Orch.works / , Piano Concertos: Martinon / French National Radio O Paris.o Ciccolini(P)
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miklos | 埼玉県 | 不明 | 19/March/2021
マルティノンのドビュッシーはやや録音が古いことを除けば、今でも充分に名盤の一つと言っていいと思う。やや硬めの響きがドビュッシーの音楽と相性がいいと感じる。「海」や「子供の領分」は決定版といって良い出来栄えであるし、「夜想曲」や「牧神の午後への前奏曲」も甘すぎなくて良い。マルティノンと多くの名盤を残したフランス国立放送管弦楽団のアンサンブルのレベルも高い。 ラヴェルはパリ管弦楽団との共演だが、あまり録音状態が良いとはいえず、「ラ・ヴァルス」などで金管を中心にブオーという音が聞こえたり、アンサンブルが怪しいところがちらほら。デュトワと比較してしまうとちょっと厳しい。なんならラヴェルの作品集もフランス国立放送管弦楽団と録音してほしかった。0 people agree with this review
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segovia | 愛知県 | 不明 | 20/September/2015
マルティノンは初めて聴きました。得意といわれる曲集と思いますが、意外に大雑把な演奏だと感じましたが、さらに意外にも、そこに何かしら惹かれる魅力があるのも事実である。7 people agree with this review
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guinness | 神奈川県 | 不明 | 20/February/2015
たまに、ドビッシーは成功しているが、ラベルは駄目との評論を目にするが、いつも???である。両方とも極めて良い。8 people agree with this review
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楽山子 | 北海道 | 不明 | 05/May/2013
フランス音楽の粋を極めた名盤中の名盤がこの価格では買いとなるはずなんですが、気になるのは高音質が大好評のSACD盤ですね。価格が10倍と言ったって、CDが安すぎるだけで決して高くはないのですが、その10分の1の価格でこの演奏が手に入るとすれば…。マルティノンを聴いて音質の悪さがもどかしく、ブーレーズを聴いてマルティノンが懐かしくなる。SACD盤が評判通りの高音質ならこのループを断ち切ることができそうな気がしつつ、そういうループも楽しいじゃないかと思う自分もいるわけです。7 people agree with this review
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abbadondon | 栃木県 | 不明 | 29/April/2013
LP発売当初からドビュッシーだけは持っていたのだが、 レコ芸でマルティノンはドビュッシーは良いがラヴェルはダメ と書かれてて実はラヴェルに関しては聴いたことがない。 もちろん貧乏学生だったので買えなかったというのが本音。 8枚組で2千円以下というたたき売り価格だけで購入。 1枚あたり200円?! まだHMVから届いてないのだけど星5個の価値あり。4 people agree with this review
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カズニン | 東京都 | 不明 | 28/March/2013
ドビュッシーも悪くはありませんが、ラヴェルの方が演奏・録音ともに一味上です。オーケストラの違いによるものでしょうか?それにしてもお買い得なセットです。5 people agree with this review
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盤鬼hmv12 | 福岡県 | 不明 | 08/December/2012
オーディオ機器の再調整に伴い久々に引っ張り出して傾聴してみた。以前のBox-setでリマスターも’88年と’98年の同内容の代物、違うのは外箱と価格だけ、それにしても円高の御利益も加わってか随分と低額になったものだ。聴き終えた印象としては当時とあまり変わらぬ結果に終わった。演奏評価は満点なのだが相変わらず中低&低域が薄いのが唯一難点と云える。音質補正しようにもCDに情報が含まれていない、或いは極めて少ないだけに如何ともし難いもどかしさが残る。担当BEの技量と見通しの良い響きから鑑みても、元凶はオリジナル音源よりもリマスタリングの拙さに起因するものと思われる。近頃はラヴェルもドビュッシーもSACDで発売されているようだが、こと音質に不満な者には「其方を買え!」ということなのだろう、如何にもEMIらしい商魂だとボヤキたくもなる。確かに限界は有るが16bitCDにも改善の余地はまだまだ山積しているというのに…。DSD変換による最新リマスター、それもセンスの好いスタッフによる驚きの回答を期待しているが、此方の見通しは限りなく不透明というか暗いというに等しい。1 people agree with this review
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lightnin | 青森県 | 不明 | 11/November/2012
ラヴェルが好きなのでオーケストラの曲をまとめて…という気持ちで,しかもドビュッシーもあわせてこの廉価,欲に目が眩んで買ってしまいましたが,ラヴェルの方は思っていた以上に素晴らしい演奏で,印象派の音楽の水平的な広がりを十分感じさせてくれます。特にダフニスとクロエ,マ・メール・ロワは夢幻の境地へいざなってくれる素晴らしい演奏です。ドビュッシーの方はやや煽情的なミュンシュの方が私にはあっているのかとも思いましたが,マルティノンの繊細かつダイナミックな指揮もとても魅力的です。音もそんなに古さは感じません。この価格でこの中身ですから評価は5です。5 people agree with this review
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馬羅 | 愛知県 | 不明 | 14/October/2012
ドビュッシーは、手持ちの国内CDは、海で混変調を起こすわ、小組曲は音が鋭くて聞けたものではありませんでしたが、やっと、FMで初めて聴いたときと同じ柔らかい響きになって嬉しいです。ラヴェルは、手持ちの中古の仏パテ盤の瑞々しさには及びませんが、強奏での音の硬さがなく、一長一短といったところです。入手していない曲も多く、この値段で総て揃うなんて夢のようです。3 people agree with this review
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モーリス | 埼玉県 | 不明 | 06/October/2012
ドビュシーもラヴェルもLP発売当初から決定盤と謳われ多くの賞賛を得て来た名盤中の名盤である。中でもドビュシーは40年近く経った今も私に執ってベストです。しかし音質の古さは否めませんが今回のアルバムは、以前の物より良いと思いました。ラヴェルは、やはりエレガントなクリュイタンスの方が好きで奇才フランソワとの協奏曲も見事でした。何れにせよこの価格で音質向上とあれば購入損は無いと思います。0 people agree with this review
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遊悠音詩人 | 埼玉県 | 不明 | 19/September/2012
マルティノンのエスプリ溢れる名演が、廉価で手に入れられる喜び!往年のフランスのオーケストラの典雅な響きを堪能出来る名盤だけに、今日に至るまでに何度かリマスタリングを繰り返されている。筆者はGEMINI盤、ART盤、HS2088盤と本盤を聴いてきたが、本盤は最もフランス印象派的色彩が現れているといえる。GEMINI盤は高音域偏重の耳障りな音に変質しているし、ART盤は逆に重苦しい音である。HS2088盤は、某掲示板で散々にこき下ろされているOkazakiリマスターであり、特にボレロの後半は音割れの大乱舞となり、到底聴けたものではない。もっとも、本盤のリマスタリングも、ラヴェルが88年、ドビュッシーが98年に施工されたものであり、決して最新盤のようにはいかないし、時折、音場の不自然さを感じることもある。だが、他のリマスター盤と比べたら格段に安定している。それがこの破格値で手に入るのだから、マストバイだろう。7 people agree with this review
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manmansaru | 神奈川県 | 不明 | 14/September/2012
最近のEMI(France)は音はよいので期待しましたが、その面では当てが外れました。 (15年前、25年前のRemasterですもんね。) 演奏はノーブルでよいと思います。 これでもかこれでもかという廉価盤セットの発売はうれしい反面、法外な(私にとっては)価格のSACDもそうですが、特定層を狙い撃ちしているようでCD文化の衰退を感じないわけではありません。5 people agree with this review
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マッキー56 | 長野県 | 不明 | 30/August/2012
以前EMIさんで発売されたときもこの名盤がこんな価格で良いのかと思って直ぐ購入した。今度はその半額!CD滅亡の前ぶれか!10CDシリーズのドビュッシーの時も驚いたがいやはや悔しさと驚きでいっぱいだ。考えてみればバッハ全集CDが1枚80円のものもある時代だから良いのか?でも5★以外つけようのないセットだよなぁ。2 people agree with this review
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砂林 | 埼玉県 | 不明 | 25/August/2012
聴き馴染んできた名演中の名演。メートルが上がると抑制を忘れがちな熱血パリ管をラヴェルに、旧ORFをドビュッシーに充てたことも奏功している。 ラヴェルにクリュイタンス、パレ―など、ドビュッシーにブーレーズを挙げる人も多いだろうが、ヂュトワ/モントリオールと併せて、ラヴェル・ドビュッシー双方を抵抗なく聴かせてくれる人は案外少ない。唯一モントゥーが両者をもっと多く録音しなかったことが悔やまれる。このセットは8枚連続して聴いて全く飽きることを知らない。1 people agree with this review
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北の火薬庫 | 北海道 | 不明 | 25/August/2012
北の火薬庫(2004年02月19日)から移行しての再活です。その位、この全集が気に入っているからです。 「LP時代には買えなかった録音が、この値段で手に入ることに感謝(LP廉価盤一枚です)。そして、その誉れ高き音を聞けることに感謝。 マルティノンは、生前の評価が厳しく、評論家の的になっていた感じがありましたが、それは、彼が気になる演奏をしていたからなのでしょう。ブーレーズ以降の解析的な演奏とは異なる別の価値観なのだと思います。エスプリ(アベックとともに死語ですが)を感じさせるものとは、このような演奏をさすのではないでしょうか?オケがグローバルになった今、金管だけでない木管の艶やかさを併せ持つフランスオケの音の最後に収録ではないでょうか?」6 people agree with this review
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