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Beethoven (1770-1827)

SACD Symphonies Nos.1, 3, 5, 7, 9 : Furtwangler / Vienna Philharmonic, Bayreuther Festspielhaus (3SACD)(Single Layer)

Symphonies Nos.1, 3, 5, 7, 9 : Furtwangler / Vienna Philharmonic, Bayreuther Festspielhaus (3SACD)(Single Layer)

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Showing 1 - 8 of 8 items

  • ★★★★★ 

    ROYCE  |  神奈川県  |  不明  |  16/February/2018

    ハイブリッド盤に続いてこちらも購入してしまった。全体にクリアさが増している。高音域の透明度の向上は相対的に中低音域の存在感を控えめに思わせる効果がある。その結果、全体的に肉付きがハイブリッドよりも若干細く、引き締まったスリムな音というイメージになっている。これをふくよかさが減少した固いと思う人もいるだろうし、明晰さが向上したと喜ぶ人もいるだろう。この違いは結構はっきりわかるので、ハイブリッド盤があれば十分ともいえない。フルトヴェングラーの録音に関しては様々なリマスター盤が登場しているわけで、マニアは結局それらを順番に買わされてしまうのだ。そういう人がシングルレイヤー盤を買って後悔することはないと思う。

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  • ★★★☆☆ 

    kuniko89  |  愛知県  |  不明  |  10/November/2013

     一言で、期待はずれ。1、3、5&7番は其れなりに良い音であるが、元々の録音が良いのだから当たりまえ。一番の問題は第9である。鮮明ではあるが、音が硬く優美さを損なっている。ハイブリッド盤のほうが聴きやすいし、以前のブライトクランク盤を手放すことは出来そうも無い。

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  • ★★★★★ 

    まっこ  |  千葉県  |  不明  |  12/February/2013

    某雑誌の広告に売り切れ間近かと書いてあったが本当かなあ。この演奏、内容は文句無いが、板おこし、リマスタリングなどあちこちの会社から何回も再発される。その都度手を出してしまうのは私だけ?特にバイロイトは何枚あることか。この音質とハイブリットを比べてこちらの方が若干分離が良く伸びがあるようだが普通のオーディオでは良くわからない。まあこの録音この辺で打ち止めでいいような気がする。それにしても中途半端なアルバムだ。常識的に考えれば第4、第6を加えて4枚セット12000円でしょうね。何セットプレスしたか知らないけどそう簡単には売り切れないような気がするけどなあ。ちなみに私は手が出てしまいましたけど。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  13/January/2013

    数年前にEMIがフルトヴェングラーの一連の録音のSACD化を行ったのは、フルトヴェングラーの偉大な指揮芸術を多くのクラシック音楽ファンにあらためて知らしめる意味においても、そして、昨今のSACDルネッサンスの起爆剤としても、大変大きな意義を有するものであった。そして、今般、EMIは、フルトヴェングラーの一連の録音の中でも特に圧倒的な支持を集めている、ベートーヴェンのいわゆる奇数番の交響曲を一括して、更に音質面でグレードアップしたシングルレイヤーによるSACD化を行ったのは、2012年のクラシック音楽界を締め括るに相応しい一大イベントとも言うべきものであると考えられる。先般のSACD化の際には、ベートーヴェンの偶数番の交響曲についても対象となっていたが、第2番については、もともとの音質が劣悪でSACD化を施しても大した改善に至らず、全集の体裁を整えるための穴埋め程度のものでしかない。第4番及び第6番は、一般的な意味での名演ではあるものの、前者はムラヴィンスキーやクライバー、後者はワルターやベームの演奏の方に軍配があがるのではないだろうか。第8番も、戦前のワインガルトナーやイセルシュテットの演奏、さらには、かなりのデフォルメが施されているがクナッパーツブッシュの名演なども存在しており、そちらの方にどうしても食指が動く。こうした点を勘案すれば、本セット盤こそは、フルトヴェングラーによるベートーヴェンの交響曲選集の決定盤と言っても過言ではあるまい。それにしても、音質は素晴らしい。先般発売されたハイブリッドSACD盤よりも更に高音質にあったことは間違いないと言えるだろう。特に、フルトヴェングラーの指揮芸術の生命線でもある低弦のうなるような重量感溢れる響きがかなり鮮明に再現されるようになったことは、極めて意義の大きいことと言わざるを得ない。交響曲第1番については、1954年の最晩年のライヴ録音盤がフルトヴェングラーの決定盤との評価もなされているが、音質面も含めて総合的に考慮すれば、本セット盤も十分に決定盤たりうる価値を有していると言える。交響曲第3番については、本演奏と1944年のいわゆるウラニア盤との優劣が長年に渡って論点になってきているが、今般のシングルレイヤーによるSACD化によって、ウラニア盤のSACD盤を明らかに上回る高音質になった現時点においては、本演奏の方を推薦したいという気持ちに傾かざるを得ない。確かに、本演奏にはウラニア盤にように夢中になって突き進むフルトヴェングラーは聴かれないが、音符の奥底に潜む内容を抉り出そうとする音楽的内容の深みにおいては、断然、本演奏の方に軍配があがることになる。とりわけ、スケールの雄大さには比類がないものがあり、そうしたフルトヴェングラーの崇高な指揮芸術をこのような高音質で聴けるのは何という幸せなことであろうか。交響曲第5番については、音場の拡がりと音圧が見事。先般、戦後の復帰コンサートの初日(1947年5月25日)の演奏がシングルレイヤーによるSACD化されたが、音質面においてはそもそも比較にならない。演奏内容も、その精神的な深みにおいては本演奏の方がはるかに凌駕しており、低弦のうなるような響きや金管楽器及び木管楽器の鮮明さが、フルトヴェングラーの解釈をより明瞭に浮かび上がらせることに繋がり、演奏内容に彫の深さが加わったことが何よりも大きいと言える。交響曲第7番については、1943年盤と本演奏が双璧の名演とされてきたが、今般のシングルレイヤーによるSACD化によって、音質面においては完全に勝負がついたと言える。楽曲の心眼に鋭く切り込んでいくような深みとドラマティックな表現をも兼ね合わせた、同曲演奏史上最高の名演であることは言うまでもないことである。交響曲第9番も素晴らしい高音質。人類の持つ至宝とも言うべき永遠の名演が、今般の高音質化によって、正に名実ともに歴史的な遺産となったと言っても過言ではあるまい。弦楽器のつややかな、そして金管楽器のブリリアントな響きは、ハイブリッドSACD盤以上の鮮明な高音質であるし、我々聴き手の肺腑を衝くようなティンパニの雷鳴のような轟きは、凄まじいまでの圧巻の迫力を誇っていると言える。独唱や合唱も、これ以上は求め得ないような鮮明さであり、オーケストラと見事に分離して聴こえるのには、あらためて大変驚いた。ホルンの音色がやや古いのは、今般のシングルレイヤーによるSACD盤でも改善されていないのは残念ではあるが、これは、録音年代の古さを考慮すれば、致し方がないと言えるのではないか。有名なエンディングについては、かつての従来CD盤で聴くと、フルトヴェングラーの夢中になって突き進むハイテンポにオーケストラがついていけず、それ故に音が団子状態になって聴こえていたが、本盤を聴くと、ハイブリッドSACD盤以上に、オーケストラはフルトヴェングラーの指揮に必死についていっており、アンサンブルもさほどは乱れていないことが明確によくわかった。ハイブリッドSACD盤のレビューにおいても記述したが、これは、正に世紀の大発見であり、交響曲第9番の肝の箇所だけに、SACD化による最大の功績とも言えるのではないだろうか。いずれにしても、本セット盤は、2012年のクラシック音楽界の掉尾を飾るに相応しいものであるとともに、歴史的な遺産とも評価し得る至高の名交響曲選集であると高く評価したいと考える。

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  • ★★★★★ 

    利己庵  |  東京都  |  不明  |  01/January/2013

    カップリング、価格、アートワークなど言いたいことは山ほどあれど、ハイブリッド盤を遥かに凌ぐこの音質を聴いてしまうと、もうこれでこの4曲(第7はそれほどではない)でのフルトヴェングラーへの旅は終わりだなと思う。最高です。 田園もシングルレイヤーが出たら結局買ってしまうのだろう。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  01/January/2013

     収められた演奏に関しては「今更…」というものばかり。やはり,争点は“音”と“値段”になってしまうのでしょうか…。先行してのハイブリッド盤の発売がなかったら(そして私がそれを買っていなかったら),もっと評価も上がるのでしょうが,「間髪入れず」と言ってもいいほどのシングルレイヤーの発売には,さすがに腹が立ちました…。それでもこれを買ってしまった私も私ですが…,少なくとも私の中でのEMIへの信頼は完全に失墜しました。そんな訳ですから,音に関して,どうしても憎まれ口を叩きたくなってしまうのをお許しいただきたいのですが,やはりこの値段に見合うだけの満足は得られませんでした。先のハイブリッドで十分。合唱などはハイブリッドの方がいいぐらい…。  ともかくフルトヴェングラーのベートーヴェンは技術の進歩云々で,あーだこーだするようなものではないってことを再確認。

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  • ★★☆☆☆ 

     |  岐阜県  |  不明  |  30/October/2012

    12000円というと、まだ、フルトヴェングラーのCDが出始めた頃、ブラームスの交響曲全集4枚組とトリスタンの4枚組がこの値段だったことを思い出す。思い切って買い、とっても大切に聞きまくった。それでも1枚あたり3000円。このSACDは1枚あたりなんと4000円だ。今後SACDの値段はどのように推移するのだろう、と思いながらも、今の値段はあまりにベラボーだなと思ってしまうのは私だけではないと思うが。

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  • ★★★★☆ 

    ドンナー  |  神奈川県  |  不明  |  30/October/2012

    ついにSACDシングル・レイヤー盤の発売ということで大きな期待がかかる。音質の優秀さ、演奏の素晴らしさを考えれば、ライヴ録音よりもはるかに確かなシングル・レイヤー盤にふさわしいソースだ。しかし、4番と「田園」がなぜ入っていないのか大いに疑問。フルトヴェングラーの演奏の特徴を最もよく伝える格好の名演なのに。価格が上がっても、これらを入れて4枚組にするのと、しないのとでは、購入意欲に大きな差が出るというものだ。発売前なので星の数は期待値だが、5つ星ではなく4つ星としたのは、このことが理由。まったく残念だ。ただ単に出せばよいのではなく、もう少しカップリングや、アルバムとしての価値についても配慮して、出していただきたい。

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