TOP > Music CD・DVD > Classical > Rafael Kubelik 1948-1959 Recordings : Vienna Philharmonic, Chicago Symphony Orchestra, Royal Philharmonic, Philharmonia, etc (10CD)

CD Rafael Kubelik 1948-1959 Recordings : Vienna Philharmonic, Chicago Symphony Orchestra, Royal Philharmonic, Philharmonia, etc (10CD)

Rafael Kubelik 1948-1959 Recordings : Vienna Philharmonic, Chicago Symphony Orchestra, Royal Philharmonic, Philharmonia, etc (10CD)

Customer Reviews

  • ★★★★★ 
  • ★★★★☆ 
    (0 posts)
  • ★★★☆☆ 
    (0 posts)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 posts)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 posts)

Do you want to write a review?

Write you own review

Showing 1 - 4 of 4 items

  • ★★★★★ 

    エステ荘の噴水  |  岩手県  |  不明  |  19/June/2013

    1枚目のマーラーの5番はライブ録音で、聴いて音質に不安を持ってしまいましたが、他のセッション録音はいずれも良好。とりわけCSOを使っているMercury原盤はモノーラルのハンデもなく秀逸で迫力も十分です。肝心の演奏の方は、最近Universal系から追悼盤が発売されたサヴァリッシュと同じく、指揮者30代後半から10年ぐらいの演奏が中心で、ともにすっきりと見通しがよく違和感なく聴き通せます。これが「指揮者の年齢」のせいか「時代が新古典主義」のせいかはわかりませんが。ただ、クーベリックの方が、表現はストレートでも独自の主張が強そうで、その意味でも一層興味深く聴き続けられました。白眉は矢張り「我が祖国」でしょうか(HMVの収録曲一欄では『モルダウ』ですが全曲収録されています)。既に“完成”された演奏です。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  09/June/2013

    マーラーの1番やドヴォルザークの新世界、スメタナの我が祖国、バルトークのオケコンなどモノラル〜ステレオ初期LP時代のクーベリックのキャリアを代表する名盤を中心に、THARAなどから出ていたマーラー5番のライヴも加えている。10枚組では彼の壮年期の業績を網羅するには足りないが、これだけ安い値段で入手できるのは奇跡だ。DECCA、EMI、MARCURY、Spraphonなどレーベルも時期もまちまちだが、これから上り調子となる素直な造形と精力的な表現は共通だ。ソロモンとのブラームスが流麗で美しく、もっと広く聴かれて然るべきだ。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    アイル  |  岐阜県  |  不明  |  19/May/2013

    クーベリックの若い時代、40歳になる前の演奏がほとんどです。古い録音にしては音質に大きな不満はありません。クーベリックのその後や晩年の録音と較べるとタメの少ないすっきりした演奏ですが、わかりやすく見通しの良い演奏で好感が持てます。曲目も、良く考えられたというより、たまたまといった気がするのですが、楽しめる内容です。ソロモンとのブラームスの協奏曲は、こんなものが残されていたのか、といった感じですが、なかなか良い演奏でした。ソロモンはどの演奏も決して裏切られることがない大家だと思っていますが、独奏より協奏曲の方が面白いようです。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    ライエル  |  東京都  |  不明  |  11/April/2013

    このクーペリックのボックスは、シリーズ中でも、とくに優れたものだと思います。懸念された音質も、当時のものとしては非常にハイレベルなものと感じますが、そのことは特に、50年代初めシカゴ響のシェフであった頃の録音の見事さに現われています。マーキュリーの音の美しさは予想できましたが、EМI録音のクリアさは予想外でした。その点で、このボックス・シリーズのなかでも、ハスキルやリヒテルのそれと並ぶ、とても良い音質と言えるのではないてしょうか。   しかし、何より素晴らしいのは、クーペリックの音楽そのものです。大きな流れと切味鋭いリズムの躍動感、そしてメロディラインと内声部のはっとさせられるバランスなど、実に見事です。ウィーン・フィルとのマーラーやシカゴ響とのスメタナなど、その後のクーペリックの同曲の名盤と比して遜色ないばかりか、構成力やダイナミックスという点では、より優れた点も多々あるように感じます。なかなか入手できなかったクーペリックの50年代前後の録音が、こうして安価なボックスで聴くことができるのはありがたいです。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1 - 4 of 4 items