたくもなく、飾り気などまるでない演奏であり、質実剛健そのものの演奏と言っても過言ではあるまい。もっとも、同曲の壮麗さは見事なまでに描出されており、その仰ぎ見るような威容は、聴き手の居住まいを正さずにはいられないほどである。かかる格調が高く、なおかつ堅固な造型の中にもスケールの雄渾さを兼ね備えた彫の深い演奏は、巨匠クレンペラーだけに可能な圧巻の至芸と言えるところであり、その音楽は、神々しささえ感じさせるほどの崇高さを湛えているとさえ言える。例によって、木管楽器の活かし方もクレンペラーならではのものであるが、それが演奏に独特の豊かなニュアンスを付加するのに大きく貢献している点も忘れてはならない。独唱陣も素晴らしい歌唱を披露しており、クレンペラーの確かな統率の下、最高のパフォーマンスを行っているニュー・フィルハーモニア管弦楽団及び同合唱団に対しても大きな拍手を送りたいと考える。音質は、従来CD盤では高音域が若干歪むのが大いに問題であり、これは同時期のEMIの大編成の合唱曲の録音に多く見られる由々しき傾向であると言えるところだ(例えば、ジュリーニがフィルハーモニア管弦楽団ほかを指揮してスタジオ録音を行ったヴェルディのレクイエムなど)。したがって、その後リマスタリングされた従来CD盤を聴いても、その不満が解消されることは殆どなかったが、先般、待望のハイブリッドSACD化が行われることによって、更に見違えるような鮮明な音質に生まれ変わったところである。そして、今般のシングルレイヤーによるSACD盤は、当該ハイブリッドSACD盤をはるかに凌駕していると評しても過言ではあるまい。音質の鮮明さ、音場の幅広さ、そして音圧のいずれをとっても一級品の仕上がりであり、あらためてシングルレイヤーによるSACD盤の潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、クレンペラーによる至高の超名演を、超高音質であるシングルレイヤーによるSACD盤で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  30/November/2012

    自主運営になったニューフィルハーモニア管弦楽団との共演。オケが独墺系でないのがが惜しいが、虚飾を排しながら壮大な大伽藍を思わせる響きを創り上げている。音質は当時のEMIにしてはましなほうだ。60年代半ばを迎え、巨匠の演奏は決して速いわけでもないのに、なぜか1枚のCDに収まっているが、ぎりぎり収まる79分。テスタメントのライヴ盤は即興性が加わり、さらに凄い演奏になっている。

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  • ★★★★★ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  05/August/2012

    いかにもドイツの巨匠による気宇壮大な「ミサ・ソレムニス」。特に前半、クレドまでは大きく外へと広がってゆく開放感が、響きの重厚さを伴って、圧倒的な空間を築きます。見事な充実感で、素晴らしい演奏です。もちろん後半も悪いわけではありませんが、曲調のせいですかね、ほどほどといふくらいで、前半の印象が強く残ります。この演奏で特筆すべきは合唱のものすごさ。ウィルヘルム・ピッツ大先生の指導の成果著しく、この演奏の成功の大要因であります。オケも立派ですぜ。若干古めかしい音色がしますが(チャルメラ的オーボエ!)、なかなかにいい味でござんすねえ。クレンペラーの遺産としてこれは屈指の名演でしょう。あ、なお、独唱者も結構。録音も良好にて不満はありません。

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  • ★★★★★ 

    Maya  |  熊本県  |  不明  |  13/May/2012

    この曲を18歳のとき以来マズア、クレンペラー(当録音)、カラヤン(60年代)、ベーム(2種)、トスカニーニ、バーンスタイン、クーベリック、リヒター、シューリヒト、ワルター、アーノンクール、ジンマン、クラウス、そして最近のエッシェンバッハと聴いてきました。20歳のとき初めて聴いた当録音は、この曲を聴く上で私が求める重要な2点を兼ね備えていることで、いまなお最も信頼している録音です。まず第1に両翼配置のヴァイオリン群が同等に左右のスピーカーから聴こえること。この曲に限らずこれぐらいはっきり右から第2ヴァイオリンが聴こえないとこの配置で演奏する意味が薄れます。そして第2に、第4章のサンクトゥスで、冒頭の静謐さを破るのが合唱ではなく、ソプラノ独唱であることです。これが本来の作曲者の指定のはずですが、演奏効果からでしょうか、しばしば合唱で聞かされます。この指定を守っているのは私の記憶では他にシューリヒトとワルターぐらいですがこの両者では両翼配置のヴァイオリンを聴き取ることができません。とはいえ、このクレンペラー盤をもってしても最初からこの曲が「分かった」わけではありません。むしろ今なお不可解で、未踏な極地を感じさせます。そして実はそれゆえにこそいろいろな演奏で登頂を試みもしましたし、しばしば当盤に帰ってもくるわけです。ちなみにその際よくアドルノの「ベートーヴェンの晩年様式」という「詩」(一般には評論とされていますが私にはこれは詩としてしか理解できません。三光長治訳)を「地図」にします。「廃墟と、それを照らし出す光」という言葉を導きの糸としなければ、巌のはざまで遭難してしまうに違いない、これは恐ろしい音楽です。が、ここからしか見えない景色がたえず予感され、挑む心をかきたてます。なお、たとえCD1枚に収まる演奏でも、第3章クレドまでで一旦耳を休ませることをお奨めします。ヘッドホンで本気で向き合うなら、集中力、感受能力、体力的にあの「クレド」に続けてすぐ続きを聴くのは危険で無謀と思われます。

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  • ★★★★★ 

    KS  |  兵庫県  |  不明  |  05/May/2012

    今更ながら、クレンペラーがベートーベンの荘厳ミサの録音史上でいかに偉大な金字塔を打ち立てていたかについて驚くばかりです。これを聴くと、もはや何も聴く気がしないですね。特にサンクトゥスの壮麗な美しさといったら、他を寄せつけないですね。デジタルリマスターで音はLP時代と比べ格段に良くなって、もはや文句のつけどころがないです。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  20/March/2012

     名盤のドイツ・レクイエムはどちらかというと“精緻”な印象。対して,こちらのミサ・ソレムニスは“荘厳”。しかし“精緻”さが無視されていることは決してない。“精緻”“荘厳”が同居しているのだから,もう言うことはなしだろう。遠目に見て荘厳・壮観の日光東照宮陽明門。ところが,近づいてみるとその精緻な造り・装飾に圧倒される…まさにその感じ。ここまで精緻に作り上げ,荘厳さを感じさせてくれる演奏は他にはないし,恐らくこの先も現れないだろう。カラヤン盤は好きだし,バーンスタイン盤には他の指揮者の演奏にはない“温かさ”がある。だけど,「1枚を選べ」と言われたら,私は間違いなくこのクレンペラー盤を選ぶ。今回のSACD化で,その思いはますます強まった。

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  06/February/2012

    人類の至宝遂にヴェールを脱ぐ。この日が来ました。何たる音楽。クレンペラーの描いた全貌が手に取るように見える(聴こえる)。言葉で形容する虚しさを感じます。まずはお聴きあれ。ベートーヴェンのクレンペラーの最高傑作を。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  21/January/2012

    ミサ・ソレムニスは交響曲第9番と並ぶベートーヴェンの最高傑作であるが、交響曲第9番には若干の親しみやすさがあるのに対して、晦渋な箇所も多く、容易には聴き手を寄せ付けないような峻厳さがあると言えるだろう。したがって、生半可な指揮では、名演など到底望むべくもないと考えられる。同曲には、クレンペラーのほか、ワルターやトスカニーニ、そしてカラヤンやバーンスタインなどの名演も存在しているが、クレンペラーによる本演奏こそは、同曲のあらゆる名演に冠絶する至高の超名演と高く評価したい。なお、クレンペラーは、その芸風が同曲と符号しているせいか、同曲の録音を本演奏のほか、ウィーン響(1951年)、ケルン放送響(1955年ライヴ)及びフィルハーモニア管(1963年ライヴ)との演奏の4種類遺しているが、音質面などを総合的に考慮すれば、本演奏の優位は動かないものと考える。クレンペラーは悠揚迫らぬテンポを基調にして、曲想を精緻に真摯に、そして重厚に描き出している。そして、ここぞと言うときの強靭な迫力は、我々聴き手の度肝を抜くのに十分な圧倒的な迫力を誇っていると言える。演奏全体の様相としては、奇を衒うことは薬にしたくもなく、飾り気などまるでない演奏であり、質実剛健そのものの演奏と言っても過言ではあるまい。もっとも、同曲の壮麗さは見事なまでに描出されており、その仰ぎ見るような威容は、聴き手の居住まいを正さずにはいられないほどである。かかる格調が高く、なおかつ堅固な造型の中にもスケールの雄渾さを兼ね備えた彫の深い演奏は、巨匠クレンペラーだけに可能な圧巻の至芸と言えるところであり、その音楽は、神々しささえ感じさせるほどの崇高さを湛えているとさえ言える。例によって、木管楽器の活かし方もクレンペラーならではのものであるが、それが演奏に独特の豊かなニュアンスを付加するのに大きく貢献している点も忘れてはならない。独唱陣も素晴らしい歌唱を披露しており、クレンペラーの確かな統率の下、最高のパフォーマンスを行っているニュー・フィルハーモニア管弦楽団及び同合唱団に対しても大きな拍手を送りたいと考える。音質は、従来CD盤では高音域が若干歪むのが大いに問題であり、これは同時期のEMIの大編成の合唱曲の録音に多く見られる由々しき傾向であると言えるところだ(例えば、ジュリーニがフィルハーモニア管弦楽団ほかを指揮してスタジオ録音を行ったヴェルディのレクイエムなど)。したがって、その後リマスタリングされた従来CD盤を聴いても、その不満が解消されることは殆どなかったが、今般、発売されたSACD盤を聴いて大変驚いた。もちろん、最新録音のようにはいかず、音が歪む箇所も完全に解消されたわけではないが、SACD化が行われることによって、見違えるような鮮明な音質に生まれ変わったと言えるのではないだろうか。音質の鮮明さ、音場の幅広さ、そして音圧のいずれをとっても一級品の仕上がりであり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、クレンペラーによる至高の超名演を、SACDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

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