TOP > Music CD・DVD > Classical > Beethoven (1770-1827) > Beethoven Piano Concerto No.5, Mozart Concerto No.24 : Kempff(P)Yuzo Toyama / Rumpf / NHK So (1967, 65 Stereo)

Beethoven (1770-1827)

Hi Quality CD Beethoven Piano Concerto No.5, Mozart Concerto No.24 : Kempff(P)Yuzo Toyama / Rumpf / NHK So (1967, 65 Stereo)

Beethoven Piano Concerto No.5, Mozart Concerto No.24 : Kempff(P)Yuzo Toyama / Rumpf / NHK So (1967, 65 Stereo)

Customer Reviews

Do you want to write a review?

Write you own review

Showing 1 - 2 of 2 items

  • ★★★★☆ 

    Kej7hnk  |  埼玉県  |  不明  |  11/May/2014

    ブレンデルが「ケンプがケンプの演奏をしたとき、誰も彼にはかなわない」と言ったというが、ケンプもまたライブのピアニストであった。そう僕は思う。きっと晩年のレコーディングもいつか自分が歳を重ねて素晴らしいと思える日が来るのだろうが、今の僕には物足りない、何かぎこちなさを感じる時がある。そんなイメージを消し去ったこのモーツァルトの録音。昔から同録音をモノラル盤で聞いていたが、ステレオでしかも保存状態が良く、鮮明に音が捉えられているのが嬉しい。これからの愛聴盤になる。オケも日本のオケは思えないほどの名演だ。日本国内のみならず、世界に発信してほしいCDだ。カップリングのベートーヴェンも素晴らしい演奏。オーケストラが巨匠相手にシリゴミしているのか、冒頭ちょっとせわしない感じがするが、次第に名匠ケンプの力によって柔軟なコンチェルトへと変化していく。ただ、ベートーヴェンの方が録音は新しいが、テープの劣化か音質のダメージが散見されるのが残念。福井先生のノートも良き時代を思い起こさせる感動的な1枚に仕上がっている。今でもこういう時代が続いていたら。。そう思えてならない。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    しふら  |  神奈川県  |  不明  |  05/May/2014

    ライブ録音特有の生き生きした感じがたまらなく新鮮ですばらしい!!ステレオ録音だからか(帯?タグ?)にはモーツァルト24番を強調してあるが、私にはベートーヴェン5番が好ましく思える。ケンプ特有の美しい音色と軽やかさ。ベートーヴェン的な力強さ・重厚感。これらが類い稀なほどうまく結合した演奏だと思う。第1楽章の押してくる速めのテンポ。第3楽章の主題の力強い弾き方など、調子のいい時のケンプであろうと思わせる(実演では好・不調の波が大きかったケンプだった)。スケールの指さばきもお見事!のひと言。聴衆の拍手も入っているが、60年代のおとなしかった日本の聴衆にしては熱烈なものだ。嬉しくも、久々に何度も聴きたくなるCDにめぐり会った。 パンフレットには、ケンプが日本の聴衆に宛てたメッセージ、当時のプログラムに載った解説(藤田晴子氏、武蔵野音大学長・福井直弘氏)があり、ケンプと日本の聴衆の相思相愛ぶりが伝わってくる。当時の日本の人気ナンバーワンピアニストはケンプだったことがよく分かる。 なお、70年春の協奏曲全曲を録音したCDでもそうだったが、このCDにも誤記が散見される。ケンプファンとしてはNHKに猛省を促す。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1 - 2 of 2 items