TOP > Music CD・DVD > Classical > Bach (1685-1750) > Mass in B Minor : Savall / Le Concert des Nations, La Capella Reial de Catalunya (2SACD)(Hybrid)(+2PAL-DVD)

Bach (1685-1750)

SACD Mass in B Minor : Savall / Le Concert des Nations, La Capella Reial de Catalunya (2SACD)(Hybrid)(+2PAL-DVD)

Mass in B Minor : Savall / Le Concert des Nations, La Capella Reial de Catalunya (2SACD)(Hybrid)(+2PAL-DVD)

Customer Reviews

Do you want to write a review?

Write you own review

Showing 1 - 5 of 5 items

  • ★★★☆☆ 

    けん  |  東京都  |  不明  |  28/February/2016

    演奏は文句なく素晴らしいんだけど…冒頭の2回目のキリエに歪みがある録音が残念すぎる

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    hirochan  |  東京都  |  不明  |  13/April/2013

    セットになっているDVDですが,PAL方式なのでダメかと思っていましたが,手元のプレーヤー(グリーンハウス/GH-PBD100及びパイオニア/DV-800AV)で再生できたのでびっくり。常識なのかもしれませんが,DV-800AVでHDMI経由5.1chマルチで再生できたので,何だかとても得をした感じです。素晴らしい演奏に加え,美しい映像(しかも,古楽器を実際に眼にできて楽しい)をたっぷり楽しみました。なお,BD/DVDレコーダー(パナソニック)ではダメでした。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  30/March/2013

     温かいバッハ…!リヒターの峻厳さ、レオンハルトの潔癖さ、そしてこのサヴァールの温かさ・癒し…『ロ短調ミサ』、この3つの他に何がいるだろう…とさえ思えてくる。  先にレビューされている方の仰る通り冒頭のキリエで、心を鷲掴みにされる。だけど、強烈な力でグイッと引き込むリヒターとは違う。いきなりバッハの時代にタイムスリップさせてくれるようなレオンハルトとも違う。掌で柔らかく、温かく、包み込んでくれるような感じ。バッハの大傑作であるということをさえ忘れさせてしまうほどの、真の癒しの音楽が鳴っている。豊かで美しい残響、どっしりとした低音なども幸福感を助長する。幸福な時間というのは過ぎるのが早い…あっという間のエンディング。ほんと、素晴らしいバッハ、素晴らしい音楽だ。これほどの幸福感を味わわせてくれたサヴァール始め、関わったスタッフに感謝したい。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  25/March/2013

    自分がJordi Savallの演奏を初めて聴いたのは、CDというものが発売され、バイト代の2ヶ月分をつぎ込んでCDプレーヤーを購入して初めて買ったHesperion XXの「ルネサンスのナポリ」で、Hesperion XXの驚異的な演奏と、故Monserat Figuerasの水晶のように透き通った声が、CDでそれこそ腰をぬかす程クリアに聴こえたものでした。以来30年、今やSavallはすっかり古楽演奏の大家であり、個人的にも現役演奏家の中で高い学識と音楽性を兼ね備えた稀有の存在であると思っています。ただ自分の乏しい知識では、J.S.Bachの声楽大曲の録音は少ないようで、Monteverdi/Vesproはあるものの、それ程目立った存在感を有する盤ではなく、この盤がどのようなものになるのか、正直若干半信半疑の想いでしたが、その想いはよい意味ではずれたと思います。これは、少し前のF.Bruggenの演奏と並んで、現代の最も高レベルのロ短調ミサの一つではないでしょうか。演奏形態は基本的に合唱使用ですが、BruggenやHereweggheと異なり、曲によってかなり使用方法は変えてあり、例えばCrucifixusやCredoの出だしなどは、完全にOVPPに準じる形の小編成で、かと思えば各曲の終結合唱やSanctusなどは、かなり器楽も含めて編成を大きくしてあるようです。ライナーノーツが手元に無いので、詳細は不明ですが、器楽の扱いも含めてSavallが、現在までのBach演奏に対する最新の研究をも、充分に取り入れた上で己の方針に基づいて、誰のまねでも無い、自分たち自身のロ短調ミサ演奏を主張しているのがよく判ります。そしてその演奏は、ライブであることも大きく影響しているでしょうが、厳格というよりは、相当にその場その場の音楽的感興の流れによって、臨機応変に生成させて行く自由なものと思います。もともとSavallという音楽家が、そのあまりに高く専門的な学識とは裏腹に、あくまで不世出の一ガンバ奏者であることを一瞬たりとも忘れさせない、非常に直感的な生きた音楽を生み出す存在であるからでしょうが、このロ短調ミサも、どこをとっても学究的な臭いがしない。もちろん、演奏の構築は入念な考察に基づいたものなのでしょうが、そこに出てきた音楽は有る意味、即興的とさえ感じられる程に隅々まで活き活きとしたものです。西洋多声音楽史上の最大の遺産であるこの大曲は、掘り下げれば掘り下げる程、その巨大な建築構造が浮かび上がってくるとてつもない作品と思いますが、Savallは一見そうした分析的アプローチとは見えなくても、長い長いルネサンス・バロック器楽の沃野を知り尽くした者だけが可能な、確かな洞察力を持って、この難曲の隅々に光を当て、適切なリズム、テンポ、フレージングそして器楽と声楽のバランスを我々に提示してくれます。その成果はまさに驚異以外の何物でもありません。多声的、構造的にこれを越えるロ短調ミサも存在するでしょうが、少なくとも自分が聴き得た限りで、ライブ録音で此れ程この曲の真の姿に迫り得た演奏は無いのではないかと思います。Jordi Savallの最も素晴らしい名演奏の一つとして、また最も優れたロ短調ミサの演奏として是非お薦めしたいですね。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    singet225  |  岐阜県  |  不明  |  10/March/2013

    サヴァールのロ短調ミサ。冒頭のKyrieから心を鷲掴みにされる程の美しく、そして熱い音が鳴る。正にこの演奏は、全体に祈りの境地が支配しているように感じられ、実に素晴らしい。ライブ録音故に、時折音程やアンサンブルには乱れはあるものの、楽曲ごとにコーラスの編成を使い分け説得力のある構築を行っている。例えばQui tollisやEt incarnatus等静かな楽曲をソリストのアンサンブルで静かに聴かせ、Cum sanctoやEt Resurrexitなどのテンポの速い楽曲はライブならではの躍動感が実に心地好い。それでいて、学術的にならずに、見事に人間味のある音楽に仕上がっているのは、やはりサヴァールと言う偉大な音楽家の成せる業であろう。ソリストの歌唱も総じて素晴らしいが、中でも日本人の櫻田亮氏が歌ったBenedictusはこの演奏の中でも一つのハイライトと呼べるほど、素晴らしい歌唱で圧倒的な感銘を受ける。ロ短調の数ある録音の中でも、筆者は最も素晴らしいものの一つだと思う。また、SACDのみならずライブ演奏のDVDとリハーサル・インタビュー映像のDVDが付いているのも嬉しい限り。

    5 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1 - 5 of 5 items