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Brahms (1833-1897)

SACD Late Piano Works : Kyoko Tabe

Late Piano Works : Kyoko Tabe

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  13/April/2016

    日本人でブラームスのこれらの作品をCDに刻み込める事の出来る稀有の人。否、唯一の人か。ロマンティックで深い。コンサートでもよく取り上げてくれるOp:118−2や117−1の美しさ、寂寥感と言ったら・・・。ポゴレリッチや、グールド、グリモ―さんや、ルプーの演奏に匹敵すると、思う。あまり取り上げられないピアノ版Op.18も、じっくりと弾き籠んだ演奏で、素晴らしい、嬉しい。北欧の詩的な作品を音楽を良く取り上げてくれるのも、有り難い。もちろん、メンデルスゾーンも、シューベルトも。そして、このブラームス。やっぱり、愛だ。

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    TOCHIPAPA  |  広島県  |  不明  |  24/March/2015

    このプログラムでの録音、いまどきなかなか作れないんじゃないかと思います。それだけこの田部京子という人、ブラームスの音楽への共感があるのでしょう。音楽への共感、というと何だか得体のしれない評論めいたものになってしまいますが、五線譜にしたがってピアノを弾いてみるとでてくるそのメロディから感じるままに、メロディーに寄り添った表現、強弱とかタッチとか、緩急とか、そういう物理的な動きのことですが、それをしてるんだなあって思いました。 プロですからたしかに楽譜も読みこむでしょうし、色んな研究もするかもしれませんけど、弾き手が音楽に共感してるから聴き手も共感できるんだな、と今さらながらそういうことを思ったりしました。 カルミナ四重奏団とのシューベルトやブラームスですっかり田部京子のファンになってしまっていたところへこのCDを見つけて一も二もなく買いましたが、やはりいいですね。田部京子のブラームス。 ただ・・・録音はどうなんでしょう。私のメインのステレオではSACD層でも「最高」という感じではなくて、安価なサブのステレオの方が抜けが良くていい感じでした。それでも二三十年前の映画の中で聴くような音、という印象があって、イエルク・デムスを思わせるようなレトロな感じも悪くないのですが、それを狙って録ったのだとしたらもったいないなと思います。録音も考慮すると★4つ半かなと悩ましいところです。

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  • ★★★★★ 

    トムキャット  |  東京都  |  不明  |  22/March/2014

    作品118-2を是非聴いてください。最初の2フレーズから音が心に染み透ってきて、思わず目頭がジワッときます。オピッツ、グールドしか聴いたことはないが、ブラームスの小品集の中では、田部さんがベストです。録音も素晴らしい。残響が適度にあってピアノの音に湿り気があり、ブラームスにぴったりです。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  01/January/2012

    クラシック音楽の世界には、この世のものとは思えないような至高の高みに達した名作というものが存在する。ロマン派のピアノ作品の中では、何よりもシューベルトの最晩年に作曲された最後の3つのソナタがそれに相当するものと思われるが、それに次ぐ作品は、諸説はあるとは思うが、ブラームスの最晩年のピアノ作品ということになるのではないだろうか。いかにもドイツ色濃厚で、重厚で分厚い作品を数多く作曲してきたブラームスとしても、最晩年のピアノ作品については、その後の十二音音楽や無調音楽に通じる必要最小限の音符による簡潔な書法をとるなど、これまでとは全く異なる作風を垣間見せていると言えるところであり、その神々しいとも言うべき深みは、前述のシューベルトによる最後の3つのソナタにも比肩し得るだけの崇高さを湛えていると言っても過言ではあるまい。これだけの至高の名作であるだけに、これまで数多くの有名ピアニストによって様々な名演が成し遂げられてきたところだ。個性的という意味では、グールドやアファナシエフによる演奏が名高いし、人生の諦観が色濃く漂うルービンシュタインによる懐の深い演奏もあった。また、千人に一人のリリシストと称されるルプーによる極上の美演も存在している。このような海千山千のピアニストによるあまたの名演の中で存在感を発揮するのは並大抵のことではないと考えられるが、田部京子による本演奏は、その存在感を如何なく発揮した素晴らしい名演を成し遂げたと言えるのではないだろうか。田部京子による本演奏は、何か特別な個性を施したり、はたまた聴き手を驚かせるような斬新な解釈を行っているというわけではない。むしろ、スコアに記された音符を誠実に音化しているというアプローチに徹していると言えるところであり、演奏全体としては極めてオーソドックスな演奏とも言えるだろう。とは言っても、音符の表層をなぞっただけの浅薄な演奏には陥っておらず、没個性的で凡庸な演奏などということも決してない。むしろ、徹底したスコアリーディングに基づいて、音符の背後にあるブラームスの最晩年の寂寥感に満ちた心の深層などにも鋭く切り込んでいくような彫の深さも十分に併せ持っていると言えるところであり、同曲に込められた奥行きの深い情感を音化するのに見事に成功していると言っても過言ではあるまい。いずれにしても本演奏は、同曲のすべてを完璧に音化し得るとともに、女流ピアニストならではのいい意味での繊細さを兼ね備えた素晴らしい名演と高く評価したいと考える。演奏全体に漂う格調の高さや高貴とも言うべき気品にも出色のものがあると言えるだろう。音質は、マルチチャンネル付きのSACDによる極上の高音質録音であり、田部京子による素晴らしい名演の価値をより一層高めるのに大きく貢献していることを忘れてはならない。

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  • ★★★★★ 

    bach  |  新潟県  |  不明  |  22/December/2011

    深き淵よりたちのぼる音

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