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Stravinsky (1882-1971)

SACD Stravinsky Petrouchka, Bartok Miraculous Mandarin : Dohnanyi / Vienna Philharmonic (Single Layer)

Stravinsky Petrouchka, Bartok Miraculous Mandarin : Dohnanyi / Vienna Philharmonic (Single Layer)

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  • ★★★★★ 

    盤鬼hmv12  |  福岡県  |  不明  |  30/September/2012

    BE:C・Moorfoot氏による収録がなかなか好い。【ペトルーシュカ】の演奏は純音楽的でもなく、バックの踊り子たちへの配慮で設定したテンポという風でもなく、何か観客に紙芝居の絵を見せながら情感たっぷりに得々と話を読んで聞かせている、と云った風情がピタッと来る。命とも云える色彩感の表出が見事であり、次の【中国の〜】でもその効果は最大限に発揮されていると思えた。VPOの柔軟な反応には驚かされたが、この団体は指揮者との相性による出来・不出来が結構ハッキリするようだ。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  06/August/2012

     ウィーン・フィルほど色々に化けられるオケはないと思います。「馥郁たるウィーンの…」という言葉もよく見かけるようにウィーン・フィルの音も「馥郁たる…」というイメージをもちがちになってしまうかもしれないですが(かつての私),決して「馥郁たる…」だけのオケじゃない(ただ,ウィンナワルツに関しては世界最高の“馥郁”ぶり)。作品によって,指揮者によって,そして時々彼ら自信の気分によって(?),色々な姿を見せてくれる素晴らしいオケだと思います。正に“馥郁たる”響を満喫させてくれる時もあれば,シューリヒトとのブルックナーで聴かれる玲瓏さも,ショルティとのショスタコーヴィチやシノーポリとのシューマンで聴かせてくれる切れ味抜群のナイフのエッジのような鋭さも,晩年のバーンスタインとの温かさも…いずれも素晴らしい!  だから,先にレビューされておられる方が書かれている“潤いや温もり”は,ウィーン・フィルの特質というより,指揮を執るドホナーニが引き出したものだと,私は見たいです。そして,デジタル録音のための曲と言ってもいいだろうこの2作品を当時の最高レベルのアナログで録ったということも“潤いや温もり”の一因ではないかと思います。ただ,今まで私が聴いてきた演奏たちに比べ“潤いや温もり”が強く感じられるのは同感です。ひたすらシャープなドラティ,スコアの完璧な表現…とまで言いたくなるブーレーズ,…魅力的な演奏は多いですが,完全にその仲間入りです。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  40year  |  28/July/2012

    ドホナーニは、かつてのニキシュにはじまり、その後、多くの大指揮者を生み出したハンガリー人指揮者の系譜に連なる指揮者である。マゼールの後任として、かつてセルが世界一流のオーケストラに育て上げたクリーヴランド管弦楽団の首席指揮者に就任し、数々の名演を生み出したことは、今なお記憶に新しいところだ。もちろん、ドホナーニほどの指揮者だけに、ドホナーニはクリーヴランド管弦楽団以外のオーケストラとともに名演を遺している。本盤におさめられたウィーン・フィルとのスタジオ録音も、そうしたドホナーニによる貴重な名演であると言える。巷間、ドホナーニとウィーン・フィルの相性は必ずしも良くなかったと言われている。その理由は定かではないが、特に、ドイツ系の音楽を指揮する際には、ウィーン・フィルの楽員の反応が芳しくなかったようだ。さすがにショルティほどではないものの、ドホナーニの知的とも言うべきアプローチが、ウィーン・フィルの演奏志向と必ずしも一致しなかったということは容易に推測できるところである。しかしながら、本盤におさめられたストラヴィンスキーのバレエ音楽「ペトルーシュカ」のような、オーケストレーションの華麗さを売りにした楽曲や、いわゆるお国ものとも言うべきバルトークのパントマイム「中国の不思議な役人」のような楽曲においては、ドホナーニの知的なアプローチが、演奏全体を引き締まったものとするとともに、ウィーン・フィルの美質でもある美しい響きが演奏を冷徹なものに陥ることを避け、いい意味での潤いや温もりを付加するのに貢献するなど、正に、指揮者とオーケストラがそれぞれ足りないものを補い合った見事な名演を成し遂げるのに成功していると言えるのではないだろうか。もちろん、これらの楽曲には、他にも優れた名演はあまた存在していると言えるが、少なくとも、相性が今一つであったドホナーニとウィーン・フィルの息が統合した数少ない演奏の一つとして、本盤の両演奏は稀少な存在とも言えるところだ。さすがのプライドの高いウィーン・フィルの楽員も、ストラヴィンスキーやバルトークの楽曲の演奏に際しては、ドホナーニに余計な注文も付けなかったであろうし、逆に、ドホナーニも自信を持って演奏に臨んだことが窺い知れるところだ。いずれにしても、私としては、本盤の両曲の演奏は、ドホナーニがウィーン・フィルと行った演奏の中でも最も優れた名演として、高く評価したいと考える。本盤の演奏は、デジタルに切り替わる直前のアナログの末期の録音ではあるが、さすがは英デッカとも言うべき極めて鮮明で極上の高音質を誇っていると言える。そして、今般、ついに待望のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化がなされることによって、これ以上は求め得ないような圧倒的な高音質に進化したところだ。いずれにしても、ドホナーニ&ウィーン・フィルによる素晴らしい名演を、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CDという現在求め得る最高の音質で味わうことができることを大いに喜びたい。

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  • ★★★★★ 

    鈴木 浩充  |  東京都  |  不明  |  27/July/2012

    極北の深窓とは、鈴木浩充のことです。SACDになって、マンダリンの素晴らしさがフィーチャリングされてきた。こんな興奮させるにもかかわらず、かつ細かいところまでドホナーニ意志が徹底している。ウィーンフィルはさぞかし苦痛な演奏であったろうと思う。しかし、このパントマイムのドラマ性を最初に示したのがこの演奏ではないかと思う。ウィーンも最初のレパートリーで戸惑ったと思うが、ドホナーニが執拗に練習を強いることで、この金字塔は達成されたと思う。SACDの候補にこの組み合わせが選ばれたのも、理由のないことではないと思う。デッカの録音、ウィーンの音、ドホナーニの素晴らしい演奏、総合的に見たら、このCD(SACD)は最高の組み合わせだ。マンダリンはすごく難しい曲なんだと思います。これ以上の演奏が出ていないんだから。心から、ドホナーニ、そして弾きこなしたウィーンフィルに心から敬意を表します。

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  • ★★★★★ 

    あるオジサン  |  東京都某所  |  不明  |  13/April/2009

    最後のデッカ、最高のアナログ録音でしょう。デッカのHi−Fiの妙を最大限に聴くことのできる喜びとその後の悲しみを同時に味わわせる素晴らしい空間ですな。もう、こんな音像は聴くことができないのが、本当に悲しい限りです。ウィーン・フィルの最後の輝きでもあるのでしょうか?そういう意味では、録音というスタンスは、ありがたいものです。後世にこの音を伝えられない21世紀が残念でなりません。

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  • ★★★★★ 

    蒼琉  |  北海道  |  不明  |  23/October/2006

    これまで、デイヴィス&コンセツトヘボウの演奏が気に入って、そればかり聴いていたのだが、今回このCDを聞いてみてびっくりした。ドホナーニがこんな演奏を仕掛けるとは思わなかった。ウイーンフィルの音色が目当てで購入したが、これはとんだ掘り出し物である。何よりスピードと切れがある。割れたホルンの音色も私好みである。この演奏は、私的にペトルーシュカの最美演である。

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  • ★★★★☆ 

    いやみなぶらいあん  |  世田谷区  |  不明  |  03/October/2005

    私の記憶が確かなら(どこかで聞いたようなフレーズだ)この年のザルツブルグ音楽祭でこの曲を演奏し、NHK-FMで放送されいたく感心したものだった。バーンスタインのラフで闊達な演奏とブーレーズの 理知的で整理されたシャープな演奏を好んでいたのだが、このあまり有名でない演奏も侮りがたい。表現、アンサンブルが小気味良く軽やかで精密。少しアバドがLSOを振った感じ(全般的な意味で)にも似た感覚があるかもしれない。とてもいいと思う。

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  • ★★★★★ 

    極北の深窓  |  東京  |  不明  |  30/March/2005

     実に優れた演奏だ。ペトルーシュカが、これほど立体的に響いた例もないのではないか。もちろん、ドラマ性も十分。全体的にドホナーニとウィーンのテンションは高く、構造的でありながら、面白く聞ける内容になっている。私にとっては、このペトルーシュカは、最高の演奏である。

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