TOP > Music CD・DVD > Classical > Beethoven (1770-1827) > Complete Symphonies : Thielemann / Vienna Philharmonic (6Blu-spec CD)(+DVD)

Beethoven (1770-1827)

Blu-spec CD Complete Symphonies : Thielemann / Vienna Philharmonic (6Blu-spec CD)(+DVD)

Complete Symphonies : Thielemann / Vienna Philharmonic (6Blu-spec CD)(+DVD)

Customer Reviews

Do you want to write a review?

Write you own review

Showing 1 - 13 of 13 items

  • ★★★☆☆ 

    トロ  |  不明  |  不明  |  09/March/2021

    時代考証を重んじた演奏が主流となっている現代で、伝統的な重厚な演奏を聴かせてくれるこの指揮者の存在は貴重である。ただ、このような伝統的な解釈に軸足を置いた演奏だと、どうしても過去の巨匠達の演奏を聴くことを選んでしまうので、何度も愛聴する気にはならない。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    ハッチ  |  愛知県  |  不明  |  23/February/2021

    ラトルの後のベルリンフィルの後継と思っていたが外した。 ドイツものの正統派指揮者。 ワーグナーなどのリリースも含め、常に期待しているひとり。 ウィーンフィルとのベートーベン全集だが、 録音が素晴らしい。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    どぜう  |  東京都  |  不明  |  02/December/2013

    テンポの緩急を存分に活用したティーレマンの「工夫」は好き嫌いが分かれるだろう。フルトヴェングラーの二番煎じ的な言い方もできるのかも知れないが、ピリオド楽器による演奏が台頭し、書かれている楽譜に忠実に演奏することが最近のトレンドとなり、また、いろいろな伝達手段・媒体が並立している現在の聴衆に対して、より身近に分かりやすくベートーヴェンの楽曲の持つ魅力や情熱を伝える試みとしての「工夫」と捉えたい。テンポの緩急の箇所あるいは揺らし方それ自体に違和感はあったとしても(解釈が一定しなかったり、板についていないんじゃないか、と思しき箇所もあるにしても)、この演奏は、楽曲が持つ魅力を伝えてくれている。この指揮者はまだ50代。再び「全集」を上梓されることを心待ちにしたい。

    6 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    ゲゲゲアサ  |  神奈川県  |  不明  |  20/June/2012

    いまさら、CDなんてどうせならSACDで出して欲しかった。ティーレマンはカラヤン亡き後を引き継ぐ、ドイツを継承する指揮者として嘱望される存在である。「ベルリンドイツオペラ」で勉強したころの逸話を聞いたことがある。最初にベルリンフィルを指揮した時に、フルトベングラーのまね?をして、顰蹙をかった、というエピソードを持つがまぎれもなく、ドイツの伝統を持つ期待の指揮者である。

    4 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    tantris  |  山形県  |  不明  |  29/May/2012

    新作を発売しても基本的に過去の商品ほどには売れず、既出の全集に比べそれなりの違いや工夫を出さなければならず、記録として残る作品を供給する側に一層の難しさが感じられるこの頃。ティーレマンのCDもフィラデルフィアとのベートーヴェンに始まり「指輪」までもうずいぶん長らくおつきあいしてきましたが、なんとなく予定調和的な?「ケレン」の入れどころも見え見えになってきたかの感があります。退屈というか正直、馬鹿馬鹿しいきらいもあって、フルトヴェングラーなどの世代の演奏家が心血を注入した成果物としての作品を、楽員含め坊ちゃん面した連中が上っ面だけ撫でてドライヴしたふりしてもどうしようもないというのが、私のティーレマンのCDに対する基本的な印象になってます。作品集がでるたびにどうしても過去の全集との聞き比べをすることになり、それが購入の唯一の楽しみ=動機付けとなってしまっているわけですが、最近では本当に古いものほどありがたいとしみじみ痛感している次第です。VPOの全集ならシュミット=イッセルシュテットが圧倒的に素晴らしい。補足的にフルトヴェングラーやモントゥーのものがあれば幸せ。対して、こうした新録音はもはや過去の演奏の神々しさを証明するために、継続的に発売されるものに過ぎず、たまに期待以上の演奏にアレッとすることでもあれば、それで十分ありがたいとしなければならないのでしょうね。ただしラトルのものよりかは多少、小生好みでした。メジャーレーベルからあらためて、聞き比べの機会を提供いただいたことに感謝して星は4つ。

    5 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  05/April/2012

    21世紀初、ウィーンフィルが選んだ、業界が欲したベートーヴェン全集は、ドイツ本流を体現する、ティーレマンでした。小澤さんは、とうとう出せずじまい。残念です。しかも。映像が先。そんなに聴きたいとは思わはないけど、次は、メストでしょうか。その時は、配信のみとか。ムーティは、シカゴで、やっちまうのかな。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  23/February/2012

     どっしりとしたベートーヴェン,久しぶりに聴いた感じがします。ウィーン・フィルの音も,やはりいいなぁ…。アバドやラトルの時の音より気に入りました。“どっしり”が似合う曲は意外と多くて(特に独墺系),それらに対するティーレマン,凄く魅力的な音作りをする。ブルックナーの5番もよかったし,ワーグナーのオペラもいい,R.シュトラウスもよかったなぁ。とにかく落ち着いて聴ける。落ち着いてベートーヴェンの音楽に浸れる。ラトルの時の「次は何をやらかすんだろう…」ってのもいいけど…,やはり,落ち着いて聴けるのがいい。  ただ,往年の名指揮者の名演を耳にしてきているリスナーたちが相手だから,なかなか厳しいものもある…。どっしりと落ち着いているだけでは必聴盤!とはなれないのかも…。  それから,先にレビューされている方に一言言わせてください。他の指揮者たちのベートーヴェン,“軽妙浮薄”だとは思いません。そもそも“軽妙浮薄”なんていう四文字熟語は初めて見たのですが,恐らく“軽佻浮薄”とおっしゃりたいのでしょう。一生懸命仕事(自己表現)している人たちを,正しい言葉も使えずに,自信たっぷりに批判することこそ“軽佻浮薄”なのではないでしょうか。

    36 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  29/January/2012

    現代の世界の一流オーケストラは、英国系やイタリア系、ロシアを含めた北欧系の指揮者に席巻されていると言っても過言ではあるまい。ベームやカラヤンが全盛期を迎えた頃の独墺系の指揮者が大活躍をしていた時代とは隔世の感があると言ってもいいのではないだろうか。本年、大往生を遂げたザンデルリンクも2002年には指揮活動から引退しており、そのような状況の中で、指揮者として壮年期を迎えつつあるドイツ人指揮者ティーレマンにかけられた期待は極めて大きいものと言わざるを得ない。歌劇場でキャリアを積んできたという経歴も、独墺系の指揮者の伝統に根差したものであり、ティーレマンの今後の更なる発展を大いに期待したいと考える。ウィーン・フィルは、ベートーヴェンの交響曲全集をこれまでイセルシュテット(1965〜1969年)、ベーム(1970〜1972年)、バーンスタイン(1977〜1979年)、アバド(1985〜1988年)、ラトル(2002年)と録音をしてきているが、イセルシュテット、ベーム、バーンスタインは別格として、アバドやラトルは、ウィーン・フィルとの全集録音後ベルリン・フィルの芸術監督に就任しており、ウィーン・フィルのティーレマンに対する期待を感じさせるとともに、本全集は今後のティーレマンのキャリアアップに繋がる一大エポックメーキングと言えるのではないだろうか。演奏は、正に独墺系のかつての大指揮者によるベートーヴェンの交響曲の演奏の伝統に根差した重厚にしてシンフォニックなドイツ色の濃い演奏と言えるところだ。近年では、ピリオド楽器の活用や、現代楽器を使用した古楽器奏法などが、ベートーヴェンの交響曲の演奏様式の主流になりつつあるが、ティーレマンによる本演奏は、そうした軽妙浮薄な演奏への強烈なアンチテーゼとさえ言えるだろう。楽譜も、定番化しつつあるペンライター版ではなく、旧来のブライトコプフ版を使用するという徹底ぶりであり、将来を嘱望された独墺系の指揮者による意地の名演とさえ言えるところだ。ウィーン・フィルの各奏者も、ティーレマンの指揮に心から共感して渾身の名演奏を行っているようであり、近年の軽妙浮薄なベートーヴェンの交響曲演奏を苦々しく思っていた聴き手には、正に一服の清涼剤のように、懐かしき故郷に帰省したような気持ちになると言っても過言ではあるまい。いずれにしても、本盤におさめられた各交響曲の演奏は、決して古色蒼然ではなく、軽妙浮薄な風潮に毒されているが故に存在意義が極めて大きい、そして、むしろ新鮮ささえ感じさせる素晴らしい名演と高く評価したいと考える。音質は、Blu-spec-CD盤であり、十分に満足できる鮮明な高音質であると言える。したがって、本盤を聴く限りにおいては、何ら不満はないところであるが、ソニーは、何故にBlu-spec-CDに固執するのであろうか。ユニバーサルにしても、EMIにしても、そして一時はBlu-spec-CD盤に傾斜したコロンビアまでがSACD盤の発売に積極的になっている中で、依怙地になっているのではないかとさえ考えられるところだ。こうした批判が届いたからというわけではないだろうが、漸くソニーは、RCAの遺産ではあるが、ヴァントの過去の名演のSACD化を開始したところだ。いずれにしても、ソニーに対しては、パッケージメディアの活況を取り戻すためにも、恥も外聞もかなぐり捨てて、ヴァントの過去の名演にとどまらず、再びSACD盤の積極的な発売を開始することをこの場を借りて強く要望しておきたい。特に、いまだSACD化されていないワルターの数々の名演(例えば、マーラーの交響曲第1番、ベートーヴェンの交響曲第2番、シューベルトの交響曲「ザ・グレート」等)がSACD化されれば、クラシック音楽界の大きな話題になることは必定である。

    11 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    味噌勝権兵衛  |  愛知県  |  不明  |  19/January/2012

    昨年から発売日が何度も延期された輸入盤をやっと入手できたのだが、この装丁はいただけない。ボックスセットと思ってファクトリーシールを剥がしたところ、ジャケットイメージの真ん中のティーレマンの画像がある「9 SYMPHONIES」の色付き帯部分ごと取れてしまったのだ。そして、布地の表面が外箱と内箱の滑りを悪くさせて、中身が取り出し難いことこの上ない。さらには、「内箱」の中に6枚のCDが独立した袋又は紙ジャケのような形で入っているかと思いきや・・なんと!・・これはブック仕様で全て背表紙に綴られていた。個別のCDの取り出し難さもまた天下一品。「ONE TWO THREE ・・ 1 2 3 ・・ 」などの無機質な文字がやたらと目に付き、このパッケージングのデザイナーのセンスを大いに疑うところだ。CDのレーベル面には演奏者名さえ書かれていないのには呆れてしまった。もはや、こうなっては、とにかく個別のCDをこのヘンテコリンな装丁から独立させる以外に救い道がないものと思い、ジャケットイメージ画像を拝借して「9 SYMPHONIES」の文字列とSONY CLASSICALのレーベルロゴの間の隙間に個別CD収録の交響曲のナンバーと収録年月を追記して、SONY CLASSICALのロゴを本来のカラーバージョンに変更(貼付け)、ウィーン・フィル(以下WPhと記す)のロゴを「THILEMANN/BEETHOVEN」文字列右側白地部分に追加貼付け、ORFとUNITEL CLASSICAのロゴを「WIENER」文字列右側の白地部分に追加貼付けして統一ジャケットとし、ジャケット裏には、ウィーン楽友協会主催(一部定期公演)で行われたこの収録音源に関わる演奏会の公演の日付と全プログラムを書き込んで6枚のスリムケースに収めた。スリムケースなのでケース裏ジャケットは挟み込めないが、装丁の中に詳細があるので裏ジャケットを作る必要もない。 さて、肝心の音盤の「中身」だが、これは本当に見事なベートーヴェンだ。2010年11月に行われたパリ(シャンゼリゼ劇場)でのチクルスはRadio Franceの収録でNHK-FMでもオンエアされたが、演奏自体は素晴らしかったものの、やはりマイクアレンジやミキシング、そして何よりも結構ドライなホールの音響特性からか?・・WPhのヴァイオリンが鋭い響きと化すことがあったりした。しかしながら、本拠ゴールデンザールでのWPhは、ホールとWPhの響きを知り尽くしたORFによる収録のお陰か・・なんと!柔らかくも粘り強い・・そう、いつもFMで聴くWPhのサウンドだった。しかも、鮮度は当然増して、ダイナミクスもほぼリニアなのだろう。WPhの三種の神器(ホルン/オーボエ/ティンパニ)の響きもなかなかの魅力を撒き散らし、世界遺産?たるWPh独特のサウンドが活きていることは慶ばしい限りのことだ。ラトルがWPhで、アバドがBPhで古楽器奏法のブームにあやかって軽薄短小なベートーヴェンを録音してから、弦楽器奏者の足らない世界中の中小マイナー楽団が大喜びした時(これでトラを雇わなくてもよくなった?・・とか?)があったが、先ずはティーレマンがWPhの名誉挽回を成し遂げたのだ。ベートーヴェンのサウンドは、ハイドンやモーツァルトとは根本的に違う・・ということを、ORFのマイクはコントラバスがチェロのオクターブ下から独立したベートーヴェンの書いたスコアの意味を深遠に捉えている。ライブ録音だが、演奏前後の拍手は収録されていない。というよりも、見事に編集されている。5番など、パリ公演でも拍手の止まない中でタクトが振り下ろされていた。要するに拍手が被っていたのだが、多分ゲネプロまで録音されていて編集合成されたのだろう。ティーレマンさんも、ブルーレイ(映像作品)になることは承知していたものの、まさかCDになるとは思わなかったに違いない。指揮台に上がるやいなやタクトを振り下ろすパフォーマンスは、映像作品では刺激的なのだから。。オーディエンス・ノイズは演奏中も楽章間にも聞こえるが、これはこれで「ライブ録音」の証となって味がある。朝比奈隆&大阪フィルのベートーヴェンは生涯の宝だが、このティーレマン&WPhの組合せも長年願望の的だったこともあってか・・聴き込めば聴き込むほど「お宝」と化す可能性がでてきた。何年か後、じっくりとその重みを感じることができればいいと思う。

    6 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★☆☆ 

    アクア  |  神奈川県  |  不明  |  02/December/2011

    エロイカ、第9は名演。5番はまあまあ、いや普通かも。 他はそれ程でもない。6はあまり聞かないのでわからないが。 全体としてはテンポの変化、音の強弱の変化が特徴的で面白い。 甘美で優美、繊細なウィーン・フィルの音色が聴ける。 躍動感や迫力、デモーニッシュな表現はかなり控え目。 テンポが遅く安定感がある。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    たーさん  |  神奈川県  |  不明  |  30/November/2011

    ブルーレイディスクを買って聴いたが,期待に違わぬ名演だった(ただ第8番には「もう少し軽みがあれば」とは思った)。映像があるというのは大きな魅力には違いない。しかし,映像なしで聴いてみると演奏の姿と言うべきものがよりはっきりとしてくる場合があることに気づかされる。聴きたい曲にたどりつくのに少々手間はかかるがそれもやむなしで,わたし自身はこの聴き方が増えそうな気がしている。  CDの場合はこれまでの多くの例にならえば複数回の演奏会(少なくとも楽友協会では2回)の録音からの編集も行われているだろうし,拍手や楽章間の会場の音も取り除かれていると思われる。従って「生々しさはない」ということになろうが,演奏はヴィーン・フィルの美質に沿ったものでラトル指揮によるものとは全く別の魅力がある。音質に目立った差異があるのかどうか興味がないわけではないが,それは知人の誰かがこちらを買うかもしれないことに勝手に期待しよう。  ついでに。ブルーレイディスクについて書いた中で,「第9」を聴いた日づけを3月25日としたのは4月25日の誤りでした。訂正いたします。

    5 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    宇野珍会長  |  埼玉県  |  不明  |  19/October/2011

    DVDから音声を引っ張りipodに入れて愉しんでいたクチだが、その音響の素晴らしさには息を飲んだものだ。ウィーン・フィルが本気を出したときの、あの音だ。ベーム、晩年のサヴァリッシュ、たまにムーティのときに出す、質感のある柔らかくも張りのある美音だ。これがCDになってどこまで入るか、興味珍々だ。ただし立体感の乏しいソニーということで、ある意味戦々恐々ともいえよう。余談だがエグモント後の聴衆の反応には驚くばかり。

    8 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  30/September/2011

    ティーレマンといえばオペラ。(日本人はシンフォニー偏重だが。)バイロイトでの「リング」や、ザルツブルクにおける「影のない女」の超絶的な名演は記憶に新しい。この全集はVPOの魅力によるところが大きい。DDGに録音したPOとの5・7番は珍妙だったが、このヴィーン盤ではそれなりにサマになっている。ティーレマンとVPOのコンビは、現代のクラシック界を牽引していくだろうから、クラシックファンたるもの、当然聴くべきCDであろう。(今後廃れていくのが、おそらくピリオド系。)SONYに完全移籍して、ジャンジャン録音してほしいものである。特に「影のない女」のザルツブルクライブは、ティーレマンと音楽祭の一大記念碑であるから、早急にSACDで出してほしい。あの8月の祝祭大劇場はアツかった!ハイル、ティーレマン!(宇野先生はどう出るのか?楽しみ。)

    11 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1 - 13 of 13 items