TOP > Music CD・DVD > Classical > Mahler (1860-1911) > Symphony No, 3, : Honeck / Pittsburgh Symphony Orchestra, Pittsburgh Mendelssohn Choir, De Young, etc (2SACD)

Mahler (1860-1911)

SACD Symphony No, 3, : Honeck / Pittsburgh Symphony Orchestra, Pittsburgh Mendelssohn Choir, De Young, etc (2SACD)

Symphony No, 3, : Honeck / Pittsburgh Symphony Orchestra, Pittsburgh Mendelssohn Choir, De Young, etc (2SACD)

Customer Reviews

Do you want to write a review?

Write you own review

Showing 1 - 10 of 10 items

  • ★☆☆☆☆ 

    HMVの犬が好き  |  岐阜県  |  不明  |  08/September/2022

    絶賛の嵐の中ではあるが反対意見を書いておきたい。 正直なところ、どこが良い演奏なのかさっぱりわからない。第1楽章や終楽章で細部に拘っているのはわかる。しかしなぜバランスを崩してまで弱音にするのか。マーラーが精魂込めて描いたのは細部だけではない。全体の流れやディナーミクのバランスも同様に大事なはずである。ホーネックはそこが全く分かっていない。 細部と全体のバランスがとれている演奏とはハイティンク/ベルリンフィルのようなもののことを言うのだ。 終楽章の遅すぎる開始から、バランスを欠いてまで加速する頂点。更に第3楽章で遠すぎてほとんど聞こえないポストホルン、音程すら合わせられないデヤングのお粗末な歌唱。良いところは少ない演奏だと思う。 最後に、ピッツバーグ響が一流と書かないと我慢できない人が複数いるようだが、弦楽の精密さに比べ金管は駄目だと思いますよ。健闘はしているけど一流じゃあないでしょう。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    晴釣雨聴  |  大分県  |  不明  |  18/February/2012

    ホーネック指揮ピッツバーグ響のマーラーを何か1枚と思い、皆さんのレビューを参考にすべく目を通していましたが、心穏やかには読み難いレビューが目につきましたので投稿いたします。<つよしくん>氏の(ピッツバーグは一流とは言えない)という一節に対しての幾つかの非難反論についてですが、オーケストラが一流かどうかは、或る女性が美人かどうかというのと大差なく、人それぞれで、一流と思う人はその思うところを述べればよいのであって、殊更に敵意を含んで非難するには当たらないのではないでしょうか。ましてや、<つよしくん>氏が職業的音楽批評家なら兎も角,氏は一音楽愛好家なのです。又、自己と見解の異なる長々しいレビューだからといって排除しようとするのは行き過ぎではないでしょうか。因みに当方は<つよしくん>氏の特に共感者でもありませんし、アメリカのオーケストラについても、最近、カンサスシティ響のブリテンを聴いて、往年のビッグ5を凌がんばかりの実力を痛感したばかりです。

    26 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  06/February/2012

    私にとってのこの曲の最高の演奏は、今もってベルティーニの盤であります。そのベルティーニ盤が「行間で聴かせるマーラー第3番」だとすれば、このホーネック盤はその真逆の「音そのもので聴かせるマーラー第3番」です。ホーネック&ピッツバーグのコンビによる演奏は、とにかく上手い!ひたすら上手い!ただその上手さが、逆に没個性となってしまった演奏もあるような気がして、今までは至極残念でした。しかしこの第3番は例外的?に、随所に指揮者の自己主張が感じられ、例えば一度聴いてしまえば2度目にブラインドテストされても「あ、ホーネック盤!」と気づくことが出来そうです。この演奏を油絵に例えるならば「筆跡のタッチ」の面白さが、私にとっての最大の魅力となっております。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  15/January/2012

    私のような素人音楽愛好家にとっては、音楽的知識や専門用語を使ったレビューは困難極まりないことで、好きか嫌いか気に入ったか気に入らないかの程度のことしか申せませんが、そういう尺度から言わせていただいても、これは素晴らしい演奏だと申せましょう。元々この曲はmy favoriteであり、終楽章は私の告別式のBGMと決めておる次第ですから。また一つ名演が加わり、私としてはどれにするか贅沢な悩みが増えてしまいました。バーンスタイン(旧盤)に人目惚れして以来40年になります。幾多ある名演の中でも高く評価できる演奏だと私は思います。ピッツバーグは何十年か前、スタインバーグとの来日公演で感心した記憶があります。その後も実力派指揮者の元、名盤を多く輩出しております。新しいところではヤノフスキですか。いつか完成する全集が楽しみなコンビですね。

    7 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  14/November/2011

    私も先にレビューされた2名の方に賛成です。まだまだ“ブランド志向”を引きずった方もおられるのですね…。カラヤン&ベルリン・フィル,巨匠と呼ばれた指揮者たち&ウィーン・フィル,ショルティ&シカゴ響の時代は,もう終わっています。ドラティ&デトロイト響のストラヴィンスキーは一流だったし,デュトワ&モントリオールのラヴェルだって,ラトル&バーミンガム市響だって一流だった。数々の古楽団体だって一流と呼ぶに相応しい名演の数々を残してくれたし。特に,昨今はまさに“戦国時代”一流オケも二流オケもない。M.T.トーマスのマーラーなんて超のつく一流だし,ジンマンだって,そしてこのホーネック&ピッツバーグだって,まちがいなく“一流”だ。このアルバム,精緻な弦,朗々と鳴る金管,時に柔らか,時に刺激的な管…文句のつけようがない。それにしても,どこかで読んだことのある(当たり前の)内容を長々と書かれるのは,本当に辟易ですね…。

    24 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    大審問官  |  大阪府  |  不明  |  22/October/2011

    断定的な物言いでやたらレビューを投稿している方へ。 すでに指摘されている通り「一流とはいいがたい・・・」 とか、記載の文章も高音質だとか、ハーセスの弟子はうまい とか、すでにサイトや雑誌で知っている情報。 このサイト上でレビューを表示しない機能も付けるべきではないのか? もちろん、この投稿を快く思わない方のためにも。 しかし、いくところ、いくところで同じ方の同じような傾向の 断定的物言いが目に付くのは勘弁してもらいたい。

    32 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    Tai  |  UNITED STATES  |  不明  |  14/August/2011

    「必ずしも一流とはいえないピッツバーグ響」とは何をもとに判断されているのでしょうか。アメリカで最近聴かれたのでしょうか。

    30 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  12/July/2011

    ホーネックのマーラー。これまでの第1番と第4番については、私はよいレビューを書きませんでした。さて、今度は大作の第3番。これはすばらしい!立派な出来栄えです。今回もホーネックは、あれやこれやいじくりまわしているのですが、前2曲とは違って、今回は曲の方がびくともしない。なので全体のトーンが落ち着いた感じになっています。まず何と言っても第1楽章がすばらしい。冒頭から実に晴朗感に溢れていて、スコアの指示通り、力強い開始です。第2楽章以降が、録音ともども、弱音部に拘泥しすぎていささかひ弱になってしまったのは惜しいのですが、それでも全体の充実感はなかなかのもの。声楽陣はまあまあ。ピッツバーグ交響楽団ってえのはこんなに優秀な楽団だったんですかねえ!!感心することしきり。ホーネックのもと、士気が上がっているのでしょうか。別項で、スラトキン&デトロイト交響楽団についても同様に賛辞を呈しておいたのですが、ビッグ5(3だっけ?)以外の地方オケがいい仕事をしています。見事ですな。最高とまでは行きませんでしたが、今回の第3番、ホーネックさん、立派な成果です。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  12/June/2011

    本盤におさめられたマーラーの交響曲第3番の演奏は、ホーネック&ピッツバーク交響楽団によるマーラーチクルス第3弾である。このコンビは、既に交響曲第1番と第4番を録音しており、今後は残る大規模長大な交響曲の中でどれを一番最初に採り上げるのか興味深々であったが、第3番というマーラーの交響曲の中でも最も規模が大きい交響曲を手掛けたところに、このコンビの自信のほどを伺い知ることが可能だ。これまで録音された第1番や第4番においてホーネックが行ったアプローチは、マーラーが記した複雑なスコアを細部に至るまで精緻に描き出すというものであった。これはいかにもヴァイオリン奏者出身の指揮者ならではのものと言えるが、そうした精密とも言える演奏をエクストンによる極上の高音質録音が下支えし、第1番や第4番の演奏史上、最も精緻な美しさを誇る名演として高い評価を受けたのは記憶に新しい。今般は、第3番という長大な交響曲であり、果たしてこれまでと同様のアプローチを徹底させるのは困難ではないかと思ったところであるが、ホーネックはその困難を見事に克服してしまった。本演奏は、その精緻さといい、細部への拘りといい、おそらくはマーラーのスコアをこれほど精密に音化した例は同曲演奏史上はじめてと言えるのではないだろうか。もちろん、無機的でメカニックな演奏に陥っていないのは、第1番や第4番の場合と同様であり、どこをとっても情感の豊かさを失っていないのが素晴らしい。そして、随所において聴かれる優雅なレガートにも格調の高さをいささかも損なっていないのも見事であると言える。このような精緻なアプローチを徹底させるにはオーケストラの卓越した技量が必要となるが、必ずしも一流とは言い難いピッツバーク交響楽団が、本演奏では精度の高い圧巻の名演奏を繰り広げていると言える。これは、紛れもなくホーネックによる薫陶の賜物と言えるだろう。とりわけ、第1楽章におけるサリヴァンによるトロンボーンソロや、第3楽章のハーセスの直弟子であるヴォスバーグによるポストホルンは秀逸であり、抗し難い美しさを誇っていると言える。第4楽章におけるミシェル・デ・ヤングの歌唱も美しさの極みであるし、第5楽章におけるメンデルスゾーン合唱団やチルドレンズ・フェスティバル合唱団も最高のパフォーマンスと誇っていると言える。そして、第1番及び第4番でも話題となった名録音は、本盤においても健在である。若干、残響が多すぎるきらいがないわけではない(とりわけ第1楽章冒頭)が、エクストンが手掛けたSACDによる優秀録音は、圧巻の高音質を誇っており、ホーネックによる精緻な名演のグレードを更にアップさせるのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。なお、本盤のレビューとは直接の関係はないが、オクタヴィアに対して一言。今年に入ってから、オクタヴィアがSACD盤の発売に及び腰になりつつあるのが大いに気になるところだ。例えば、インバル&東京都響によるブルックナーの第6、ブラームスの第1、チャイコフスキーの第5などが通常盤で発売されるというのはいかがなものだろうか。私も含め、これらがSACDでないことで購入を諦めたクラシック音楽ファンが多いということをオクタヴィアは肝に銘じておくべきだ。最近では、ユニバーサルやEMI、そしてアルトゥスレーベルまでもがSACDの発売に積極的になりつつある中で、オクタヴィアのこのような消極姿勢はかかる良好な傾向に水を差すものとして大いに猛省を促しておきたいと考える。本盤のような良質な演奏を高音質SACDで販売するというオクタヴィアの基本方針に立ち返っていただくことをこの場を借りて強くお願いしておきたい。

    10 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  29/May/2011

    ヤンソンスとは対照的に好き嫌いが極端に分かれそうな演奏。かなりヴィブラートの強いキンキンしたトランペットの音色だけで、我慢のならない人が出てくるだろう。しかし、私は大いに感服した。映像付きの演奏では、ヤンソンスの所で挙げたエッシェンバッハ/パリ管とラトル/ベルリン・フィルが凄いが、音だけのCDでは、発売以来愛聴してきたティルソン・トーマス/サンフランシスコ響と肩を並べる出来と言っても過言ではない。レコード会社はホーネックが長らくVPOの団員であったという過去の経歴から「ウィーン風」という宣伝文句で売ろうとしているが、この演奏に「ウィーン風」なところがあるとは思えない。ホーネック/ピッツバーグ響はむしろ現代マーラー演奏の最前衛だ。第1楽章では冒頭主題が「夏の行進曲」に乗って展開され始める所(273小節)でのクラリネットの対位旋律の強調がまず印象的。行進曲を茶化すようなホルンのトリルの騒音効果も、かつてないほどの強烈さだ。 第4、第6楽章とのコントラストを強くしないように第5楽章の明るさを抑えているのも面白いし、終楽章では短調主題(私は「苦痛の主題」と呼ぶ)の最終変奏での急迫が凄まじい(ベルティーニを思い出した)。その後の金管合奏に始まるアダージョ主題最終変奏の少しも急がぬ、スケールの巨大さも圧巻だ。

    10 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1 - 10 of 10 items