Mendelsson Symphony No.4, Dvorak Symphony No.8, Brahms Symphony No.4, Academic Fest Overture : Previn / NHK Symphony Orchestra (1995)(2CD)
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 08/June/2014
これは傑作、良いアルバム。何たって曲目がいい。1枚目は旋律美際立つ二つのシンフォニー。2枚目はブラームス。手ごたえのある名曲ぞろいにて、大いに結構。そして演奏もすばらしい。「イタリア」はテンポも表情もいたずらにあおらず、落ち着いた佇まい。斬れ味よりも味わい重視。ドヴォルザークは歌の魅力満開で、大変ビューティフル。ブラームスはいわゆる「ドイツ風」で逞しさを持ちつつ、抒情味を活かしたこれも好演。ここではN響もしっかりした技量でプレヴィンさんの棒によく応えています。録音は優秀。但し、NHKホールにしては残響がややわざとらしい気もするんだけど、何か細工があるのかな。でも別に問題ではありません。このシリーズ中白眉ともいうべき傑作アルバム。8 people agree with this review
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うーつん | 東京都 | 不明 | 27/December/2013
実に良質なロマン派のシンフォニー集だ。これだけいい演奏と曲目が詰まったCDも良心的で好感が持てる。ブラームスもドヴォルザークもメンデルスゾーンのどの交響曲も楽団や指揮者の主張が無い。これは悪い意味でなく、作品そのものが表現されていると感じた。指揮者のリードや解釈がきちんと主張しているCDは当然良い。けれど「○○指揮の交響曲」でなく「◇◇が作曲した交響曲」としてきちんと愉しめるのも良い。この盤は後者の愉しみを満喫できる。これがプレヴィンの「らしさ」だと思った。個性や音に特長が無いなどとい揶揄されることもあるN響だが、プレヴィンとの共同作業によってその悪口を長所に変えているように思った。 メンデルスゾーンの伸びやかな南国への憧れの歌、ドヴォルザークの豊かな音で彩られた民族色豊かなメロディーと郷愁、ブラームスではことさら諦観をあらわにせず穏やかな晩年の歌が溢れている。発売され、私が購入したのが12月(2013年)だが、年末に穏やかな気持ちで聴くことができるCDだ。5 people agree with this review
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